日刊メルマガ
「優先順位のツボ」MAILMAGA
是非ご登録ください。 購読申し込み
バックナンバー
私は秩序を大切にしています。なので、規則正しい生活を心がけています。1週間のスケジュールは事前に決まっており、もちろん、新しいタスクは発生しますが、余白(バッファ)に組み込んだりしながらなるべく予定どおりに進行させます。
私はコメダ珈琲店が好きなので、せっかくだから全メニューを飲食してみようというチャレンジを続けています。昨日の注文は、お伊勢さんの和紅茶「瑞(みずき)」ポットで出てくるので、3~4杯は飲めます。
14年前の開業時点では、「いかに顧問契約を取れるか」こればかり考えていました。会社員と違って不安定な自営業にとって、毎月入ってくる収入は魅力的です。しかしながら、顧問先に提供すべき情報は多岐にわたるので、インプットの範囲は実に広く、比例して資料などの書類、そしてもちろん顧問先のデータは増えてきました。
その日にできる仕事はその日のうちに。若い頃はそれが正しい働き方だと思い込んでいました。「終わった時が帰る時」だったので、21時前に会社を出た記憶はありません。当時は独身で1人暮らし。早く帰る理由が無い、つまり、時間に制限が無いからできた働き方です。
昨日は、デスクトップに貼る付箋がテーマでした。今日は机の上です。転職先で何人も見てきました。机の上に書類(仕事)が積み重なり、雪崩のように倒れそうになっている人を。私も以前はそうでしたからあまりエラそうに言えませんが、間違いなく仕事の効率が悪い人です。
私は、社会保険労務士として開業するまでに何度も転職をしています。当初は隠しておきたい過去でしたが、今となっては「だからこそ」今の自分があると思えます。過去の印象は変えられるということですね。特に、東証一部上場の大企業からベンチャーまで様々な会社を内側から見られたことは貴重な経験でした。
目の前の仕事(タスク)に片っ端から手をつけ、終わった時が帰る時以前の私の働き方です。これではいつまでたっても労働生産性なんて上がりません。終わりの時刻を延ばす、つまり時間の長さだけで解決するのは、気合や根性といった精神論と何ら変わらないのです。
「本当に大切なこと」は人それぞれですが、自分でもなかなかわからないものです。もちろん、1つとは限りません。様々な角度からの質問や過去の記憶を掘り起こすことで見えてきたりします。これを「自分探しの旅」とでも呼ぶのでしょう。
昨日は熟考の一日でした。以前からお伝えしていますように、6月10日「時の記念日」に法人を設立します。小学生から高校生までを対象としたタイムマネジメントの普及が目的です。登記のことばかり頭にありましたが、あらためてタスクを洗い出してみると、決めることがたくさん。
前回の読書合宿は本を30冊持ち込み、とにかく大量インプットを目的としましたが、今回はメインの3冊、気分転換用で7冊と抑えています。どちらかというと、6月10日に設立を控えた法人の1人戦略会議が主なので、インプットはほどほどにして、アウトプットに時間を使うつもりです。
3年前の昨日は、生れて初めて入院した日。朝から何となく調子が悪く、ランチの時には水やご飯がむせて飲み込みにくくなりました。そのうち真っ直ぐ歩けなくなったので、さすがに病院へ。検査の結果は「過労でしょう」とのことでしたが、自宅に戻ると、(お昼時にゴメンなさい!)嘔吐が止まらなくなりました。
時間の使い方を改善したければ、まずは現在の使い方を知ることから始めます。ダイエットをする時に、最初に体重計に乗るようなもの。要は記録です。現在地とゴールとの差が課題なのですから、現在地がわからなければ何を改善すれば良いのかわからないのです。
私たちの「今」は過去の選択の結果。大切な時間を何に使うのかで未来は大きく変わります。となると、未来の理想像につながる行動に、なるべく多くの時間を投入したいところです。そこで習慣の登場となります。無意識で継続できることが習慣。それほど頑張らなくても、多くの時間を確保できます。
地元大分県の竹田市では小中学校の家庭訪問を廃止することにしました。教員の働き方改革が課題とはいえ、よく踏み切ったと思います。予定の調整、ルート設定、一覧表作成など1週間以上を準備に要していたようですね。削減できた時間を本当に大切なこと、例えば、生徒と向き合う時間に充てるなどで生産性は上がります。
野球でもサッカーでも一流選手はそのスポーツが大好きです。それは、ツライ練習が好きなのではなく、試合で勝つ喜びや達成感のために乗り越えられるのでしょう。私は社会保険労務士として開業して14年目。この仕事に誇りを持っていますが、やっていることは変わっていきました。
知らないことはできない。九九だって、経理の仕訳だって、効率的な時間の使い方だって、知らないとできません。一方で、私たちは知っていること(知識)を駆使して思考します。当たり前ですが、知らないことでは考えることができないのです。
先日、このメールマガジンの読者の方に「毎日が楽しそうですね」という嬉しい感想を送っていただきました。お蔭様で日々を楽しく過ごしています。もちろん、ノホホンとしているように見えても、それなりに課題は抱えています。
走りながら考える正しいようにも思えますが、このまま言葉どおりに信じてはダメだと私は考えています。もちろん、考えるだけで行動を起こさないよりマシです。しかしながら、考えずに走り出すと、ほとんどの場合は無駄が生じます。
私たちの行動のほとんどは無意識に行われています。ハミガキや入浴、出勤時のルートなど、イチイチ考えたりはしません。言い換えるとそれは「習慣」です。習慣とは「慣れ」なので、ある程度から成長が止まり、維持に向かいます。
この4月からは、育児介護休業法の改正がありました。パワハラ対策も中小企業に適用になっています。このようにコロナ禍でも働き方改革は進行していますが、その中でも時間外労働の削減は残業が多い会社にとっては悩みのタネ。これまで残業前提で働いてきたとしても、「改革」なわけですからこれまでのやり方を見直す必要があります。
