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東京商工リサーチが全国の企業を対象にして賃上げに関する調査をした結果、(賃上げを)行った理由として最も多かったのが、「雇用中の従業員の引き留め」だそうです。人手不足が深刻な中小企業ほど高い傾向にあるようですが、本当に効果的なのでしょうか。
先日登壇した、小中学校の教職員研修の感想が届きました。いつもは教える側に“教える”ということで、アンケート結果には若干の不安はありましたが、研修自体は盛り上がったと思います。恐る恐る封を開けてみると概ね好評。良かった良かった。
労働時間の把握については、ますます厳しくなってきました。昔のように家族的なゆるい労務管理は通用しなくなっています。出勤簿に押印する管理が悪いわけではありませんが、始業終業の時刻を会社が把握していなければ、そこを逆手に取られて、莫大な残業代を支払うケースも頻発しています。
「頼まれごとは試されごと」講演家の中村文昭さんの言葉です。人から仕事を頼まれると、「メンドクサイな~」と思ってしまうことってありませんか?誰でも余計なことは抱え込みたくないですからね。私自身も、経験が無いことは尻込みしていました。
仕事ができる人とできない人の違いって何でしょう。言い換えれば成果を出す人とそうではない人の差です。
労働法の基本的な話。労働基準法では、原則、1日8時間、1週40時間を超えて働かせてはならない。と規定しています。では、所定労働時間とは何でしょうか。それは、雇用契約で決まっている時間です。始業と終業の時刻、休憩時間により決まります。なので、1日8時間とは限りません。4時間の場合だってあります。
良い行動を習慣化しなければならないのに、悪い行動ほど簡単に習慣になってしまいます。それは、水のように低い方へ流れるのが人間だからです。そもそも、習慣とは、朝起きて顔を洗ったり、歯磨きしたりと、やらないと気持ちが悪い行動です。
会社が発展するには3つ要素のバランスが重要です。あくまでも、私の専門分野からですが、それは、法令遵守・採用そして、職場活性の施策です。で、今日は施策の話。
労務監査は私の得意としているコンテンツの1つ。間違い探しが得意なのです。要は実態調査ですね。そのたびに思うのは、それなりに大きな会社でも、給与計算を完璧に行っている方が珍しいということです。意外でしょうか。でも、システムで計算しているから大丈夫というのは、大きな妄想なのです。
新しい行動を起こすベストなタイミングはいつでしょうか。それは思いついたその瞬間です。なぜなら、時間の経過と共に、やる気は失われていくからです。
タイムマネジメントには2つの側面があります。1つは、目標達成の技術。もう1つは、生産性向上(時短)の技術です。なので、時間が限られている研修ではどちらかに絞って行う場合がほとんどです。どちらが盛り上がるかは、受講者のカテゴリーにもよります。
どの企業にとっても、無駄な残業の削減は喫緊の課題でしょう。それは、職業現場だけではありません。中学校の部活だって週休2日を確保しなければならない時代。練習時間に対して効果を上げていくのは、生産性を上げる手法と一緒です。
私が決めた今後5年間のテーマは「自由」です。自営業なんだからすでに自由じゃないのかそう思われた方もいるでしょうが、そうでもなかったのです。これまでは。
働き方改革への対応は待った無しです。求人倍率が高い今の状況では、法律うんぬんよりも、対応が遅れることで新規の採用ができなくなるかもしれません。しかしながら単純に残業時間を減らせば良いのかというと、そういうわけではありません。
目的と目標、そして行動計画(アクション)タイムマネジメントの基本です。言葉を覚える必要はありませんが、それぞれの関係を理解しなければタイムマネジメントは生かせません。ボヤッとした目標では、やることがわからなくてボヤッとした毎日を送ることになります。
動物園のアフリカ象と野生のアフリカ象。どちらが長生きすると思いますか。アメリカにある機関の調査結果は、圧倒的に野生の方だそうです。なぜでしょう。動物園の方が、飢え死にしないし、外敵に襲われる心配もありません。
人事評価制度を導入したいというご相談は、少なくありません。同一労働同一賃金から避けられない状況の中、適正に評価をして賃金を決めたいというのも理解ができます。何に対してがんばれば良いのかそれがわからなければ、働く側も困りますよね。
今月は、ありがたいことに研修や講演のオーダーを12件いただいています。採用、ハラスメント、タイムマネジメント、労務管理、給与計算・・・と内容は多岐に亘りますが、私にとっては、心から楽しい仕事です。それは、人の成長に貢献できる仕事だから。
「考えて行動するから道が拓ける」大好きな言葉の1つで、いつも自分に言い聞かせています。採用においても同じですが、何を考えればいいのかわからないというのが本音でしょう。
先の予定をプランニングする際に、1週間毎に行うと具体的なタスクの落とし込みができます。どこが空いているのか全体像が見渡せることが重要なのです。