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「優先順位のツボ」MAILMAGA
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私が提唱するタイムマネジメントの定義は「本当に大切なことに有限の時間をなるべく多く使う技術」です。技術(テクニック)ということは、九九と同じように学ぶことで誰にでもできるようになるものです。知らないことはできませんから。ともすれば忘れてしまうことですが、時間は有限です。
昨日の研修で総登壇回数は1,084回となりました。年末までに16回を予定しているので、ちょうど1,100回に到達します。私の場合、そのほとんどがリピートなのですが、いかにリピートにつなげるかということを意識するよりも、基本的なことをしっかりと積み重ねた結果だと考えています。
私は規律を重んじています。なので、いつ、何を、どれだけ行うのかを決めてから実行しています。自分で規律を作らなければ他人の規律に振り回されてしまうので、私はそれが嫌でタスクを管理し、朝から自分が決めたルーティンに従って動いています。しかしながら、一日がルーティンだけで終われば良いというものではありません。
昨日は少し気温が高かったこともあり、Tシャツと短パンで動いていました。非常に楽なのでリラックスして仕事ができます。さすがに午後の労働局訪問は着替えましたが、それでも上はポロシャツです。滅多にネクタイもしなくなりました。
私は3時55分起床と朝が早いこともあって、午後の自分にはそれほど期待していません。数値で測ったことはありませんが、起床後3時間程度がゴールデンタイムでお昼には枯渇してしまいます。なので、集中力が必要な重要タスクは午前中に配置し、強制的に集中力が上がる対面の仕事はなるべく午後に配置しています。
習慣の大きなメリットはほんの少しの時間であっても積み重ねることができ、やがて時間の長さを価値に変えられる点です。狙った行動を習慣にするためにはいくつか手法がありますが、今日は頻度について考えていきたいと思います。結論から言うと「毎日」やった方が習慣になるということです。
一説によると・・・、私たちの脳は案外キャパが少なく、期限間近なことが3つを超えると「ああ、忙しい」と考えるそうです。こうなると冷静な判断ができないので、逆に焦って効率が悪くなったりします。重要な決断は頭の中ではできません。必ず紙に書き出してから優先順位を考えるクセをつけましょう。
昨日行った大学での講義はとても盛り上がりました。おそらく初めての話だったはずですし、しかも来春に就職を控えた4年生にとって、自分の人生に大きく影響する内容だったので、皆さん真剣に聞いていただきました。
目標に向かって取るべきアクションを考える時に、何か1つのアイデアを思いついた段階で即行動に移して、それがうまくいく可能性は私たちが考えるほど高くありません。むしろ、それだけで目標達成するなんて、ほぼ不可能です。一方で、思いつく全てのことを実行する時間も無いので、そこから絞り込む必要があります。
このところウェルビーイング(Well Being)経営を標ぼうする会社が増えてきたのは、人手不足が深刻化してきた中で定着や新規採用が重要経営課題の1つになっているからです。このウェルビーイング経営とは、従業員が心身ともに健康で、仕事に熱意を持って安心安全に働ける職場環境を実現することです。
ウェルビーイング(Well Being)とは、心身ともに良好な状態にあることを意味する言葉です。幸福な状態とも言い換えられ、ここ最近、よく耳にするようになりました。それは、労働力人口が激減する中で、採用や定着の面からも職場環境の改善が最重要経営課題と位置付けられるようになったからです。
時間の使い方を意識するようになると、お金と一緒で時間も無駄に消費しないようになるものです。人によって価値観や基準は違うとは思いますが、皆さんにとっての無駄とは何でしょうか。ゆっくりと読書したいという方もいれば、その時間がモッタイナイので、速読やオーディオブックで一気に情報を頭に入れるという方もいるでしょう。
時間は有限。人生100年時代の今、私たちはともすれば当たり前のことを忘れてしまい、今日という大切な時間を無駄に使ってしまいます。人生には必ず終わりがあるということを知ってはいても実感できないことが原因なのでしょう。終わりが無ければ、優先順位なんて考える必要もありませんから。
時間の使い方が上手くなりたい。このような悩みを抱えている方は少なくないはずです。では、「時間の使い方が上手い」とはどういうことなのでしょうか。リストアップしたタスクが予定どおりに完了したことでしょうか。設定した目標が達成されたことでしょうか。
私が初めて就職した平成初期は、まだまだ終身雇用が当たり前という感覚の時代でした。今のように転職が当たり前ではないので、新卒で入社した百貨店を辞める時は、悩みに悩み、それこそ清水の舞台から飛び降りるような気持ちだったことを覚えています。
今日の仕事(タスク)をリストアップしていても、積み残しが発生することはあります。当然、先送りになるわけですが、終わらなかったということと始められなかったということは意味がまるで違います。
優先順位の考え方がわからないという方がいます。何を優先し、何を後回しにするのかわからなければ、常に締め切りに追われてしまいます。今日やるべきことよりも、来週でも問題ないことに意識が向けられてしまうからです。
今でこそ顧問契約はしていない私ですが、以前は顧問先で手続きやトラブルが発生すると、こちらから訪問をしていました。大分市内など近隣であれば移動時間は少なくて済みますが、少し遠方になると往復で2時間かかることもあります。今のようにオンラインミーティングや電子申請が無かった頃だったので、移動も仕事の内という認識でした。
8月末の台風接近に伴うスケジュール変更で「1人合宿」から始まった9月。2泊3日の県外出張もあり、バタバタした1か月を振り返ってみたいと思います。単なる備忘録なので、ご興味ない方はスルーしてくださいね。
私たちはどうしても急ぎの仕事に意識を奪われてしまいます。急ぎとは締め切りに近いという意味ですが、概ね他人との約束なので、締め切りを守れず他人の信頼を損なうことは避けたいという意識が働きます。行きたい未来につながる行動は、今日やったところで明日が変わるわけでもないので、先送りしてしまいます。