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理想や夢、目標なんて息苦しい、もっと楽に生きていたい。そういう方は少なくありません。確かにビジョン(理想)を作ると、現在地との間にギャップが生まれます。現在地からその理想まであまりにギャップがある時は苦しいものです。そんな苦しい想いをするのなら、そもそも理想なんて要らないという気持ちもわからなくもありません。
昨日は支援先のクリニックを訪問し、各スタッフさんが思い描く夢の実現のための考え方についてアドバイスをしていました。本当に夢は人それぞれ。他人の夢を聴くことで自分自身の視野が広がり、刺激を受けることもたくさんあります。
私のタイムマネジメントは、未来の理想像を作ることから始まります。これにより現在地とのギャップに苦しむ時もありますが、理想があるからこそ、その方向に向かってスタートを切れるわけです。無かったとしたらどこに向かうのかわからず、全ては運任せ。
私たちは誰でも無意識の思い込みを持っています。決して悪いことばかりではありませんが、その思い込みの影響で「自分は正しい。だから変える必要は全くない。」と変化を拒否するのは非常に危険。人生が停滞してしまいます。時間の使い方も同様です。
目標設定において現状維持は原則として効果的な選択肢ではありません。現状が最高の状態ならともかく、維持するためだけの行為にモチベーションは継続しにくいからです。なので、成長のためにはなるべく負荷をかけていくことが重要です。
私はタイムマネジメントの定義を「本当に大切なことに有限の時間をなるべく多く使う技術」としています。本当に大切なことは人によって違いますが、職業生活を送る上では、個人の人生としての大切なことに加えて、所属する職場の大切なことにも時間を使う必要があります。
私たちは、未完了のことは頭の中にずっと残り、完了すると忘れるという性質を持っています。ツァイガルニク効果(ゼイガルニク効果)と呼ばれるものです。締め切りの迫る仕事インクの切れたボールペン家族との約束・・・。それが重要なことなのか否かは問題とはならず(潜在意識は判断できない)、多ければ多いほど私たちを苦しめていきます。
私は30代中盤に(自分なりの)どん底を味わいました。それまで流されるように生きてきた私は、自分がどうしたいのか、これからどうなるのか全くわからない状況に陥り、そこには絶望感しかありませんでした。当時は仕事の関係で福岡にいたので、友人もほとんどいません。孤独感を強めていた時に出会ったのが1冊の本。初めて読むタイムマネジメントの本でした。
TODOリストとは、その日に処理するタスクのことです。仕事の基本とも言えるでしょう。今日何をするのかが決まっていなければ、イチイチ考えながら仕事を進めなければなりませんが、リストアップしたタスクの積み残しが発生する時もあります。これが嫌なのかどうかわかりませんが、目に入ってきたことを片っ端から処理する方がいます。
行きたい未来、あるべき姿やありたい姿、実現したいこと・・・。このような理想を掲げるからこそ実現できる可能性が上がりますし、夢に向かうために時間を使えるようになれば間違いなく人生も楽しくなります。
スケジューリングのタイミングは人それぞれかもしれませんが、私は前日の夜に作ることをオススメしています。タスクに限らず、選択という行為は脳のリソースを消費してしまうので、集中力が高い貴重な朝の時間を使いたくないからです。そして、前日にスケジューリングをする理由がもう1つあります。
私たちの脳は案外キャパが小さく、すぐに終わらない仕事を4つ以上抱えると「もう一杯一杯」と判断するようです。確かに私も思い当たるフシが・・・。皆さんと同様に仕事はたくさん抱えています。来年の予定は気にならないのでキャパとは関係ありませんが、締め切りが近い研修の資料作成という仕事が4つ以上あると「大変だ!忙しい!」と気が焦ります。
県外出張2本に親族の葬儀と適度に忙しく、一方でそれなりに可処分時間も多かった6月。理想の1か月だったように思います。ここで6月を振り返ってみたいと思います。単なる備忘録なので、ご興味ない方はスルーしてくださいね。
私たちの行動の状態は大きく分けると以下の3つに分類されます。(1)コントロールされた状態(2)反応した状態(3)流された状態コントロールされた状態とは、意志の力で制御できている状態のことです。いつ、何を、どれだけ行うのかあらかじめ組んだ予定どおりに進行している状態は、気持ちの良いものです。
タイムマネジメントの目的は「幸せな人生の実現」にあります。楽しくないより、楽しい毎日を送れた方が良いに決まっています。その為には、自分が楽しくなるようなことに多くの時間を使っていきたいものです。しかしながら、時間は意図して作り出さなければどんどん蒸発していきます。
このところ、経営者からご自身の時間の使い方について相談されることが多くなりました。特に、社員から社長になったり、会社員から独立して経営者になったりすると、時間の使い方がまるで変わります。中小企業でも一定の規模未満であれば、朝から晩まで会社に張り付いているという経営者もいるでしょう。
タイムマネジメントというと、スキマ時間の使い方や予定ビッチリのスケジュールを機械のようにこなしていくというイメージを持たれる方は少なくありません。目標達成というと堅苦しいし、夢の実現というと夢を持たなくちゃダメなんですかと構える方もいます。
順風満帆に見えるような方であっても、案外上がったり下がったりの人生を歩んでいたりするものですが、私自身も紆余曲折です。ライフラインチャートと呼ばれる人生曲線を描いた時に大きく沈んだのは中学の時。幼い頃から野球が大好きで、小学6年生の頃には市内の4大会中3つで優勝。私は内野手で一番打者としてとても楽しい時期を過ごすことができました。これが中学に入ると一変。
嫌な仕事、不得意な分野でもやらなければならないことがあります。特に会社員の方であれば、上司の指揮命令をそんな理由で断るわけにもいきません。そこで使えるのがルーティン。ルーティンとは習慣なので、嫌だ、メンドくさいなどとイチイチ考えなくても動けるようになります。無意識にでも連続した手順で動けるのがルーティンなのです。
私の朝のルーティンは4時前後にネコに起こされるところからスタートします。急かされるようにごはんを出してから、歯磨き・洗顔、体重測定、モップでホコリの拭き掃除、トイレ掃除、血圧と体温測定、データを手帳に記載し、アプリに入力して一段落。ここから30分程度の読書が始まります。