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「優先順位のツボ」MAILMAGA
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時間的に余裕だった4月と比べると、忙しくなるとわかっていた5月。それでもなるべく調整して、リセットの時間を入れるようにしました。予想どおり、新しい登壇の依頼が相次いだ1か月でもありました。ここで1か月を振り返ってみたいと思います。単なる備忘録なので、ご興味ない方はスルーしてくださいね。
昨日は県外の企業で仕事(主に研修)でした。前日には電車で移動してホテルに宿泊し、当日も現地には予定の1時間以上前に到着しています。あらゆる公共交通機関の中で、電車は信頼性が高く、ほぼ時刻表どおりに動く乗り物でしょう。
「4時から会」とは、朝4時から仕事をする会ではなく(していますが)、毎月最終水曜日の夕方4時から飲む会(アルコールは飲まなくても可)です。コロナやら身内の不幸やらで、1人で飲んだり、そもそもの開催を取りやめたりしたこともありましたが、早いもので38回という歴史を積み重ねています。
雨の中、しかも移動距離の長かった昨日は、帰宅時点でかなり疲れていました。ランチも食べられなかったので尚更です。こういうバタバタした時はメールもチェックできていないので、帰宅前にいつものカフェに寄って、頭の中と新規のタスクを整理するようにしています。
一説によると、人間の記憶容量は1GB程度と言われています。数百円で変えるUSBメモリでさえ16GBもあるのに。目や耳に入ってきたこと全てを記憶することは不可能なので、自然と自分のフィルターを通して記憶するものと忘れるものとに分けています。とはいえ、大切なことを忘れてしまうとビジネスシーンでも人間関係でも大きなトラブルにつながってしまうかもしれません。
とにかく長時間働いて、たくさんモノを作ってバンバン売る。高度経済成長時代からの名残は、平成に入ってもしばらく続いていました。現に、私も会社員時代には終業時刻は18時なのに23時まで帰れない会社や、毎日が終電という会社も経験しています。
自分で目標を作ったり、会社から与えられたりして、そこに向かって行動してもなかなか達成できない時は何が悪いのでしょうか。これをやる気や気合い、根性で片づけてはいけません。能力やセンスといった抽象的な言葉でくくるのも課題解決にはつながりません。
予実管理とは、あらかじめ設定した予算(予定)と実績との差を把握することで原因の分析や改善を行う業務改善手法の1つです。多くの企業では予実管理は普通に行われていることでしょう。私が提唱するタイムマネジメントの構成も実は同じです。
人間の集中はそれほど続かないということが様々な調査でわかっています。メールマガジンを作成していても、ネコが足元に来ただけで集中力は切れます。深い集中は15分しか維持できず、長くても50分程度でブレイクを挟まなければ回復もできないようです。
時間というものは目に見えない概念のようなものです。それを時計によって可視化しているのですが、色が付いているわけではないので全てが同じに見えます。なので、ついつい流されるように時間を使ってしまいます。特に大切な時間には色を付けましょう。これによって優先順位がはっきりするようになります。
自分の年齢を3で割ると、みなさんはいくつになるでしょうか。ちなみに私は18.66です。昨日の研修対象者は7や8でした。これを時計に当てはめます。もし、0時に自分の人生がスタートしたとすると、私の場合はもう19時前ということになります。自分の想像よりはるかに残り少ない・・・。
運送業のドライバーなど一部の職種を除いて、移動時間は基本的に何も生み出しません。移動することが本来の仕事ではないからです。もちろん、車の運転中もオーディオブックを聴いたり、電車内で読書をしたりと生かす工夫はできます。しかしながら、コロナ禍で広がった在宅ワークを経験すると、移動(通勤)時間が無駄だったと多くの方は感じたのではないでしょうか。
場所と行動は紐付けられ、そのうち習慣になります。コロナ禍で在宅ワークが急速に増えましたが、一部を除いてそれほど定着しなかった(と思う)のは、自宅だといつもは食事をする席で仕事をせざるを得ない場合が多いからです。
私の夢は学校の先生になることでした。今でも年賀状のやり取りをしている小学校の先生の授業が非常に面白く、「難しいことをこんなにわかりやすく教えてくれる。なんて素晴らしい職業なんだ。」と子供心に感じたことがキッカケでした。
時間が無い、もっと時間が欲しい。このような悩みを抱える方は少なくないはずです。ある日のこと、1週間に突然1日24時間がプラスされ、その1日は何に使って良いとしたなら、皆さんだったら何をしますか?睡眠不足なので寝ますか?いつもならできない趣味にタップリと時間を使うでしょうか。旅行に行くという方もいるかもしれませんね。
今週は登壇が5本となかなかハードな週です。会場の関係でマイク無しの回もあり、声を張るので終わるとヘトヘトになります。さらに国東、日田といった遠方への車での移動は身体にダメージが残ります。とはいえ全て想定内。来週は比較的ゆったりとしたスケジュールにしています。
私はチェックリストというテクニックを知ってから、仕事の生産性がググッと上がりました。仕事術の中でも最強だと思っています。狙った行動を習慣にするにも使えます。これは2024年5月13日配信「習慣化の5原則」でもお伝えしたとおり、5原則の最後がチェックリストでした。
もしも、タイムマシンができて、過去に戻って20代の頃の自分に1つだけ教えることができるとしたら、皆さんだったら何にしますか?私だったらタスク整理の方法を教えます。頭の中はモノの整理整頓のように目に見えるわけではないので、混乱していても、気合いや根性、能力が足りないのだと自分を責めて苦しんできました。
メールマガジンの購読者の方から、このような感想が寄せられました。「理想を描けば描くほど、現実との差に驚愕し、自信が無くなってしまう・・・」大丈夫です。理想と現実の差、つまり課題が明確になったからこそ改善への道が拓けます。
世の中は働き方改革真っ只中。残業削減、年次有給休暇の取得促進ととにかく労働時間の削減に向かって動いています。「24時間戦えますか」という栄養ドリンクのCMが流れても違和感の無かった時代に生きてきた世代には労働生産性の向上という言葉はピンときません