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昨日は、大分大学での講義に登壇しました。ダイバーシティ入門講座の1コマを外部講師が担当する形式で、前半は県(アイネス)から法改正や施策の話。後半は私のパートで、「時代背景から考える多様性」という切り口で講義をしました。
ある程度の規模の会社になると、委員会活動や期間限定のプロジェクトを行うことも多いでしょう。法に基づいた衛生委員会はともかく、ハラスメント対策委員会や働き方改革プロジェクトなどは、通常業務とは別の業務になるので、委員に選出された社員に少なからず負担がかかってきます。
労働基準法第32条では、労働時間の上限が1週40時間、1日8時間と決められています。しかしながら、昭和22年の施行当時は、1週48時間(1日8時間)。これがしばらく続いていました。昭和63年頃から年間の総実労働時間を1,800時間程度に向けて短縮していこうという動きが加速されたことで、労働基準法も現在の上限時間に引き下げられたというわけです。
今年はコロナの影響で登壇数が大きく減りました。そんな中でも創業セミナーは例年より多く、創業期に雇用を学ぶことで労使トラブルの防止につながるはずです。知らないことはできないわけで、私の役目は「落とし穴」の場所を教えてあげること。
さて、今日も3時30分起床。目覚まし時計は3時55分にセットしていますが、ネコに起こされました。ここから出発までの時間は4時間。何をするかは前日までに決まっています。
以前の私は、人を紹介するのが苦手でした。うまくいかなかったらどうしようという思いが先行していたのです。紹介は双方を信頼していないとできない行為だから、結局、私自身が人を信頼していなかったのでしょう(自戒)。
コロナ騒動の影響はデメリットだけではなく、少なからずメリットもあります。その1つが、オンラインに慣れたこと。これまで、対面でしか行えないと思っていたことは、まさに思い込みであるということに気づかされた一年でした。オンラインでセミナーを受講する機会も増えました。
これからの時代に会社が取り組むべき3つのテーマについてお伝えしてきました。その1は「男性の家事・育児」その2「女性活躍」最終日の今日は、「健康経営」です。社会的な背景を説明しだすと論点がズレるので、まあそれは横に置き・・・。「男性の家事・育児」や「女性活躍」と違い、「健康経営」は対象が全社員となるので、会社としては取り組みやすいテーマです。
働き方改革への取組の中心は総労働時間の削減。となると、残業の削減、年次有給休暇の所得促進になるわけですが、言えば言うほど(会社が発信すればするほど)、他社との違いがわからなくなります。なぜなら、取り組んで当たり前の部分だから。
今日から3日連続で、これからの時代に会社が取り組むべき3つのテーマについてお伝えします。そして、実際に取り組んだら外にも発信すべきです。既存社員は働きやすくなるのでモチベーションや定着率が上がりますが、会社がやっていることを発信することで採用にも影響するわけです。
私は資格マニアではありませんが、社会保険労務士試験の受験指導をしていたこともあり、合格のコツは語れます。理解を深める勉強と点数の取り方は別なのですが、コツを知らないとこれを一緒にしてしまうのです。
昨日は、当たり前(思い込み)を変えるのは2種類あるという内容でした。その当たり前(思い込み)はその時代には必要だったのです。もちろん、変える必要が無ければそのままでも良いのですが、それが今でも通用するのかを検証する必要があるというわけです。
「当たり前」を変えるのは2種類しか無い。これは私の持論です。1つは、便利だと気づくこと。元に戻れないのです。車で移動することに慣れたら、もう馬には戻れません。コロナの影響でテレワークが一気に進んだら、多くの方が「これで十分だ」「逆に便利だ」と気づいたのではないでしょうか。
先日、娘と話していて「1日が48時間あったらな~」と言うので、理由を聞いたら「毎日が楽しくて時間が足りない。」ということでした、まあ、もっと遊びたいということでしょう・・・。いずれにしても、どんなに頑張っても、どんなにお金を持っていても、48時間どころか25時間にもならないわけです。
いわゆる働き方改革関連法のような法改正が相次ぐと、現場は大混乱します。事業規模によって法律が適用になる日も異なり、いつ、何をすればいいのかがわからなくなってしまうのです。私が相談を受ける際にまず伺うのは「何を解決したいのか。どうしたいのか。」
いよいよ来春から、中小企業でも同一労働同一賃金がスタートします。すでに大企業には適用されている「短時間労働者及び有期雇用労働者の雇用管理の改善等に関する法律(パートタイム・有期雇用労働法)」が中小企業にも適用されることになるのです。
日曜日に開催した講座の受講者から、こんな質問を受けました。タイムマネジメントのセミナーをしようと(一番最初に)思ったのはなんで?私のモットーでもある「時間の使い方を変えると人生が変わる」これを広く伝えたい。それが目的です。
目の前の仕事に片っ端から手をつけていって終わった時が帰る時。会社員時代はそんな働き方をしていました。時間や量の多さでしか課題を解決する方法を知らなかったから。しっかりと考えて実行することで生産性は上がります。
今日は午前と午後に分けて、タイムマネジメントの講座を行いました。午前中は「中高生向けの手帳講座」、午後の「大人の時間割の作り方」には長崎の友人も参加してくれました。島原からの車移動なのでかなり時間がかかったと思いますが、それがこの友人のスゴイところ。読書やセミナー受講の量、つまりインプットが膨大なのです。
働き方改革の一丁目一番地は時間外労働の削減。年次有給休暇の取得促進も含めて、過重労働は無くしていかなくてはなりません。何となく「残業は悪」という社会的な風潮になりつつありますが、個人的には、そう思っているわけでもなく。仕事に限らず、野球のようなスポーツでもピアノのような音楽でも、ある程度の時間を投入しなければ上達しません。
