経営を左右するバランス感覚

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■■ 音声付きメールマガジン「優先順位のツボ」 ■■

2017.2.7 Vol.313

本日のテーマ:経営を左右するバランス感覚

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◆1・ 昨日のこと
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ある企業で、職場環境改善
プロジェクトの打ち合わせ。

就業規則を使って、
メンバーにワークルールの
説明をしました。

労働基準法を始め労働に
関連した法律は、

なかなか学ぶ機会が無いので、
皆さん興味深々です。

権利と義務。

どちらが先ということも
ありませんが、

両方を知るということは
とても大切です。

就業規則を社員に細かく
説明するとなると、
嫌がる経営者も少なく
ありませんが、

誤魔化したり逃げていては、
結果的に職場環境は
改善されません。

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◆2・ 経営を左右するバランス感覚
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厚生労働省は、

社員が自己啓発をした時間も
労働時間として扱うように
とした指針を作成した
ようです。

えっ?という感じですが

同一労働同一賃金の議論も
進んでいて、

とんでもない方向に進む
可能性を強く感じています。

特に中小企業は本当に
大変な時代を迎えました。

国の思惑としては、

“自己啓発”

と称していながら、
サービス残業を無理強い
させるのを抑止しようと
いうことでしょう。

現実的に、そのような会社は
多いはずなので
長時間労働の削減には
一定の効果が出る
でしょうが、

自宅で行う
仕事に関連する資格の
勉強時間だって労働時間
だと主張して

つまり給料を請求される
ケースだって出てくるかも
しれません。

自分のために技術を磨く
美容師や料理人の練習も
出来にくくなるわけで、

これで労使が本当に良いのか
疑問ではあります。

要は、労使共にバランス感覚が
重要だということで、

本音で言い合える職場風土を
作りたいものですね。

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◆3・ 編集後記
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今日はこの後、
小学校で縄跳び大会が
あるようです。

父兄の見学もOKなので、
抜け出して見に行って
みたいと思います。

さて、練習の成果が出るかな。