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「優先順位のツボ」MAILMAGA
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私はずっとスポーツをしてきたので体力には自信がありました。社会人になってからも、体力を土台にやる気や根性だけで乗り切ってきました。時間が足りなければ残業や休日出勤もお構いなし。ところが、それだけでは解決しない時が出てきます。
良くも悪くもコロナの影響で、私たちの様々な思い込みが崩れました。テレワークなんてその代表ではないでしょうか。私自身にもあった「仕事は職場で行うものだ」という思い込みは、強制的に上書きされました。「多様な働き方」を目指す国は、これまでもテレワークを推奨してきました。
昨日の対談では、「なぜ、タイムマネジメントを普及させようと考えたのか。」という話題になりました。収録が終わった後も「あれっ?いつからだっけ?なんでだっけ?」と考えていました。思い出したのは2つのキッカケ。まずは、メールマガジンです。
働き方改革には意識改革が最大の壁です。経営者だけではありません。働く全ての人に言えることです。なぜなら、私たちは、成果が出ないのは時間が足りないからだ、という教育を受けてきたから(私だけ?)。なので、時間を増やせば解決すると安易に考えてしまいます。
小学生に時間の概念を伝えるのは予想以上に難しい。昨日の講座では、そう実感しました。大人と違って経験が無いだけに言葉が通じないのです。そもそも、時間の使い方を学びたい小学生なんて(おそらく)いないわけで、興味の方向性がつかめないまま終了。小学生のスイッチ(興味のポイント)って何なのでしょうね。
「あなたは何者ですか」こう聞かれたら、なんて説明しますか。もちろん、一言では表せないし、役割という意味では、夫であり、父であり、親にとっては息子であり。状況によって回答は変わるかもしれません。どのように思われたいのかは、ある程度、コントロールが可能です。一方で、わかりにくいと敬遠されます。だって、“怪しい”から。
うまくいくスケジューリングのコツは、バッファ(空白)を空けておくこと。私たちは1人で仕事をしているわけではないので、ギチギチに予定を入れても予定どおりに進むことは少ないからです。
このメールマガジンのテーマは優先順位です。自分の大切なことになるべく多くの時間を使う。考えてみれば当たり前のことですが、意識しないまま生きている方は案外多いのではないでしょうか。
より良い人生を歩もうと思った時に(誰もが思うはずですが)、最低限で、かつ、とても効果的な習慣が「計画する時間」を持つということです。これは研修でも口酸っぱく伝えていますが、残念ながら9割以上の方は続きません。たった15分程度の習慣です。それすら続かないのに、一体何ができるというのでしょう。
タイムマネジメントの研修では、最後のまとめとして、あることをします。講義が続くと、どうしても効率を上げるテクニックなどで本質が見えなくなってきますが、伝えたいことは一貫しています。
小学生の子供に聞くと、ドッジボールをする時にはどうすれば勝てるかという作戦会議をするようです。始める前に考えることは良い習慣だと思います。で、何を考えるのかというと、目的、目標、ルール、そして、時間内に終わらせるにはどうすれば良いか。
「差別化」とは、誰もやっていないことをやることではありません。そもそも魚の泳いでいない海に釣り糸を垂らしても、何も釣れないのと一緒で、戦略の無い差別化では誰も振り向いてくれません。ニーズのある場所で戦うために、他人と違って見せるのが差別化です。
さあ、今年も野球シーズンが始まるという時に、コロナ騒動が発生。大会がことごとく中止になりました。ここにきて、ようやく再開されてきましたがそれでも主催者としては手探りの状態です。感染予防はもちろん大切ですが、実際に発生した場合の意思決定の基準や流れを明確にすることはそれ以上に重要なのです。
長時間労働を何とか減らしたい。という相談って実は多くはありません。仮に、そのように相談されたとしても、本人も気がついていない裏(本当)の目的があります。つまり、残業では本当の意味で悩んでいないのです。
私たちが自由に使える時間って、一日にどれぐらいあるのでしょうか。計算したことはありますか?まずは見える化してみましょう。驚くほどに少ないですから。言うまでもなく、1日24時間は決まっています。
社労士と顧問契約をしたいという経営者を知人の同業者に紹介したところ、金銭面から折り合いがつきませんでした。仕方がありませんが私は頼まれると断れない性格なので、断る決断ができる人をうらやましく感じます。開業当時、紹介された案件を断れませんでした。
ユーチューブのお陰で誰でも動画で情報発信ができる時代になりました。だからこそ、誰が話しているのかを発信することはとても重要です。ここが抜けている方は案外多いですね。
今から5年前の昨日(6月15日)は私にとって大きな方向転換のキッカケとなった、携帯電話のやり取りが50本を超えた日でした。どんどん忙しくなる日々を充実していると勘違いしていました。やっていることは、離職票はまだか、保険証が届かない、こんなことばっかり。もちろん、行政手続きは大切な業務です。
コロナ騒動のお陰で、強制的にテレワークが進みました。テレワークでもできることはたくさんありました。そして、とても便利です。しかしながら、テレワークが広がれば働き方改革が進むわけでもありません。
5月末をもって5期10年ほど務めた大分県男女共同参画審議会の委員が任期満了でお役御免となりました。何もわからない状態からだったので、とても良い経験をさせていただきました。任期中、度々、議題になっていたのが、意識改革です。