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「優先順位のツボ」MAILMAGA
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このメールマガジンが優先順位をテーマにしているのは、私自身が優先順位に悩まされていたからです。スタートした頃も抱えているタスクが山のようにあり、優先順位の判断に苦しんでいました。時間が無限にあれば考える必要なんてありませんが、1日は24時間、1週間は168時間と決まっています。
これまで何度もお伝えしてきましたが、私はチェックリストを多用しています。習慣作りには最適だからです。起床後、仕事前、眠くなった時、帰宅後、1週間の終わり、1年の締め・・・など様々な場面のチェックリストを作っています。習慣化の他にもメリットはたくさんあります。忘れた!というような漏れが無くなります。
今日やるべきタスクをリストアップして、確実に処理をして定時に職場を出る。理想の生活ですね。こんな日が続くと自己肯定感も上がるでしょう。しかしながら、私たちは1人で生きているわけではないので、日々新しい仕事が舞い込んできます。
私が常々意識しているのが、時間を自分の管理下に置くということ。要は、大切な自分の時間を何に使うかという決定権をどこかの誰かに簡単に渡さないということです。うまくいかないことも多いですが、それでも思考錯誤しながら日々改善しています。
2022年の流行語大賞(ユーキャン新語・流行語大賞)は「村神(むらかみ)様」でした。今年大活躍したヤクルトスワローズの村上宗隆選手を讃える言葉です。一方で、「三省堂 辞書を編む人が選ぶ今年の新語2022」では、費やした時間に対して得られる満足度の割合を表すタイムパフォーマンスを略した「タイパ」特にデジタルネイティブであるZ世代はタイパに対して意識が高いようです。
私は数年前から手続き代行を辞め、併せて顧問契約というスタイルも辞めました。現在は、単発やプロジェクト、期間限定の仕事しか受けていません。業界の中ではかなり特殊な働き方をしていると思います。賛否両論はありますが、独立を目指した時の想いでもある「自由」が実現できているので、心地良い日々を過ごせています。
場所と習慣は紐づいているものです。自宅でのテレワークが今一つ定着しないのは、自宅が仕事もする場所という認識が無いままコロナ禍の影響で強制的に始まったからだと私は考えています。それだけこの「場所」というものは重要だというわけです。そんなこんなで行動や思考の習慣化のために、場所について様々な工夫をしています。
詳細は忘れましたが、アインシュタインが大学で教鞭をとっていた頃の話です。2年続けて同じテストを同じ学生に受けさせ、理由を聞かれたアインシュタインは「正解が変わったからだ」と答えたそうです。新しい発見が次々に生み出されていた当時の物理学の世界では、1年前には当たり前だったことも時代遅れになっていることがしばしば起きたということですね。
昨日の12月2日は54回目の社会保険労務士の日でした。私が生まれた1968年の昨日社会保険労務士法が施行されました。人生の路頭に迷いこんでいた時期にたまたま書店で手に取ったのが何のご縁か社会保険労務士の受験本。様々な士業の中から消去法で選んだこともあり、当初はそれほど勉強も進みませんでした。
大企業や自治体の職員には確実にあって、中小企業には少ない又は範囲が狭いもの。それは定期的な人事異動です。となると引継ぎが発生します。私が知る限り、簡単な引継書を作成して後任に説明するだけで終わりというケースが多いように思います。これでは前任が経験して得たノウハウがほとんど失われてしまいます。
10月よりも余裕のはずでしたが、祝日が2日もあったことで平日のスケジュールが過密になり、疲労度が高くなった11月が終わりました。いよいよ残り1か月。完了させることを意識して日々を過ごしていきたいと思います。ということで、ここで手を止めて11月を振り返ってみます。単なる備忘録なので、ご興味ない方はスルーしてくださいね。
会社員時代は21時前に職場を出たことがありませんでした。定時が18時なのに23時になるとゾロゾロと帰り始める会社や毎晩のように終電になる会社。始業が9時30分なのに暗黙の了解で8時前には出社する会社もありました。早出や残業は当たり前。帰宅して食事をしたらすぐに寝て、睡眠不足で頭がボーっとしている状態で生産性の高い仕事なんてできません。
未来の理想像と現在地との差が課題、そしてその課題には必ず原因があります。その原因を解消するために目標を立て、目標を達成するために行動計画を設定します。これが課題解決の構図です。例えば、健康状態が悪いという課題に対してカロリーの取り過ぎと運動不足という2つの原因があったとします。結果ゴールは6か月で体重5kg減これに行動計画をつなげていきます。
私は平日も休日も朝3時30分に起きるようにしています。慣れたので自然に目が覚めます。今でこそこんなに早いのですが、振り返ってみると6時30分~7時起床という時代がずっと続き、思うところがあり徐々に早めた結果、今の時刻で定着することになりました。
この時期になると書店には多くの2023年版の手帳が並んでいます。昨日も所属している団体から会員向けに手帳が届きました。失礼ですが私は絶対に使いません。胸に入るサイズで記入できる部分が小さく、何より時刻メモリが無い手帳は「いつやるか」を決めにくいし、可処分時間を把握しにくいのでタイムマネジメントには向きません。
大学卒業後、新卒で入社したのは百貨店でした。もちろん、定年まで働くつもりでしたが、思うところがあり30代で退職しました。結果論ですが、今となっては好きな仕事ができていますし、あの選択(決断)は正しかったと確信しています。しかしながら、当時は精神的に追い込まれていました。
もう間もなく12月、師走に入ります。今年の1年もあっという間でしたね。時間の速さは変わらないのに、年齢を重ねるにつれて加速しているように感じるのは、経験したことが多くなり、新しいことへの挑戦が少なくなっていることが原因のようです。それでも残り1か月はあります。皆さんだったら何を終わらせますか?
働き方改革の企業支援をしていると、残業は絶対反対の立場だと勘違いされるのですが、全ての残業を否定しているわけではありません。決算時や納期前などの繁忙期には必要な場合だってあると理解しています。もちろん、忙しいことは想定されていたのに本当に事前準備ができなかったのか、改善できる余地は無いのかを思考停止せずに検討することから逃げてはいけません。
時間の使い方を変えると人生は変わります。それは当然の結果であって不思議なことではありません。時間を何に使うのかによって、つまりどんな行動を選択するのかによって良くも悪くも未来は変わる。これは間違いありません。時間は有限です。1日は24時間、1週間では168時間と限られています。これも当たり前。
自分が何をしたいのか。自分と向き合うって、結構難しいものだと私は思います。それは例えるなら体重計に乗るようなもの。なるべく目を背けたい行為でもありますよね。ちなみに、このような(未来の理想像を作る)研修をすると涙ぐむ方がいます。