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昨日のメールマガジンでは、残業削減には、技術、仕組、意識、という3つの相乗効果が必要だとお伝えしました。今日は、その技術について。
ざっくり言うと、法律では残業をしてはならないことになっています。労働基準法36条に基づく、いわゆる36協定を締結して、労働基準監督署に届出をすることで、残業が可能になるわけですが、国はこの運用を見直して、罰則を設けるなど規制を強化する方向で動いています。
予定の管理は、デジタルとアナログの「いいとこ取り」をしています。誕生日などの毎年繰り返されるものは、デジタルの方が圧倒的に向いていますが、一日の行動計画は、手帳なりノートなり、アナログ管理をおススメしています。
誤解を恐れずに言うと、タイムマネジメントの研修を行っていて感じるのは、比較的、年配の受講者は熱心な方が少ないということです。「もう今さらやっても・・・」という雰囲気がプンプン(笑)誰もが目標を持ち、そこに向かって日々行動していくということは、年齢に関係なく時間を大切にして生きているということに他なりません。
ハラスメントの加害(行為)者のパターンとして、「理解不足だけの人」が圧倒的に多いのは、研修をしていても実感します。知識が無い為、「えっ、こんなのがハラスメント?」という反応がほとんどです。
これまでも、残業の削減や有給休暇の取得を促進した企業、テレワークを導入した企業、高齢者や母子家庭の父母など就職が難しい人を採用した企業、などに対して数多くの助成金が存在します。
「休む」ということは、一体どういう状態なのでしょうか。試しに妻に聞いてみました。私の家庭は共働き世帯です。休みの日に妻が夕食を作ってくれていたので、「今、休んでいる?」と聞いたら激しく攻撃を受けました(笑)
今日が人生最後の日だったとしたら、どう過ごしますか。私は朝、家族がまだ眠っている中で仕事に出ています。帰ったらまた間違いなく会えると思っていますが、そんな確証はどこにもありません。ただの勘違いです。そう思うと、もう少し家族との時間を取りたいと感じます。
タイムマネジメント研修はフォローアップが命です。この手の研修は習慣化が大きな目的なので、毎日の行動計画を作成しているかという点についてだけチェックをしています。
休暇中も緊急事態の連絡が何件か入ります。今できる対処をお伝えしますが、ほとんどは「時すでに遅し」予防を怠った為に、緊急で重要なカテゴリーに移った事案です。
昨日は、長崎のハウステンボスに行ってきました。人生の半分以上を九州で過ごしている私ですが今回が初めてです。チューリップに風車が回っているだけという昔のイメージは全く無く、オランダの街並みを再現したテーマパークですが、プールや恐竜のアトラクションなどもあり、子供から大人まで一日楽しめるように作られています。
液体である水は、沸点に達すると気体という全く別の物質に変化します。沸点まではずっと液体だったのに・・・、突然です。似たようなものにティッピングポイントという言葉があります。
年に数回ですが、職業人として中学生に仕事の話をするという機会をいただきます。私が中学生の頃なんて、野球ばかりの毎日で、とても仕事のことなど想像すら出来なかったように記憶しています。
個人的にですが・・・、人が不満に思う要因でしかない給与を、仕事に対するモチベーション(動機づけ)にも使っちゃおうというのが、給与設計の大きな意義だと思っています。
見学ツアーの中に、他の職種と比べると、不衛生だろうなと勝手に思っていた会社がありました。油まみれになって働いているようなイメージです。あくまでも個人的にですが。ところが、その会社は違いました。
「残業がゼロになったらイクメンに・・・」ある企業が行った20代の働く男女を対象にしたアンケートでこのような結果が出ました。一方で、未婚女性の4人に1人は、残業がゼロになったら、恋愛・結婚を積極的にしたいと回答したということです。
昨日も行ったタイムマネジメント研修。この手の研修で特に感じる事ですが、多くの人は、昨日や一昨日にどんな仕事をしたのか、うっすらと記憶に残っている程度で、記録がありません。
第一印象は、とても大事です。服装や身の回りの装着品、表情、声のトーンなどはもちろんですが、言っている事とやっている事が違うと人から信用されません。長く付き合う中で、印象が良くなっていく場合もあるかもしれませんが、そんな時間もありません。
理想は確かに大事です。しかしながら、あまりにも達成不可能な目標だと、様々な弊害が生まれます。確かに人間に不可能は無い、のだとは思いますが、では、私がこれから陸上を始めて東京五輪で100mの金メダルを目指すかというのは、あまりにも無謀な目標で、当然ながら私自身もそれを望んでいません。
医療、介護、小売り、製造、福祉、・・・どの業種でも人手不足は共通の悩みです。昨年の出生数は、何とか100万人を下回らずに踏みとどまりましたが、人手不足、労働力人口の問題はこれから先、ますます加速していくのは間違いありません。