お茶を美味しく淹れてください
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■ メールマガジン【優先順位のツボ】■
2024.8.8 Vol. 3,052
本日のテーマ:
お茶を美味しく淹れてください
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note
「労働生産性の向上とはなんぞや?」
https://note.com/happyspiral86400/n/ncdc11994c6a3
マイベストプロコラム
「タイムマネジメントの技術は社会を変える」
https://mbp-japan.com/oita/happy-spiral/column/5166437/
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◆1・ 昨日のこと
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午前中は
自治体の審議会に委員として出席。
今年度1回目ということもあり、
新任の委員の紹介から始まりました。
計画の進捗状況の報告が中心だったので、
会議は和やかに進行し、
予定を少しだけ超過して終了。
午後からは月に1度の散髪に行き、
税務署や練習のグラウンド予約で
球場に寄ってから事務所に戻り、
諸々とタスク処理をして帰宅。
夜のルーティンで一日が終了。
【2024年 記録集計中】
<読書> 目標100冊
8月7日未読了・8月合計1冊
(年累計38冊)
<タイムマネジメント研修> 目標50回
8月0回・年合計26回
受講者数年合計756名
<ダイエット> 目標12kg減
マイナス0.7kg
(年累計マイナス3.3kg)
※週の最低体重を比較(月曜更新)
<初めてのこと> 目標50個
8月7日0個・8月合計1個
(年累計40個)
<縄跳び> 目標100回
8月7日未実施・8月合計0回
(年累計2回)連続最高50回
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◆2・ 本日のテーマ
お茶を美味しく淹れてください
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私たちが行動を起こせない原因の1つに、
「次は何をすれば良いのかわからない」
というものがあります。
特に初めての仕事では、
それが顕著に現れます。
今でこそ登壇数は
1,000回を超えている私ですが、
最初のうちは
企業研修のご依頼をいただいても、
何をすれば良いのかわからず
オロオロしていた記憶があります。
ただ現地で話せばいい
というものでもありません。
そこには様々なプロセスが
付属しています。
研修資料の作成はもちろん、
準備物や配席の確認、
見積書や請求書の作成・・・などなど。
一体何がどれだけこの
「企業研修」という塊の仕事に
詰まっているのか全く分からない
状態だったので、
当初は数多くの失敗もしました。
さて、私が研修で行うワークの1つに
「美味しいお茶を淹れるという作業を
手順に分解してください」
というものがあります。
急須と茶葉、湯飲み、
そしてグラグラと煮えたぎったお湯が
ポットに入っています。
このワークからわかることが
2つあります。
1つは、手順に分解した結果が
人によって違うというもので、
これは伝えたつもりが
実は正確に伝えることは結構難しい
ということを示唆しています。
なので、伝わったかどうかを
確認するのは
コミュニケーションの中でも
かなり重要なことだとわかります。
2つ目は、
そもそもお茶を急須で淹れた経験が無いと
分解することすら難しいということです。
新卒の20代若手社員を
対象とした研修では、
ほとんどの受講者が分解できません。
急須でお茶を淹れた経験が
少ない世代だから仕方がないのですが、
これを仕事に例えると
次のことがわかると思います。
初めての仕事には、
どんなプロセスがあるのかが
わからないので、
全体像も、
次に何をすれば良いのかも
わからないということ。
こうなると、
ほとんどの人は怖くて動けません。
自転車の乗れない子どもに
「こけて痛い想いをすれば
きっと上手くなるから、
まずは乗ってみて」
と言うようなものです。
少々乱暴ですよね。
転倒して怪我をした子どもは
二度と自転車に乗らないかもしれません。
仕事でも、
分解したプロセスを明示するか、
自分なりに分解させてから
足りない部分や順番が違うといった
アドバイスをした方が
具体的でわかりやすいはず。
自主性という言葉を
はき違えてはいけないというわけです。
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◆3・ 編集後記
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甘くてぬるいお茶を美味しいと
感じる人もいれば、
苦くて熱いお茶を好む人もいます。
それによって
ポットのお湯を冷ますか
どうかの手順が変わります。
茶葉の種類も伝えていません。
そもそも「美味しいお茶」の定義を
明確にしていない発信者(私)にも
問題があるという事例でもありました。