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“無駄な”残業削減に欠かせない3つの取組。意識・仕組・技術のうち、特に遅れているのが「技術」時短のテクニックです。昭和60年代から年間の総労働時間を1,800時間に向けて削減していこうと、様々な法改正が進められてきました。
“無駄な”残業削減に欠かせない3つの取組。意識・仕組・技術のうち、今日は「技術」について。私の経験上ですが、ノー残業デーを作ったり休暇を増やしたり36協定を見直したり・・・。仕組作りをするだけで終わりという会社がほとんどです。で・・・、これだけだとそれほど成果が出ないのです。
無駄な”残業削減に欠かせない3つの取組。それは、意識・仕組・技術です。どんなに職場で体制を作っても、時短技術を教えても、本人が帰る気にならなければ、ほぼ進みません。なので、3つのバランスが大事なのは言うまでもありませんが、「意識」への取組が欠ける会社は多く、意外な抵抗勢力が生まれてしまいます。ということで、今日は「仕組」について。
仕事の出来る人ほど、無駄な残業はしないように思います。タスクを効率よく進め、定時に終わらせ、終業後は、異業種と交流したり、資格の勉強をしたり、家族と過ごしたり・・・。結果的に、心身ともに豊かな状態で翌日の業務に取りかかるので、当然ながら成績は良くなるわけです。
私自身は、長時間労働の完全否定派ではありません。仕事でもスポーツでも長い時間をそこに投入することで、価値に変わるからです。だから、勤続年数が長い先輩社員が、新入社員より威張っていられるのです。しかしながら、“無駄な”残業は減らしていかなければなりません。
労働時間の管理についてのご相談は増えていますが、多くは自己流でやっているので、不思議な解釈をしている経営者や担当者は、驚くほど多いのが実態です。労働時間は賃金と密接に関連するので、トラブルになりやすく、しっかり管理をしなければ痛い目を見ます(笑)
昨年の4月に思い立ち、重い腰を上げて始めたこのメールマガジンは、今日で600号。ようやくです。1,000号まで1年以上もありますね。気が遠くなりそうですが、まあ大丈夫でしょう。それは、自分のエンジンがわかったから。
野球の閉会式の後、美崎栄一郎さんの講演会に行ってきました。花王出身の商品開発コンサルタントで、著者としても有名な方です。今回は、紙袋で世界一周するという何とも面白い企画を実行し、何を見てきたのかを質問に答える形式で進めていきます。
目の前で起きていることが、自分でコントロール出来るのか否か。これって、とても大事です。コントロール出来ないことに、必要以上に労力を使うべきではありません。更にもう一つ。それが、重要なことなのかそれほど重要ではないのか。
仕事が終わらず、休日でも出勤しているという方も多いでしょう。私自身もサラリーマン時代は、惰性で休日も出勤していました。何やってたんだろう(笑)労働基準法では、週に1回は休日を与えなければならないと規定しています。週休2日の会社では、そのうちのどちらかに休めば良いのです。
うちの子に限って・・・、ではありませんが職場トラブルの事例などを経営者に話すと、「うちの会社では、そんな事は起きないよ~」と鼻で笑われます。人間関係が良好な時はいいんですよ、もちろん。これから先もずっと良好な人間関係を築けるような努力をするということは、素晴らしいと思います。
ちょうど昨日の朝刊でも報道されていましたが、高卒の就職内定率は、11月上旬の時点でおよそ60%。これは1991年の同時期に次ぐ高水準だそうです。こうなると、会社側としては「選べる」状況ではないでしょうね。
昨日のメールマガジンでは、ハローワークはもっと使うべきだという話をしました。それはわかるけど・・・、どのような内容を発信していけばいいのだろうか。そんな質問が寄せられましたので、今日はその話を。
午後からは、よろず支援拠点での相談業務。このところ、採用についてのご相談が増えています。ところが、面接テクニックだけをいくら練習しても、ほとんど意味がありません。どうしても来月には1名増員したいのに、やっと面接に来た求職者は、どうも雰囲気が合わない。
お盆頃に思い立って始めたダイエットは、順調に体重が減少しています。当初は2月末を予定していた目標体重が年末で達成出来そうな勢いです。このメルマガもプレ配信から数えると今日で連続600号。こんな事を言うと、根性があるとか実行力があるとか言われるのですが、そんなことはありません。
創業する際は、色々なことを考えて準備をするわけですが、当然、経営理念や企業理念といった事業の目的についても明文化しているはずです。どうしても抽象的になるので、そこは具体的な行動指針に付け加えていきます。
ワーク・ライフ・バランスや働き方改革では、長時間労働や育児に焦点が当たることが多いのですが、「介護」もあります。いわゆる団塊世代が70代に入り、「大介護時代」を迎えると言われていますが、現在、働きながら家族の介護をしている人は全国で約300万人もいます。
職場の問題と家庭の問題何の関係があるのかと思うかもしれませんが、実は密接に関係しています。本来は、変えられないはずの他人を力を使って変えようとするとトラブルになりますよね。それはつまり、ハラスメントと虐待の構造は同じだということを示しています。
人間は、自分で決めたことを実行すると達成感を得られる生き物です。おそらく。いや、間違いなく。宿題やったのかと子どもに聞くと、「今やろうと思っていたのに~、もうやる気無くした!」と言われるのは、私の体験を思い出してみても、ウソではないとわかります。
働き方改革では、生産性の向上が強調されます。それは当然。残業が減った、業績も落ちたでは、意味がないからです。何となく、働き方改革やワーク・ライフ・バランスというと、楽になって賃金が上がるイメージがあるかもしれませんが、時間単価のアウトプット量やクオリティを上げるということは、働く人の資質の向上が欠かせません。
