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皆さんはコンコルドという飛行機をご存じでしょうか。機首が少し下に折れている特徴的な形をした機体で、超音速の旅客機として注目を集めたプロジェクトです。この開発には、イギリスとフランスが巨額の資金を投じましたが、開発が進むにつれて技術的な問題や採算の悪さが明らかになってきたものの、すでに膨大な費用をかけていたためプロジェクトの中止を決断できずに赤字を膨らませていったというものです。
締め切り仕事には余裕があったので、昨日は久しぶりに「ブラたけし」の日としました。これは数年前まで月に1回行っていた意識改革の取り組みです。いつもは決めた予定どおりに動くことを是とする私ですが、この日ばかりは思いつきでブラブラします。
一般的にカレンダーというと、卓上タイプでも壁に貼るタイプでも1か月毎にめくっていくものがほとんどではないかと思います。日めくりカレンダーもありますが、やはり見慣れているのは1か月タイプ。この1か月カレンダーは少し高い視点で俯瞰するのに便利です。
私が常に意識しているのが、インテグリティです。これは、「誠実」の他に「一貫性」という意味も持った言葉です。目的、ビジョン、目標、行動計画とこれらが一貫性を持っているということは個々の人生においても大切な要素で、考えている事と現にやっている事が一致しているということは、自分自身のメンタルも安定しますし、他者の評価も上がります。ところが、これがズレるのです。
早起きをしようと思ってはいるのですがなかなか難しくて・・・。このように何かの取り組みを続けられない、習慣にならないという方から相談を受けることがあります。多くの場合、最初のハードルが高いようにあります。最初の1歩どころか、習慣化されるまでの2、3か月間は「えっ?そんな程度でいいの?」というレベルで十分です。
ルーティンとは習慣のことです。無意識に動けるので継続しやすくなり、時間の長さを価値に変えることができます。狙った行動をルーティンにすることによって苦手な分野であっても続けることができます。例えば、整理が苦手な私でも、領収書の処理をルーティンの中に入れておくだけで確定申告前に慌てることは無くなりました。
問題とは、理想と現実のギャップのことです。お金が足らないことだって、友人と意見が合わないことだって、体型だって、確かに問題ではありますが、全てに正面から対応している時間なんて私たちにはありません。どの問題が重要で、どの問題は無視して良いものなのかがわからないと疲れ果ててしまいます。
先日、名刺管理のアプリ「eight」を教えていただき、登録をしてみました。アプリのメリットはこれからわかると思いますが、これまでは名刺交換した時系列順に重ねてゴムで縛っておくだけでした。
リスキリングとは、新たな分野や職務で必要なスキルや知識を習得することです。その背景としては、人材不足や社会の変化への対応が挙げられます。少し前なら考えられませんでしたが、副業や兼業のモデル就業規則を提示するなど、国がダブルワークを推奨する時代なのです。
私たち社会保険労務士は、企業との顧問契約が基本的なビジネスモデルとなり、契約の範囲内で手続き代行や給与計算などを行っています。毎月の顧問料×契約企業数が収入になるので、ある程度の契約数があれば経営は安定します。私も創業してからしばらくはこのスタイルで業務を行っていました。
タイムマネジメントには様々なテクニックがあります。書店に並ぶ数々の本でも最新のツールを使ったものが紹介されてはいますが、私自身は、誰にでもできる、なるべくシンプルなやり方を追求してここまでやってきました。難しかったり、複雑だったりすると続かないからです。
私が提唱するタイムマネジメントは「本当に大切なことに有限の時間をなるべく多く使う技術」と定義しています。もちろん自分の時間が最優先ですが、タイムマネジメントを意識するようになると他人の時間も大切にするようになります。
学生時代と社会人には大きな違いがあります。例えば、時間割です。小学校、中学校、高校・・・と私たちは学校が決めた時間割に沿って行動してきました。ある意味では楽です。何の授業が行われるか登校してみないとわからないとなると、全ての準備をしなければならなくなるので大変ですよね。
私は、社会保険労務士会以外は仕事上の組織に所属していません。ここでの所属とは、会員という意味です。例えば、倫理法人会や中小企業家同友会、商工団体、青年会議所、ロータリーといった団体の会員になり、会の活動を通じて人脈を広げるということは(ブランディング的にはともかく)決して悪いことではありません。
私たちは日々同じようなことを繰り返しているものです。もちろん仕事の内容はそれぞれですが、メールのやり取りだったり、アポを取ったりするのに、一定の基準を決めておけば迷いません。基準があるとミスも少なくなります。
仕事のクオリティと締め切りを守ることはどちらが重要なのでしょうか。もちろん両方共に重要なのは間違いありませんが、誤解を恐れずあえて差をつけるなら、締め切りを守ることの方が上だと私は考えています。そうじゃないと、良い仕事をするためなら締め切りに間に合わなくても良いのだと勘違いしてしまうからです。
習慣は才能を超える今年4月に無くなった元東レ経営研究所社長の佐々木常夫さんの言葉です。習慣とは無意識でも動ける行動のこと。そこに意識は必要なく、好き嫌いの感情も不要になるので、狙った行動を習慣化すれば、時間の長さを価値に変えることができます。
未来の理想像と現在地とのギャップを埋めるために課題を設定するわけですが、課題解決には時間の長さが必要になるものがあります。語学力の向上やダイエットなどがわかりやすい例です。
あらゆる選択肢にはメリットとデメリットがあります。メリットしかない(と思う)選択肢は絶対に儲かる株のようなものです。まあ危険ですよね。一方で、デメリットしかない選択肢を選ぶ人もいません。複数の選択肢の中から1つ又は少数に絞り込む時は、このメリットとデメリットのバランスを見ながら決断していきます。
仕事(タスク)にも色々な種類がありますが、メインの仕事に付属している後処理タスクというものがあります。私の場合は、請求書の発行がそれに該当します。単発の相談対応には請求書の発行がセットですし、専門家派遣の後には報告書の作成がセット。これらはメインの仕事の直後に処理するのがベストのタイミングです。