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「優先順位のツボ」MAILMAGA
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とにかく長時間働いて、たくさんモノを作ってバンバン売る。高度経済成長時代からの名残は、平成に入ってもしばらく続いていました。現に、私も会社員時代には終業時刻は18時なのに23時まで帰れない会社や、毎日が終電という会社も経験しています。
自分で目標を作ったり、会社から与えられたりして、そこに向かって行動してもなかなか達成できない時は何が悪いのでしょうか。これをやる気や気合い、根性で片づけてはいけません。能力やセンスといった抽象的な言葉でくくるのも課題解決にはつながりません。
予実管理とは、あらかじめ設定した予算(予定)と実績との差を把握することで原因の分析や改善を行う業務改善手法の1つです。多くの企業では予実管理は普通に行われていることでしょう。私が提唱するタイムマネジメントの構成も実は同じです。
人間の集中はそれほど続かないということが様々な調査でわかっています。メールマガジンを作成していても、ネコが足元に来ただけで集中力は切れます。深い集中は15分しか維持できず、長くても50分程度でブレイクを挟まなければ回復もできないようです。
時間というものは目に見えない概念のようなものです。それを時計によって可視化しているのですが、色が付いているわけではないので全てが同じに見えます。なので、ついつい流されるように時間を使ってしまいます。特に大切な時間には色を付けましょう。これによって優先順位がはっきりするようになります。
自分の年齢を3で割ると、みなさんはいくつになるでしょうか。ちなみに私は18.66です。昨日の研修対象者は7や8でした。これを時計に当てはめます。もし、0時に自分の人生がスタートしたとすると、私の場合はもう19時前ということになります。自分の想像よりはるかに残り少ない・・・。
運送業のドライバーなど一部の職種を除いて、移動時間は基本的に何も生み出しません。移動することが本来の仕事ではないからです。もちろん、車の運転中もオーディオブックを聴いたり、電車内で読書をしたりと生かす工夫はできます。しかしながら、コロナ禍で広がった在宅ワークを経験すると、移動(通勤)時間が無駄だったと多くの方は感じたのではないでしょうか。
場所と行動は紐付けられ、そのうち習慣になります。コロナ禍で在宅ワークが急速に増えましたが、一部を除いてそれほど定着しなかった(と思う)のは、自宅だといつもは食事をする席で仕事をせざるを得ない場合が多いからです。
私の夢は学校の先生になることでした。今でも年賀状のやり取りをしている小学校の先生の授業が非常に面白く、「難しいことをこんなにわかりやすく教えてくれる。なんて素晴らしい職業なんだ。」と子供心に感じたことがキッカケでした。
時間が無い、もっと時間が欲しい。このような悩みを抱える方は少なくないはずです。ある日のこと、1週間に突然1日24時間がプラスされ、その1日は何に使って良いとしたなら、皆さんだったら何をしますか?睡眠不足なので寝ますか?いつもならできない趣味にタップリと時間を使うでしょうか。旅行に行くという方もいるかもしれませんね。
今週は登壇が5本となかなかハードな週です。会場の関係でマイク無しの回もあり、声を張るので終わるとヘトヘトになります。さらに国東、日田といった遠方への車での移動は身体にダメージが残ります。とはいえ全て想定内。来週は比較的ゆったりとしたスケジュールにしています。
私はチェックリストというテクニックを知ってから、仕事の生産性がググッと上がりました。仕事術の中でも最強だと思っています。狙った行動を習慣にするにも使えます。これは2024年5月13日配信「習慣化の5原則」でもお伝えしたとおり、5原則の最後がチェックリストでした。
もしも、タイムマシンができて、過去に戻って20代の頃の自分に1つだけ教えることができるとしたら、皆さんだったら何にしますか?私だったらタスク整理の方法を教えます。頭の中はモノの整理整頓のように目に見えるわけではないので、混乱していても、気合いや根性、能力が足りないのだと自分を責めて苦しんできました。
メールマガジンの購読者の方から、このような感想が寄せられました。「理想を描けば描くほど、現実との差に驚愕し、自信が無くなってしまう・・・」大丈夫です。理想と現実の差、つまり課題が明確になったからこそ改善への道が拓けます。
世の中は働き方改革真っ只中。残業削減、年次有給休暇の取得促進ととにかく労働時間の削減に向かって動いています。「24時間戦えますか」という栄養ドリンクのCMが流れても違和感の無かった時代に生きてきた世代には労働生産性の向上という言葉はピンときません
見た目は同じ時間でも様々な切り口によって分類することができます。好きなことをしている時間と嫌なことをしている時間、自分のこと、他人のことでも分けられます。今日は私がスケジューリングをする上で意識している2つの分類について解説をします。
昨日配信した「ガイドライン(基準)を決めれば迷わない」に対して読者の方からお問合せがありました。メールのガイドラインについてもう少し詳しく知りたいとのことです。これについては正解があるわけではありませんが、本日はタイムマネジメントを意識した私なりの流儀をお伝えします。
私たちは日々、様々な決断をしています。今日はどのタスクを処理するのか、ランチは何を食べるのか、ふらっと入ったカフェで何を注文するのか、どの道を通るのか・・・などなど、その数は1日3万5千回とも言われています。す。
よく「逆算して考える」と言いますが、これってどういうことなのでしょうか。大きく分けると2つの場面で登場します。まずは、数年後のありたい姿やビジョンなど未来のことを考える時に必要な考え方です。現在地から1年後、2年後・・・と積み上げ式に考えていくと、今できることの範囲内で未来を「予想」しようとしてしまいます。
私は30代中盤の人生どん底期を経て、40歳の時に社会保険労務士として独立開業しました。目指そうとしたきっかけは「自由になりたい」という強い想いでした。自由になる手段として社会保険労務士を選択したわけです。身も蓋もありませんね(苦笑)しかし、結果的にその選択は間違っていませんでした。