仮説が事実になっていませんか?

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2019.5.6 Vol. 1,131
本日のテーマ:

仮説が事実になっていませんか?

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◆1・ 昨日のこと
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連休9日目は山口を周遊しました。

絶景の角島大橋

気が遠くなる年月をかけて作られた
秋芳洞(鍾乳洞)

海の幸を堪能できる唐戸市場。

まだまだ行きたい所は
たくさんありましたが、

連休中だけにどこも混んでいて
時間が足りないほど。

想定はしていましたが残念です。

ところで、

山口は今回が初めてでしたが
しばらく走っていると、

特徴的な光景に気がつきます。

どの家にも光沢の強い茶色や黒の
屋根瓦が目立つのです。

そして、ガードレールも
不思議なことに黄色に塗られています。

それぞれ歴史的な理由が
あるようですが、

大分には特徴的な風景がないだけに
うらやましくも思えました。

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◆2・ 本日のテーマ

仮説が事実になっていませんか?

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私たちは日々、問題に対して
原因の仮設を立て、

それを検証してアクションプランを作り、

目標達成に対して効果的だと
判断すれば、

継続して実行していきます。

例えば、

「社員の定着率が良くない」
という問題を認識した場合、

「給与額が同業他社と比べて低いからだ」
という原因の仮説を立て、

その同業他社の給与額を検証し、

同程度の水準まで引き上げる
というアクションを実行しいたとします。

成果が出たのか検証をしなければ
なりませんが、

仮に出なかった場合、
どの時点を修正するのでしょう。

多くの会社は、給与だけでは足りない、
賞与や退職金も上げようという
アクションプランを追加(変更)する
場合が多いのです。

原因の仮説を立てた後、

それが仮説だったはずなのに
事実だったと誤認識してしまうことから
起きる現象なのです。

しっかりと意識しておかないと、

ほとんど意味の無いアクションを
継続することになりかねません。

元々の仮説が違うとなれば、
全く別のアクションに

変更するわけですから。

仮説はあくまでも仮説。

0ベースで見直すためには
仮説と事実の違いは

認識しなければならない
というわけです。

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◆3・ 編集後記
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10連休も終わりました。

明日からは通常モードに
戻ります。

次の家族旅行の計画を
立て始めなければ

ドンヨリしそうです(笑)