トンボの眼が欲しいなぁ~

__________________________

■■ 音声付きメールマガジン「優先順位のツボ」 ■■

2017.1.13 Vol.288

本日のテーマ:トンボの眼が欲しいなぁ~

__________________________

このメールマガジンは音声でも配信しています。

ご視聴はこちらから・・・

 

________________

◆1・ 昨日のこと
________________

生まれてくる時に対して、

亡くなった時の手続きの多さや
煩雑さといったら、

比較にならないほど大変です。

昨日は、福岡の恩人の手続きを
手伝ってきたんですが、

世帯主の変更、
公共料金や電話などの名義変更、
健康保険の埋葬料、
遺族年金や未支給年金の請求、

・・・などなど

これに加えて相続も大変だし。

まさに、悲しむ暇もないほどの
手続きで遺族は疲れ果てますね。

マイナンバーが稼働してくれば、
軽減されるのでしょう。

少し期待しています。

__________________________

◆2・ トンボの眼が欲しいなぁ~
__________________________

紳士服の
「はるやまホールディングス」が、
面白い制度を発表して話題に
なっています。

社員が健康的に働ける環境作りを
目的として、

月の残業時間がゼロだった
社員に対し一律1万5千円を

「ノー残業手当」として

支給する方針のようです。

残業が発生した場合は、
法定どおり実労働分の残業手当を
支給するが、

残業手当が1万5千円に
満たない場合でも、

その差額を「ノー残業手当」
として支給するので、

働く側としては、
残業してもしなくても
1万5千円は貰えるわけで、

そうなると、
残業しない方が得だと
考えるのが、

私も含めて人間という
ものです(笑)

月給30万円の場合、
1万5千円だと残業5~6時間
程度というところでしょう。

結果的に残業時間が減れば、
会社の経費も削減出来るので
いいこと尽くめのような感じは
しますが、

業績まで落としてしまっては、
本末転倒です。

なので、無駄なタスク(行動)を
削るという作業は必要です。

(手を休めないという意味ではなく)
タバコを吸っている時間や、
ボーっとする時間なんて

もはやありません。

極限まで生産性を上げていく
ということは、

私語も無いギスギスした
職場になる可能性だってあるので、

職場内のコミュニケーションや

残業しない時間で何をするのか、
といったライフデザインも必要です。

ノー残業手当は素晴らしい施策ですが、
トンボのような複眼的な視点で
見ていかないと、

実は、職場の活性化には
つながらないというわけです。

________________

◆3・ 編集後記
________________

今日は商工団体の職員さん向け
セミナーに登壇します。

テーマは
「86,400円の使い方」

複眼的視点で臨みたいと思います。