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マストと任務は切り分けて考えなければなりません。マストとは、絶対にしなければならないことです。例えば、私にとっては、研修資料を期限までに主催者に送る。研修当日は遅れないように会場に到着する。予定どおりに終わる。こういうところです。マストは絶対です。
目標や行動計画を作る時には、手を止めて考える必要があります。選択肢を数多く挙げる時と絞り込んだ選択肢を実行する時の脳の使い方は間違いなく違うからです。いずれにしても、その絞り込んだ選択肢である行動計画だったり、重点施策だったり、アクションプランだったりに取り組んでいくわけですが、ここでも定期的に手を止めて検証する必要があります。
皆さんにも経験はあると思いますが、買うつもりはなくてもアマゾンのサイトを見ていると欲しい本を次々に表示してきて、ついついポチっとやってしまいます。購入履歴や閲覧の傾向によって膨大な取扱商品の中から絞り込んでいるのだから買いたくなって当然ですよね。
「4時から会」とは朝4時から仕事をする会ではなく、夕方4時から飲む会です。もちろんアルコールは飲まなくても構いません。絶妙なスタート時間だと思います。これが6時(18時)からであればただの飲み会と変わりませんが、4時に始まり6時に終わるので、時間調整が必要になります。
人生の大半を占める仕事の時間を心から楽しむことができれば、充実した人生になりそうですよね。今の私は、自分史上最高に仕事が楽しくて仕方がないという状態です。しかしながら、全ての仕事がそうなのかと言われると・・・。仕事を細かく切っていくと、そうでもない仕事は少なからずあります。
私のタイムマネジメント研修は3部で構成しています。最初に時間の使い道を決め、次に時間を作り出すテクニック(仕事術)を伝えて、最後に生産性を体感するというものです。準備や通勤時間も入れると起きている時間の半分以上を占める「仕事」を効率的に処理しなければ、プライベートの時間を使うしかありません。
先日、妻と話をしていた時のことです。そういえば、以前2人で行ったことのある大分県の郷土料理「とり天」のお店はまだあるのかね~といった軽い話でした。あれはいつだっけと記憶を辿っていくと、少し前だと思っていたのですが、よく考えてみると15年前のことでした。
私は、様々な場面でのルーティンを持っています。ルーティンの大きなメリットは、その都度、考えなくても体を動かせるという点です。また、その日の感情になるべく左右されずに決めたことを実行できます。ルーティンとは、ある意味では「儀式」なので、前日に嫌なことがあって落ち込んでいたとしても、「いつもの一日」を演出できます。
なぜ、過重労働がいけないのか。もちろん、心疾患や脳血管疾患を発症するリスクが高まり、安心安全に働けないからという理由が一番です。一時的なものであればともかく、恒常的な過重労働の職場は、定着率にも影響します。しかし、それだけではありません。
私は新卒で入社した百貨店を退職した後、転職を繰り返しています。働き方改革なんて言葉は無かった時代です。終業時刻は18時なのに23時まで帰られない会社、毎日が終電という会社、9時30分~18時30分が定時で土日祝日は休日にもかかわらず、8時~21時が当たり前、土曜日は強制的に出勤という会社。当然(?)、残業代は支払われていません。
メールは便利な連絡ツールですが、その使い方については会社で教わる機会が少ないはずです。マナーやセキュリティ上のルールなどは新人研修で学んだとしても、なるべく1往復で終わる手法や返信のタイミングなどの知識は人によってバラツキがあります。私はメールの専門家ではありませんが、今日はタイムマネジメント的な観点から解説します。
面倒な仕事や気が乗らない仕事はどうしても後回しにしてしまいがち。かつての私も同様で、締め切り間際になってからバタバタと動く日々を過ごしていました。毎日が駆け足で終わるので、忙しい自分に酔っていたようにもあります。しかし、それは偽りの充実感でした。目の前のこと(締め切り)にしか意識が向かないので、当然ながら人生は停滞します。
問題です。鉛筆と消しゴムが合わせて110円で売っています。鉛筆は消しゴムより100円高いとすると、それぞれの価格はいくらでしょうか。鉛筆は100円で消しゴムが10円こう答えた方は算数ができないわけではなく、直感的に考えたのだと思います。
時間は有限です。1日は24時間しかありません。1週間では168時間と決まっています。当たり前のことですが、私たちはともすればそれを忘れてしまいます。何も努力しなくても、翌日には1日がスタートするからです。それでも本当に大切なことに有限の時間をなるべく多く使っていかないと、間違いなく人生は停滞します。
私はタイムマネジメントの定義を「本当に大切なことに有限の時間をなるべく多く使う技術」としています。その目的が「幸せな人生の実現」だからです。本当に大切なことに時間を使うプロセスで私たちは幸福感を得られると確信しています。
私が考えるタイムマネジメントにおいての生産性とは、「自分が得たい成果に対して使う時間の割合」のことです。少ない時間で大きな成果が出れば生産性は最大化しますが、成果が出ないと嘆いている方の大半は、成果が出るほど時間を使えていません。
これまでに読んできたタイムマネジメントに関連する本を読み直して感想を紹介するコーナー不定期でお届けしています。8冊目は「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」中島 聡 著 社会保険労務士としての業務形態を大きく変えようともがいていた2016年頃に読んだ1冊です。
生産性の向上と効率化は相関関係にありますが、似て非なるものでもあります。タイムマネジメントにおいての生産性とは「自分が得たい結果(成果)と投入する時間の割合」です。少ない時間で得たい結果を最大化すれば生産性は上がります。
3連休も終わり、昨日から完全に通常モードに戻りました。同じタイミングで小中学校も3学期が始まったので、通勤ラッシュは当然に予想されることでした。絶対にいつもより混むとわかっている時間帯に移動しなければならないような仕事はなるべく入れません。時間の無駄だからです。
今週は3本の登壇を抱えています。2本はタイムマネジメントがテーマです。年間50本のタイムマネジメント系の登壇に向けて順調な滑り出しといえます。この2本のうち、企業のタイムマネジメント研修が1本、そしてもう1本は「〇〇老人大学」という名称の勉強会に呼んでいただき、平均年齢70代の参加者に対して「夢を叶える時間術」と題して講演を行います。