ハードルを下げたっていいじゃない

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■■ 音声付きメールマガジン「優先順位のツボ」 ■■

2017.1.14 Vol.289

本日のテーマ:ハードルを下げたっていいじゃない

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◆1・ 昨日のこと
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県主催で、商工団体の職員さん
向け研修に登壇。

何かモチベーションが上がるような
内容にしてくれとのご依頼で、

「86,400円の使い方」という
テーマにさせていただきました。

登壇記録集計中(2回目)
参加者50名(累計67名)

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◆2・ ハードルを下げたっていいじゃない
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例えば、

早起きをするために好物の
ケーキを準備しておく。

会社から思いがけない賞与が
支給された。

朝礼では、大きな声で挨拶をする。

瞬間的には気分が高まるでしょうが
継続はしません。

このような外部要因で上がるのは、
「テンション」です。

「モチベーション」とは、
人が何かをする際の動機づけや
目的意識ということですが、

その動機が強ければ強いほど、
行動も強く継続するわけです。

自発的にモチベーションを
上げる方法は様々でしょうが、

簡単で確実なのは、

「やりたい事」と
「やっている事」を

一致させる。

これでしょう。

そのためには「こうしたいな~」
という目標が必要ですが、

そこに向かった行動が出来て
いると、自然とモチベーションは
高まります。

逆に、その行動が続かないと
モチベーションはどんどん
下がっていくわけです。

なので、そういう時は

「ハードルを下げる」

目標を下げるのはなく、
日々の行動レベルのハードルを
下げるということです。

例えば、夏に行われる試験の
合格を目指して勉強している
ような場合、

過去問を1日30ページ解く
という行動計画を立てても、
なかなか出来ない日はあります。

昨日も今日も出来なかった
明日も絶対出来ない、
となった時に

来年の受験に先送りしよう

と、目標のハードルを下げる
のではなく、

10ページ、いや5ページを
確実に解いていく。

行動レベルのハードルを下げてでも
目標に向かって確実に行動を
積み重ねているという

実感と実績が、
モチベーションを継続させます。

“あらかじめ”5ページにしていた
ことにしたって、

いいぐらいです(笑)

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◆3・ 編集後記
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今日は大分県立図書館での
セミナーに登壇します。

タイトルは、

「給料ってどう決めるの?」

同一労働同一賃金の議論が
加速していく今、

待った無しの給与設計を
テーマにお話しします。