日刊メルマガ
「優先順位のツボ」MAILMAGA
是非ご登録ください。 購読申し込み
バックナンバー
社内に問題が起きたとき、原因を特定し、その原因を改善するために目標を設定します。そして、目標を達成するようにアクション(対策)を設定して実行していきます。この全ての導線が合っていなければ効果はありません。では、アクション(対策)の候補を挙げる時にどのように考えていけば良いのでしょうか。
問題が発生した時、ほとんど考えずに片っ端から手をつけていっても解決には時間がかかります。本当の原因に対して対策を打たないと効果的ではないからです。しかしながら、問題に対して原因の特定が意外に難しい。
目標はなるべく数値で設定する必要があります。一般的な目標は、定量的に数値で表現しなければ「ダイエットに励む」といったところで何をすれば良いのかわからないからです。体重でも体脂肪率でも構いませんが、数値を設定することで具体的にやらなければならないことが見えてきます。
あくまでも私の定義ですが、「やりたいコト」と「やるべきコト」の違い。それは、「やりたいコト」をするために「やるべきコト」を行うというイメージです。なんだかよくわかりませんね(笑)「やるべきコト」は数字で具体的に表現する必要があります。そして、「やりたいコト」の延長線上に「ありたい姿」があるいうわけです。
仕事を塊で捉えていると効率的に処理ができません。何をやれば良いのか具体的に考えられないので、優先順位を間違えたり漏れが生じるからです。なので、プロセス(工程)に分解していきます。
さて、明日から待望のゴールデンウィークが始まります。そして、あと数日で平成が終わることも影響しているのか、世の中は例年より沸き立っているように感じます。退院後、それなりに忙しかった私としても、ホッとできる時間になりますし、野球の審判も今年は遠慮したので、家族とユックリ過ごせそうです。
私は、色々なモノをとりあえず取っておく派。なので、捨てられない書類が山ほどあります。いつか使うかもしれないその「いつか」がやってきたことはありません。今回発症した病気は再発の可能性だってあるわけで、大袈裟ではなく最後(死)を意識するようになりました。
創業支援系のセミナーでは最後に必ず伝えていることがあります。それは経営者としての心構えです。エラソウに話すわけではなくあくまでも私の体験談なのですが、経営者がどこを向いているのかは事業の繁栄に大きく影響します。
親の影響は大きいと思いますが私には人並み以上に「他人に迷惑をかけてはならない」という信条があります。というか、もはや「思い込み」の域ですね。自分が無理をしてでも他人に迷惑をかけないというのが当たり前になっていたのです。今回、体調不良により即入院。問答無用です。「あなた死にますよ」と言われたら誰でも従うでしょう。ある意味で「強制終了」となってしまったわけです。
適正な労務管理は労働時間の把握から始まります。健康管理という意味でも重要ですが、何より給与は労働時間に対して支給されるわけなので、いい加減な管理はその根幹を揺るがしてしまうのです。
入院という初めての経験の中で気がついたこと「その2」今日は患者とのコミュニケーションです。いわゆるタメ口。病棟に移動して、すぐに「ん?」と感じました。私個人としては、患者と医療スタッフは対等の立場だと思っています。「患者様」でもなければ、「(医療行為を)してやっている」なんて思ってはいけない。フラットな位置関係でこそ、快適な(?)入院生活が送れるはずです。
経験してみないとわからないことはたくさんありますよね。なので、失敗を恐れず何でもトライしてみることで確かに自分の幅を広げると感じました。7泊8日の旅、いや入院というものを経験して、感じたことを忘れる前に整理しておきたいと思います。あくまでも、私が入院した病院だけの話です。
ダイエットをする時には、まず体重計に乗らなければ始まりません。でも、自分自身の現状と向き合うのには勇気が要りますよね。私だってなるべく体重計の針は見たくないので、その大事な作業をスルーしてしまいがちです。これではダイエットはまず成功しません。このように業務改善には現状把握が必要です。
問題点を解決するには、まずは何が問題なのかを把握しなければ始まりません。人間は、見たいモノだけ見るという性質があるので、焦点を絞る必要があります。全ての情報を脳では処理できないから取捨選択しているというわけですね。
私のような外部の専門家が聞かれるであろう質問「この業界は専門なのですか?」製造でも医療でも保育園でも、どこでも聞かれます。私は特に業界を絞っておらず専門を名乗っているわけではありません。
病院というのは、非常に多くの職種が在籍し、1人の患者に対して様々な角度から支援をしているところです。外来の時には感じませんでした。1つの会社で、このように複雑な組織は、私の経験上では他に思い浮かびません。百貨店でも顧客に直接(間接的にはともかく)接触するのは限られているスタッフだけです。
今回のことで妻から言われたことがあります。以前から気になっていた口ぐせが私にはあるようで、それは・・・、「~しなければならない」頻繁に口から出ているそうです。もちろん、私たちは人との関わりの中で生きているわけで、「しなければならないこと」はたくさんあります。ですが、私の場合は必要以上にそれを感じていたみたいですね。
これまで入院も無ければ大病を患った経験もなく、頑丈な方だと勝手に過信していましたが、そこは人並みだったようで(笑)今回の事態となってしまいました。幸い軽い状態で済んだとはいえ、人生の意味を見直す良いキッカケをいただいたと前向きに解釈しています。
さて、もう寝ているのも飽きてしまいました(笑)せっかくの経験なので、何を楽しもうか考えているところです。病室の窓から外を眺めていると桜がまだ少し残っていますね。この病院のスタッフの方々は本当に親切で、代わる代わる様子を見に来てくれます。
自宅に戻ってから嘔吐を繰り返し、目まいと立ち眩みが止まらなかったので、朝から別の病院を受診しました。最初はメニエール病かと思い耳鼻科を考えましたが、脳だったらマズイと脳神経外科へ。CTの結果は問題無し。ところがMRIを撮影したところ病変が見つかりました。