後出しジャンケンでわかる価値観

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2017.1.2 Vol.277

本日のテーマ:後出しジャンケンでわかる価値観

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◆1・ 昨日のこと
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「年賀状は出さなければならない」

この価値観のおかげ(?)で

毎年のことですが、悪戦苦闘
しています(笑)

そもそも年賀状というのは、

ネットや携帯端末が無かった時代に
しばらく会わなかった人に近況を
伝えるためのものであったはずで、

SNSで12月31日まで
つながっている人達に、

果たして出す意味があるのかと、
自己弁護も含めて考えたこともあり、

勇気を振り絞って、

開業してから一番少ない枚数の
年賀状となりました。

文化と効率という狭間の中で、
価値観も疑ってみる年齢なのかも
しれませんね。

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◆2・ 後出しジャンケンでわかる価値観
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年末年始はお笑い番組の特番が
多いですね。

大みそかの恒例となった
「笑ってはいけないシリーズ」を
見ていましたが、

その中で、

「後出しジャンケンで負ける」
というゲームを行っていました。

私も研修でやった事があるので、
その難しさがわかりますが、

芸人さんたちは悪戦苦闘して
いました。

小さい頃から、

ジャンケンでは勝たなければ
ならないと、すり込まれている
私たちにとって、

後出しであっても、負ける選択肢を
選ぶという行為は、

価値観に逆らうということで、

頭ではわかっていても
体が反応しないことを証明して
いました。

価値観とは、

知らず知らずのうちにすり込まれて
いるもの

大切にしているもの

こうあるべきというもの

時には、それが邪魔をしてしまう
場合があるわけです。

高度経済成長や一億総中流の
時代の価値観と、

現代は大きく違います。

男は仕事、女は家庭という
役割分担意識の強い時代と

多様性を認める、という
現代の価値観の差を理解出来ずに

自分の価値観を他人に強制すれば
トラブルになってしまう、

そんな時代でもあります。

「自分の価値観を疑う」

定期的に振り返っていきたい
ものですね。

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◆3・ 編集後記
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多くの百貨店などでは、
今日から初売りが始まります。

私も百貨店時代は声を張り上げて
福袋を売っていたものです。

正月は休むもの。

そんな価値観は
当時ありませんでしたね(笑)