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「優先順位のツボ」MAILMAGA
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リスキリングとは、新たな分野や職務で必要なスキルや知識を習得することです。その背景としては、人材不足や社会の変化への対応が挙げられます。少し前なら考えられませんでしたが、副業や兼業のモデル就業規則を提示するなど、国がダブルワークを推奨する時代なのです。
私たち社会保険労務士は、企業との顧問契約が基本的なビジネスモデルとなり、契約の範囲内で手続き代行や給与計算などを行っています。毎月の顧問料×契約企業数が収入になるので、ある程度の契約数があれば経営は安定します。私も創業してからしばらくはこのスタイルで業務を行っていました。
タイムマネジメントには様々なテクニックがあります。書店に並ぶ数々の本でも最新のツールを使ったものが紹介されてはいますが、私自身は、誰にでもできる、なるべくシンプルなやり方を追求してここまでやってきました。難しかったり、複雑だったりすると続かないからです。
私が提唱するタイムマネジメントは「本当に大切なことに有限の時間をなるべく多く使う技術」と定義しています。もちろん自分の時間が最優先ですが、タイムマネジメントを意識するようになると他人の時間も大切にするようになります。
学生時代と社会人には大きな違いがあります。例えば、時間割です。小学校、中学校、高校・・・と私たちは学校が決めた時間割に沿って行動してきました。ある意味では楽です。何の授業が行われるか登校してみないとわからないとなると、全ての準備をしなければならなくなるので大変ですよね。
私は、社会保険労務士会以外は仕事上の組織に所属していません。ここでの所属とは、会員という意味です。例えば、倫理法人会や中小企業家同友会、商工団体、青年会議所、ロータリーといった団体の会員になり、会の活動を通じて人脈を広げるということは(ブランディング的にはともかく)決して悪いことではありません。
私たちは日々同じようなことを繰り返しているものです。もちろん仕事の内容はそれぞれですが、メールのやり取りだったり、アポを取ったりするのに、一定の基準を決めておけば迷いません。基準があるとミスも少なくなります。
仕事のクオリティと締め切りを守ることはどちらが重要なのでしょうか。もちろん両方共に重要なのは間違いありませんが、誤解を恐れずあえて差をつけるなら、締め切りを守ることの方が上だと私は考えています。そうじゃないと、良い仕事をするためなら締め切りに間に合わなくても良いのだと勘違いしてしまうからです。
習慣は才能を超える今年4月に無くなった元東レ経営研究所社長の佐々木常夫さんの言葉です。習慣とは無意識でも動ける行動のこと。そこに意識は必要なく、好き嫌いの感情も不要になるので、狙った行動を習慣化すれば、時間の長さを価値に変えることができます。
未来の理想像と現在地とのギャップを埋めるために課題を設定するわけですが、課題解決には時間の長さが必要になるものがあります。語学力の向上やダイエットなどがわかりやすい例です。
あらゆる選択肢にはメリットとデメリットがあります。メリットしかない(と思う)選択肢は絶対に儲かる株のようなものです。まあ危険ですよね。一方で、デメリットしかない選択肢を選ぶ人もいません。複数の選択肢の中から1つ又は少数に絞り込む時は、このメリットとデメリットのバランスを見ながら決断していきます。
仕事(タスク)にも色々な種類がありますが、メインの仕事に付属している後処理タスクというものがあります。私の場合は、請求書の発行がそれに該当します。単発の相談対応には請求書の発行がセットですし、専門家派遣の後には報告書の作成がセット。これらはメインの仕事の直後に処理するのがベストのタイミングです。
私は「死ぬまでにやっておきたいこと」を100個リストアップして、その中から絞り込んでその年に重点的に取り組む項目を決めています。人生どん底の30代中盤から始め、毎年の年末に翌年版を作成することをずっと続けています。これまでにできた(達成)ことは小さいことから大きなことまで数知れず。
日中はまだまだ暑いとはいえ、朝晩を中心にようやく気温が落ち着いてきた9月。ここから秋の研修シーズンに突入するため、年末まではあっという間に過ぎてしまいます。皆様は年初に立てた目標の進捗具合はいかがでしょうか。
皆さんのゴールデンタイムはいつですか。最も集中できて、仕事が進む時間のことです。このゴールデンタイムに何をするのかを決めて実行しなければ、たまたま目の前にある仕事、やりやすい仕事から手をつけてしまいます。こうなると優先順位の選択をミスし、締め切りに追われるようになってしまいます。
私はスケジュール帳に記載したTODOリストを、終わったら赤鉛筆で消し込むようにしています。手をつけられなかったTODOは翌日以降に持ち越しになるのですが、終わった時点で過去のリストも消し込みます。ただし、それは青鉛筆です。スケジュール帳を俯瞰して青が多い週は先送りが多かった週と判断し、原因を分析し、改善するようにしています。
私たちは、疲れたりストレスを感じたりすると現実逃避をします。それはきっと本能なのでしょう。中学生の娘も大事なテストの前日に苦手な理科のノートをキレイにまとめなおしてウットリしていました。現実逃避の典型的なパターンです。
スケジュール管理は1週間単位が基本です。1日24時間ではできないことも、1週168時間あれば調整ができます。なので、私は1週間見開きバーチカルタイプを使っています。縦軸が時刻、横軸に曜日が入っているものです。これを使って、まずは決まっている予定を入れ込みます。
私のスケジュール管理はアナログがベースです。スケジュール帳を使って予定を管理しています。全て一元化するので「ホチキスの芯を買う」「〇〇に電話をかける」といった取るに足らない予定も、仕事のタスクと同様に「いつ」実行するのかを決めています。
社会保険労務士の仕事を始めて丸18年。独立してから16年目となる私は、これまで様々な業界の支援をしてきました。小売、卸売、不動産、保育園、幼稚園、医療、福祉、自治体、宿泊業、製造業、建設業、農業・・・。なので、その業界特有の働き方があるのは理解しています。しかし、どの業界でも「うちは特別だから」と言われます。