日刊メルマガ
「優先順位のツボ」MAILMAGA
是非ご登録ください。 購読申し込み
バックナンバー
その寿司屋での話。経営者という方々は社内ではグチをこぼせませんから話していくうちに色々と出てきます。会社内に活気が無い、若手も管理職も死んだ魚のような目になっている。一体どうしたらいいんでしょうか。などなど。
「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する。」かの有名なパーキンソンの法則です。セミナーの資料を作成するのに、構想を練っていたという言い訳のもと期限当日に担当者に送るのは、私です。
新規で契約する際、まずは現在の状況を精査するところから始まります。取り急ぎ、就業規則、賃金台帳、雇用保険労働保険、社会保険、雇用契約書、労使協定、労働時間管理、採用面接、求人票、安全衛生・・・・この程度を確認していくわけですが、何はともあれ、まずはコンプライアンスが最優先。
精神障害の労災認定件数は増え続け、昨年12月からストレスチェック制度が施行され、経営者も以前より間違いなくストレスに敏感になっています。厚生労働省の調査によると、職場のストレス原因の上位には・仕事の質と量・人間関係ん~、まあそうでしょうね。
先日、小売業を営む社長から電話がかかってきました。「仕事が早く終わったら、従業員があがる(退社)のですが、問題ないですか?」いやいやいや、問題ですよね(笑)定時まで働くという前提で、給料の額などの労働契約が成り立っているわけですから。この「問題ないか?」「いいか?」という経営者の質問には結構な注意が必要です。開業当初は、なかなかわかりませんでした。
仕事柄、講演や研修など人前で話す仕事は少なくありません。昨年は100回を超えましたが、元々、人前で話すということをとても苦手に感じていた私は、どの会場でも緊張はするし、今でも得意だと思っていません。大学卒業後に入社した百貨店では、朝礼など少人数の前で話すのにも緊張して、顔は赤くなり、何を話しているのか自分でもわからなくなっていました。
昨日は、初めて給与計算をするという関与先の担当者に立ち会い、内容のチェックと指導。会社の都合で前任とうまく引き継ぎが出来ず、ほとんどぶっつけ本番です。この時期、総務担当者は新入社員の受け入れで本当に大忙しですが、さらに、300名を超える規模の給与計算だと結構な作業になります。
誤解を恐れずに言えば、今回のセミナーは特別に得意としている事業領域ではありません。なんで受けたの、失礼でしょ~と思われるかもしれませんが、その旨を説明し、受講者にわかりやすく話す自信はあります、と依頼者に納得していただいています。社会保険労務士という職業は、実のところ何をやっているのかあまり知られていません。そのせいか、様々なテーマでの講演依頼をいただきます。
優先順位を考えるときに発動される法則その1。それは・・・、「急がないが重要なこと」は後回しになる。例えば、子どもとの時間。出来るだけ、寝る前に絵本の読み聞かせをしていますが、別に今夜読まなくても、明日明後日でどうかなる問題ではありません。しかし、長期的にみると親子の関係には大きく影響してくるのは間違いないでしょう。
こんな状況だからこそ、なおさら「後悔の無い人生を!」と思っていますがでは、具体的には、どうすればいいんでしょう。まあ、どうであれ、全く後悔しないというのは無理だとはわかっているのですが。「今を一生懸命に生きる。」そりゃそうでしょう。ただ、どういう状態が“一生懸命”なのか?などと家族に話しているとウザいと言われます(笑)
徐々に全容が判明しつつある今回の震災ですが、情報を集める際、大きな情報から集めるのは基本中の基本です。大きな情報というのは、全体像がわかるようなものです。例えば、街の地図を作る際、街の周囲は何kmというような大枠がわかる情報が大きな情報警察署の横に税務署がある、というような情報は小さな(細かい)もの。断片的な情報から集めると、地図はなかなか完成しません。
こんな状況ですが、メ-ルマガジンは発行します。突然きた人生の終わり。亡くなった方々は無念だったでしょう。阿蘇に行くのが1週間遅かったら自分自身も巻き込まれていたかもしれません。明日は普通に来ると思っていますが、今回のような自然災害に直面するとそれが勘違いだったということを思い知らされます。
こんな状況ですが、メ-ルマガジンは発行します。私の分野では主に労使トラブル会社の非常事態ということになりますが、先日、こんな依頼をいただきました。給与計算、入退社などの手続きを一人で行っていた総務担当者が急に退職してしまい、どうすればいいのか誰にもわからないのでなんとか助けて欲しいとのこと。
娘が小学校に入学して、初めての登校、初めて授業、初めて給食「初め」が続いています。いつもは元気一杯の娘もさすがに疲れたんだと思います。昨夜はとても眠そうでした。自転車の練習でも初めの一回転に一番力が必要なように初めの一歩は、パワーを使います。
「もし、今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定を私は本当にやりたいだろうか。」スティーブ・ジョブズの言葉です。日々の行動計画を見直すときいつも思い出します。勝手な解釈ですが人生最後の日も予定どおりに生活するのが、幸せということなんだよと、彼は言いたかったのだと思っています。
仕事の優先順位も大切ですが、私生活はどうでしょうか。よくある時間管理のマトリクスでは予定を“緊急度”と“重要度”の2軸で考えます。その中でも「急ぎじゃないけど重要なこと」の認識がとても大事になってきます。
昨日は、初めての登山の後休暇を取り、家族で旅行に出かけました。前々から楽しみにしていた阿蘇ファームランドです。阿蘇山の雄大な風景を見ながら38のアスレチックを楽しめます。初めは子供に負けないよう張り切っていましたが、登山で体力を使い果たしていたこともありついていくのでやっとでした。
もともと行動範囲の狭い私ですが今年は、行ったことの無い場所、食べたことの無い物、どんどん経験して、幅を広げようと取り組んでいます。企業研修や講演など人前で話す仕事をしているとこの「幅」が話す内容や重みに大きく影響してきます。
性格的な影響は大きいと思いますが、一度始めると、なんでも続ける傾向にあります。むしろ、辞められないと言った方が正確かもしれません。そういう意味では、あまり要領の良い方ではないというのは自覚しています。
退職に伴う離職票発行は基本手当の受給が関係するので待ったなし。とはいえ2時間待つなんてことは当然しません。オープン直後の空いている時間帯を狙うか、番号札だけ取って、他の用事を済ませに一旦出ます。並んでいる方の多くは、会社の総務担当者でしょうか。忙しいこの時期に重要な仕事ですが、もったいない時間です。