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「優先順位のツボ」MAILMAGA
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講演やセミナーの成否の分かれ目は結構最初の段階だったりします。もちろん、メインのコンテンツがつまらなかったり、事例が少なく資料を読んでいるだけといった講演では、当然ながら評価は下がります。
人間のモチベーションは意図的に作れます。パブロフの犬の実験で条件反射が証明されたように、条件(トリガー)と結びつけることにより、行動を促すことができるのです。私は仕事場に到着してすぐに行動するモーニングリストを作っていますが、それもこれ(条件反射)を利用しています。
現実は理想どおりにはいきません。それでも理想を描かなければ、自分以外の誰かに振り回されてしまいます。大切な自分の人生(時間)にもかかわらず。数年後の理想像から逆算して時間の使い方をデザインしてみましょう。特に重要なのは1日と1週間の過ごし方です。
私のペンケースには常に赤エンピツが入っていまして・・・最後の最後までカッターで削りながら使い切っています。何に使うのかというと自己肯定感を上げるためなのです。他人から信用や信頼を得るには、約束を守ることを積み重ねていきます。
予習や復習って小中高生だけがすることって思っていませんか?そんなことはありません。大人にも絶対に必要なのですが、やっている人はごくわずか。なので、やるとその他大勢からすぐに抜け出られます。大人にとっての予習は「段取り」貴重な時間を無駄遣いしないように優先順位に従ってスケジュールを組む作業です。
野球のアンパイア(審判員)はインジケータを持ってグラウンドに立っています。カウントや得点を記録しておく器具です。でも、2塁のアンパイアが持っているモノは、インジケータではありません。何だと思いますか?
よくある職場の光景・・・。資料作成の仕事をしていたらメールに気がつき、それを返信しようと途中まで入力したところで、部下から相談を話しかけられる。10分程度で話は終わったものの、もはや何をどこまで進めていたかさえもわからない。こんなこと、ありませんか。結構やっていますよね。
以前の私は今ココに集中できず、意識が過去や未来そして現在といったりきたりしていました。「あの時こうしておけば良かった」が口クセの母親の影響は多分にあったと思います。意識が過去に捕まると後悔しか残りません。未来にだけ向けられると夢ばかり見てしまいます。段取りをするということは、今ココに集中する必須ツールなのです。
1日でも1週間でも段取り(スケジューリング)をする時に注意しなければならないのは、自分の能力を過信しないということです。仕事の進捗はその日の体調なども影響しますし、組織の中で動いている以上は自分の予定だけこなせばOKというわけでもありません。
働き方改革関連法は2週間後の4月1日から順次施行されていくわけですが、そんな中、飲食業、教育関係、農業、医療業、・・・と、仕事柄、かなり幅広い業種の会社からご相談を受けます。相談者に共通しているのは、何かをしないといけないでも何をすれば良いのかわからないというモヤモヤ感です。
「教える」ということは複数のプロセスから成り立っています。伝えただけでは意味はありません。伝える、実際にやってもらう、修正する・・・。そもそも伝えたい情報が伝わっていないと始まりません。伝わったかどうかを確認して、できるようになるまでが指導と言えます。タイミングも重要ですね。
働き方改革というとどうしても職場の中だけに焦点が当たってしまいますが、プライベートの充実度も仕事に大きく影響します。夫婦仲が悪ければ自宅に帰りたくなくなるわけで、そんな上司がダラダラと残業することで、部下が帰りにくい職場ができあがるのです。
職場環境の改善で優先順位が高いのが、長時間労働の削減です。正確に表現すると無駄な残業の削減ですね。なぜ、それが必要なのか。1つは本来の業務に集中するため。
毎年恒例の作業ですが、年末年始に新年版の「死ぬまでに達成したい(やりたい)100のリスト」を作成しています。目標と比べるとユルいイメージなのは実質的に期限を決めていないからで(死ぬまで)、だからこそワクワクするような事が次から次へと出てきます。
職場内に問題が起きた時、対症療法的に解決しようとしてもなかなかうまくいきません。ハラスメントなんてその代表です。事案が発生してからあわてて研修をしても、会社側の自己満足に終わるのがオチ。研修を受けると、その日からハラスメントが無くなるなんて、そもそもありえないのです。
人間と他の動物との決定的な違いって何でしょう。人間にしかできないことです。それは「未来を創造すること」過去と今に生きる人間以外の動物とそこに未来を加えられる人間との違いはココにあります。
ドッジボール大会の立ち上げメンバーは当初5名でスタートしましたが、徐々に増えていきました。人数が増えれば増えるほど、1人1人の負担が減っていきました。全体像をまとめる人分刻みのスケジュールを組む人細かい作業が好きな人・・・などなどそれぞれの得意分野を生かしできることが増えていきました。もちろん、関わった人が多ければ多いほど終わった後の感動も大きいものです。
ワーク・ライフ・バランスという言葉が社会に登場して10年が過ぎました。仕事と生活の調和という意味ですが、さて、本当に調和が進んでいるのでしょうか。昨日もお伝えしたとおり、労働時間はこの30年間でほとんど変化はありません。
いよいよこの4月から働き方改革関連法が順次施行されていきます。この土台となった働き方改革実行計画には9つのテーマがありますが、その中の1つ長時間労働の削減は最重要課題だと言っても良いでしょう。実はこれ、今になって始まったわけではありません。
あくまでも私の専門分野(労働)での話ですが、事業が繁栄するには3つの要素が欠かせません。それは、採用戦略、定着率向上の施策、そして法令順守です。不思議なことに、法令順守だけは後回しになります。しかし、会社の業績がようやく上向きになった頃に足元をすくわれてしまうのが法令順守の部分です。