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「無意識を明晰な意識に変えない限り、それはあなたの歩みを誘導していくことになる。それを、人は運命と呼ぶのである。」スイスの心理学者カール・ユングの言葉です。なにも努力せずに「運命」と言っているだけの人を揶揄した言葉だと解釈しています。無意識を意識に変えるには、時間の使い方を変えるしかありません。
「急がない」行動は先送りしてしまうので、チェックリストに入れてルーティンにすると習慣化できる確率は格段に高まります。それは「急がないが重要なこと」でも「急がないし重要でもないこと」でも同じです。重要ではないからと放置していると、それなりに緊急事態となります。
企業研修で行っているタイムマネジメントを、もう少し幼少の頃から学ぶことができたら、社会は変わるのではないかそのような仮説を立て、スタートしたコンテンツ開発が、徐々に進んでいます。
東京初日の一昨日、私の人生を変えてくれた安藤哲也さん率いるファザーリングジャパンが緊急フォーラムを行うということで急きょ参加してきました。保育士の職場環境をどうやって改善していくのかというテーマでしたが、パネルディスカッションでの質問コーナーでは真っ先に手を挙げました。何を質問したのかというと「休憩」の取り方。
今日のテーマは「出会い」です。まあまあの人見知りで、異業種交流会的な会合は苦手でほとんど行かない私が人脈の構築について、どうこう言える立場にないというのは重々承知の上で、あえて言い切りますが、「人生は出会いで決まる」これ、間違いありません。
昨日行った大分市役所職員さん向けの研修と今日行う大分県庁職員さん向けの研修はタイトルが違うものの内容は同じです。昨日は「ワーク・ライフ・バランス」今日は「働き方改革」です。ちなみに「タイムマネジメント研修」もほぼ同じです(笑)もちろん、そのまま全く同じ話をするわけではありません。
やる気や元気は作れます。そりゃあ自然と湧き上がってくるのが理想ですが、長い人生の中ではそうも言ってられない時ってありますよね。とはいえ、完全に手を止めてしまうと、仕事が溜まる一方で、更にやる気が出なくなります。そうなる前に準備をしておきましょう。
最初にチェックリストなるモノを作った人はノーベル賞ものだと思っています。最強ですよ。チェックリストは。私のような根性無しの凡人代表でも、タスクをチェックリストにすることで忘れずに実行でき、そのうちに習慣化されるからです。やりたくない事や忘れそうな事でもチェックリストに集めることでパッケージにできます。作る時にはちょっとしたコツがあります。
「前週の最低体重を超える(下回る)」目標(ゴール)としている体重はありますが、そこまではとても遠い遠い道のりなので(笑)、途中のステップとして置いています。このスモールステップを上がっていくことで、目標まで無理なく到達できるようにしているのも工夫です。
「業務の電話が50本」4年前の今日、2015年6月15日の記録です。当時は忙しい自分がカッコいい!と考えていたように思います。反面、苦しくて苦しくて、コールタールの海でもがいているような毎日でした。方向転換しようと決意したのがその年の秋。その後、特にこの2年間で大きく変わりました。全ては思い描いていた未来が元になっています。
目標達成とは要は課題解決のことです。ありたい(あるべき)姿と現状の差が課題となり、この課題に対して原因を探っていきます。しかし、これが案外難しい。仮に原因を特定できたとしましょう。で、多くの人は原因を解決するために、すぐにアクションを起こします。
私なりの解釈ですが、タイムマネジメントは2つの要素から成り立っています。1つは目標達成。もう1つは効率化です。目標達成のための技術という側面とタスクを効率的に処理して、目標達成のための時間を捻出するという側面があるということです。
皆さんは、朝起きてまず何をしますか?トイレに行きますか?洗面台で顔を洗うことでしょうか。ベランダで軽く体操をするという方もいるかもしれません。私はというと・・・、「チェックリストを開く」これが最初のタスクです。アプリを使っているのでタブレットで立ち上げるというのが正しい表現ですね。
お伝えしてきたように生まれて初めて4月に入院し、死への恐怖を感じながら病床で考えたことがあります。それは仕事の分野で、死ぬまでにどうしてもやっておきたいことが2つあるということです。お尻(寿命)を意識するようになったことでハッキリとわかりました。1つは「タイムマネジメント」です。
86,400円をもらえるとしたら、皆さんだったら何を買いますか。このお金は、貯金ができません。その日に使ってしまわないと消えて無くなります。明日も明後日も1年後も10年後も同じ金額をもらえます。そして、その支給がいつ終わるのかわからないというお金です。はい、もうおわかりでしょう。
私は講演家ではありませんが、職業柄、人前で話す仕事を数多くいただきます。今では年間100回以上、特にここ3年間は毎年120回以上の登壇をし、3千人以上の方の前で話をしてきました。
金曜日の業務は午前中で終わりにしています。絶対に、というほどでもありませんが、なるべく積極的に予定を入れないよう午後はブロックしています。人と会ったり、タスクの整理をしたり、状況によってはジムに行ったり。具体的には手帳のブロックしたい時間帯を蛍光マーカーで囲むこれだけです。
「習慣は才能を超える」私の大好きな言葉です。行動を習慣に定着させることで、誰もがチャンスを得ることが可能になるのです。まあ、そこは凡人代表の私。特に「良い行動」の習慣化には高いハードルが付きまとうわけです。
昔といっても大昔の話。私は研究者ではないので個人的な意見でしかありませんが、時間という概念は無かったのではないかと思っています。時計も無いから当たり前か。明るくなったら起き、暗くなったら住処へ帰る。ある意味で、タイムマネジメントは逆にしっかりしていたはずです。なぜなら、死と直結していたから。
プロ野球のスーパースター長嶋茂雄さんの逸話。ジャイアンツの監督時代、若手選手にバッティングの指導をするのに「ヒットなんて簡単に打てるんだ。いいか、ボールがサーと来たら、バッとやってダーっと・・・」正確な話かどうかわかりませんが、だいたいこんな感じだったそうです(笑)