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人の集中力は自分で考えているほど長くは続きません。厚生労働省が策定した「睡眠指針2014」の中でも、「人間が十分に覚醒して作業を行うことが可能なのは起床後12~13時間が限界であり、起床後15時間以上では酒気帯び運転と同じ程度の作業能率まで低下する」と明らかにしています。
私は、細かいスケジューリングには週間の様式を使っています。月間の様式ではアポぐらいは書けても、可処分時間やスキマ時間は把握できません。それは、「研修資料の作成」というタスクは書けないということでもあります。どの日に何をするのかを決めるには1週間見開きバーチカルタイプがベストです。
今月は北九州、下関、長崎と県外出張が3週連続で続きます。必ず前泊で行くので移動時間も含めるとかなりの時間を拘束されてしまいます。となると、可処分(自分で自由に使える)時間が少なくなるので仕事が滞留します。もちろん、これは事前にわかっていることではありますが、前倒しで進められる量にも限界があります。こういう時は仕方がないのでスキマ時間を活用するようにしています。
今日6月10日は「時の記念日」です。時間に関心を持ち、規律正しい生活を習慣化しようという目的で設定されました。由来は日本書紀まで遡り、日本初の時計が鐘を打った日が今日であることから6月10日になったようで(所説あるようです)、1920年に制定されています。
娘の部活が終わり、なぜか私もロスになっています。それほど頻繁に応援に行ったわけでもないのに、モヤモヤしたまま数日が過ぎています。部活が終わったことがキッカケだったのは間違いありませんが、その理由がわからないままで、恥ずかしながら仕事にも身が入りません。こういう時は抽象化するに限ります。
何のために生まれてきたのかそう問われたら、皆さんだったらどのように考えますか。私だったら「幸せに生きるために生まれてきた」と答えます。これはみんな同じだと思いますが、幸せの形はそれぞれ違います。自分の幸せは自分で決める。
この2日間は娘の市総体のため、仕事そっちのけで楽しんでいました。野球の審判で小学生の試合に入ると選手も保護者も一体となって盛り上がっていますが、その気持ちがよくわかりました。しかし、終われば切り替えて、速やかにいつもどおりに戻さなければなりません。問題はこの「いつも」とは何かです。
昨日の市総体は実に残念な結果となりました。応援に来ていた保護者とも話したのは「もう1年、いや半年早かったら結果も違っていた」ということでした。それは、中学校の部活が地域移行していく流れの中で今年の4月から外部指導者が来てくれているのですが、これがもう少し早ければ・・・というもの。
時間の使い方には種類があります。インプット・アウトプット・リセットと3つに分けることもできますし、そのアウトプットにも締め切り仕事の処理・未来を創造する時間と2つに分けることもできます。私がかなり意識しているのが、固定・可処分・調整の3つに分ける考え方です。
私はかなりのルーティン信者です。ルーティンとは、これをやったら次はこれ・・・という習慣化された一連の行動のことです。起床後、事務所に着いてから、帰宅後、就寝前、1週間の終わり、1か月の終わり・・・と様々なタイミングでルーティンを入れています。ルーティンには私が体感しているメリットが3つあります。
私は月曜日の朝は意識してゆったりとスタートするようにしています。コメダ珈琲店のいつもの席でいつものモーニングを食べながら「思考の時間」を実行するのがお決まり。締め切り仕事を一旦横に置き、行きたい未来と現在地とのズレを修正する貴重な時間です。朝ルーティン(ウオーキング、ジムトレーニングなど)の後にサウナを入れる時もあります。
私はブランディングの専門家ではありませんが、「いざという時に狙った分野で思い出してくれること」がその本質だと考えています。例えば、私の仕事の土台である社会保険労務士(社労士)ではどうでしょうか。国家資格ではありますが、何をやっているのか詳しく知っている方は驚くほど少ないというのが現実です。
時間的に余裕だった4月と比べると、忙しくなるとわかっていた5月。それでもなるべく調整して、リセットの時間を入れるようにしました。予想どおり、新しい登壇の依頼が相次いだ1か月でもありました。ここで1か月を振り返ってみたいと思います。単なる備忘録なので、ご興味ない方はスルーしてくださいね。
昨日は県外の企業で仕事(主に研修)でした。前日には電車で移動してホテルに宿泊し、当日も現地には予定の1時間以上前に到着しています。あらゆる公共交通機関の中で、電車は信頼性が高く、ほぼ時刻表どおりに動く乗り物でしょう。
「4時から会」とは、朝4時から仕事をする会ではなく(していますが)、毎月最終水曜日の夕方4時から飲む会(アルコールは飲まなくても可)です。コロナやら身内の不幸やらで、1人で飲んだり、そもそもの開催を取りやめたりしたこともありましたが、早いもので38回という歴史を積み重ねています。
雨の中、しかも移動距離の長かった昨日は、帰宅時点でかなり疲れていました。ランチも食べられなかったので尚更です。こういうバタバタした時はメールもチェックできていないので、帰宅前にいつものカフェに寄って、頭の中と新規のタスクを整理するようにしています。
一説によると、人間の記憶容量は1GB程度と言われています。数百円で変えるUSBメモリでさえ16GBもあるのに。目や耳に入ってきたこと全てを記憶することは不可能なので、自然と自分のフィルターを通して記憶するものと忘れるものとに分けています。とはいえ、大切なことを忘れてしまうとビジネスシーンでも人間関係でも大きなトラブルにつながってしまうかもしれません。
とにかく長時間働いて、たくさんモノを作ってバンバン売る。高度経済成長時代からの名残は、平成に入ってもしばらく続いていました。現に、私も会社員時代には終業時刻は18時なのに23時まで帰れない会社や、毎日が終電という会社も経験しています。
自分で目標を作ったり、会社から与えられたりして、そこに向かって行動してもなかなか達成できない時は何が悪いのでしょうか。これをやる気や気合い、根性で片づけてはいけません。能力やセンスといった抽象的な言葉でくくるのも課題解決にはつながりません。
予実管理とは、あらかじめ設定した予算(予定)と実績との差を把握することで原因の分析や改善を行う業務改善手法の1つです。多くの企業では予実管理は普通に行われていることでしょう。私が提唱するタイムマネジメントの構成も実は同じです。