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一年の目標と行動計画を立て、張り切って実行していても効果が出ないことはなかなか続くものではありません。変化が無いことを頑張れないのは当然ですが、難しいのは、どこまでやったら効果が出てくるのかという見極めです。
未来の理想像を考え、そこに向かって時間の使い方を変えていくと間違いなく人生はより良い方向に変わります。変わらないとしたら、その人の能力や根性、やる気の問題ではなく、やり方を間違えているだけです。
なかなか新しいことには挑戦しない娘ですが、一度始めると続けることができるのは彼女の特長なのでしょう。その娘が小学校低学年で始めた書道のチャンピオン大会が昨日開催されました。コロナ禍により、会場での開催は3回目の出場です。
昨年末に主催したタイムマネジメント講座の受講者と受講特典でもある面談を行いました。講座を受講した後に動いてみると、わからないところが必ず出てくるものです。悩みを直接聞けるので、こちらも参考になります。さて、受講者の皆さんが共通してつまずいているポイントがあります。
ビジョン(未来の理想像)と目標、そして行動計画はつながっていなければなりません。ところが、案外ここがズレている方は少なくないのです。例えば、ダイエットをして理想の体形になりたいので、1年で5kg減という目標を設定しても、行動計画が「1か月に3回はケーキバイキングに行く」としていたら、目標達成は困難です。
私はメンタルが強い方ではないと自覚しています。特に、締め切りの近い仕事が溜まってしまうと気持ちばかりが焦ってしまって徐々にペースが落ち、さらに追加の仕事が溜まっていくという悪循環が、私の「いつも」でした。混乱が不安を生みます。
新年が明けてまだ数日ということで、立てた目標に対してのモチベーションは続いているのではないでしょうか。年末年始のお休み中はあり余るほどの時間がありましたが、この通常モードに入ってからが勝負です。本当に大切なことに有限の時間をなるべく多く使う。やりたいことを明確にして最優先で実行していくタイムマネジメントの原則はシンプルなものです。
新年ということで目標設定のネタが続きます。企業研修で行う目標設定ワークの場面で「現状維持」とする方が一定数います。本当に「今」が最高ならまだ良いのですが、そういうことでもなさそうです。未来の理想像なんて考えることがメンドクサい。現在地を飛び出すことが怖い。理由は色々とあるでしょうが、周囲が成長していく中での現状維持は、停滞ではなく落ちるだけです。
目標設定というと嫌悪感を抱く方もいますが、成長には欠かせないことだと私は確信しています。なぜなら、目指す方向がはっきりしなければ有限の時間を無駄使いしてしまうからです。もちろん、どんな人生でも自分らしく生きていければ良いのですが、凡人代表の私にはかなり難しい。
元日に立てた目標が1か月もしないうちに無かったことになる。翌年の元日には気を取り直して目標を作るも毎年同じことの繰り返し。はい、過去の私です。なんて自分は根気が無いんだと嘆いていましたが根気という能力の問題はさておき、仕組みで解決するにはどうすればいいのかを考えて実行するようになってから、達成率はグッと上がりました。
時間に余裕があるはずだった12月でしたが、家族がコロナに感染し、濃厚接触者となったことから予定変更でバタバタした12月が終わりました。もちろん2022年も終わりです。ここで手を止めて12月と1年間を振り返ってみます。単なる備忘録なので、ご興味ない方はスルーしてくださいね。
コロナ禍でオンラインが増えた前年と比較すると対面での登壇が戻ってきた一年でした。どちらも対応可能というのは、これからも選ばれる前提条件になると思います。また、それぞれ(オンラインまたは対面)に向いている内容があるということがわかっただけでもこの3年間は無駄ではありませんでした。
今年も残り2日。2023年はどんな年にしようかなと展望を考えています。今の自分を作っているのはこれまでの習慣なので、自分を成長させるためには違う行動を意識しなければなりません。もちろん、新しい行動を始めることが理想ですが、同じ行動でも量を増やすことで一つ上の領域へ到達できると考えています。
官公庁や多くの民間企業は昨日が仕事納めでした。今日から1月3日までの6日間が年末年始のお休みという会社も多いのではないかと思います。ちなみに私は12日間の休みを確保していますが、この間は何もしないというわけではありません。対外的な仕事を入れていないだけで、人と会ったり、自宅や事務所の整理をしたりと毎日動いています。
年末恒例の「死ぬまでに達成したい100のリスト 2023年版」を作成しています。今年は13個のリストを達成し、21個は何らかのアクションを起こせました。残ったリストについても、継続するのか辞めるのか・・・よくよく考えてみるとそうでもなかったというものは、思い切って消しますが、考える時はゼロベースが基本です。
タイムマネジメントのフレームワークとしても一番シンプルなのがPDCAです。今どき古いと指摘する方もいますが、私はPDCAで十分だと考えています。いや、PDCAすらできないのに、その他の複雑なフレームワークなんて無理ではないでしょうか。しっかりとこのサイクルを回転させることで成果を上げていきます。
年末恒例というわけでもありませんが、この時期は整理整頓に時間をかけます。年明けにスッキリした気持ちで仕事に入れるからです。とはいえ、これが本当に苦手。そんなズボラな私でも一定のレベルを保つには仕組み作りが重要です。例えば、管理に困るモノの1つに名刺があります。皆さんは交換した名刺をどのように整理・保管していますか?
この時期に行っている恒例行事の1つ「死ぬまでに達成したい100のリスト」の作成があります。もう30代から続いています。文字どおり期限を決めないでやりたい事を書き出すというもので、カギは100という数字です。皆様も是非やってみてください。イチから書き始めた場合、20個ぐらいまではスムーズに出ると思いますが、それからが苦しい作業となるはずです。
タイムマネジメントの本質は、本当に大切なこと、自分にとって価値があることに対してなるべく多くの時間を配分することです。この土台がしっかりとしているからこそ、もう1つの側面としての「効率化」に力を注ぐことができるのです。
官公庁や多くの民間企業の仕事納めは12月28日ですが、私は一足早い23日まで。つまり今日です。もちろん、対外的な仕事を入れていないだけで、事務所の整理や執筆、緊急対応などは続けています。(対外的な)仕事始めは1月5日なので12日間の休みということになります。