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「優先順位のツボ」MAILMAGA
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一般的な社会保険労務士にとって業務量のピークは、入退社の手続きが多い4月の年度初め、労働保険の年度更新や社会保険の算定基礎届がある6月から8月といったところです。手続き代行や顧問契約というスタイルを辞めた今の働き方では、夏から2月末が一番忙しい時期となります。
誤解を恐れずに言えば、採用は魚釣りに似ています。釣りたい魚(求める人物)を決め、その魚が泳いでいるだろう漁場(求人ツールなど)に、適切な餌(求める人物が反応する情報)を付け、釣り糸を垂らす(発信)。そして、釣り上げた魚を確認する(面接)。このように一貫性が求められますが、ズレているケースがほとんどなのです。
理想の未来と現在地の差が課題。課題解決のためには、「何のために」という目的をベースに目標を設定し、その目標を達成するために行動計画(アクションプラン、施策)を作ります。それ(行動計画)を確実に実行し、なるべく細かく振り返りと改善を行い、軌道修正をしていく。このようにPDCAを回していくことで、目的を実現していきます。
「2月は逃げる」とはよく言ったもので、あっという間に終わり。暦日が少なく、祝日は2日もあるので、本当にバタバタでした。ここで2月を振り返ってみたいと思います。数値的に追いかけているのは以下の6つ。
タスクの処理に要する時間を決めてからスタートする。効率良く仕事をするには絶対に必要なことです。なぜなら、終わり(期限)を決めると、その時間で終わらせるためには・・・と意識が変わるからです。「仕事の量は与えられた時間を全て満たすまで膨張する」というパーキンソンの法則から考えると、少し短めの設定がおススメ。
自分で決めたことの方が達成感が得られる。人間は、そういう生き物だと思います。本来は、ほとんど全てのことを自分で決めているはずですが、なぜか他人からコントロールされていると勘違いしています。確かに、やりたい事よりもやらなければならない事を優先した結果、理想の未来へはなかなかたどり着けません。
私の寿命は60歳まで。そう決めています。明日の命さえわからないという紛争地域の方々にとっては不謹慎かもしれません。しかしながら、無限に感じられる時間だからこそ、終わりを決めないと残された(使える)時間が把握できないのです。特に意識し始めたのは脳梗塞で入院した3年前から。
お金持ちか時間持ちか。確かにお金も必要ですが、そこそこあれば十分で、それよりも自由に使える時間を増やしたいと考えて、実行してきました。それは、ここ数年のことです。開業してからは、とにかく手帳を予定で埋め尽くすことが目標でした。
社会保険労務士の仕事は法律上で分けると以下の3つ。(1)申請手続き業務(2)法定帳簿書類の作成(3)労務管理への助言など、この中の(1)と(2)が社会保険労務士の独占業務です。原則として社会保険労務士以外はできません。
何かにつけて「意識改革」が重要だと言われます。確かにそうでしょうが、当たり前になっていることを変えるって案外難しいものです。無意識でやっていることなので思い込み(アンコンシャスバイアス)になっている場合がほとんどですし。私にもたくさんの思い込みがあります。
職場、体調、人間関係などの日常生活でトラブルになると、その対応に追われて本当に大切な事どころか、通常業務にさえ影響が出てしまいます。予防が大事だとは誰でも知っています。ところが、現にトラブルが発生していないことは想像ができません。なので、なるべくイメージしながら先手を打つのがポイントです。
立春はとうに過ぎていますが、まだまだ寒い日が続いていますね。とはいえ、春はもうすぐそこ。1月の新年も気持ちを新たにできますが、4月の年度始まりは、街で見る多くのフレッシャーズにこちらもワクワクしてきます。新しく何かを始めてみるのも、ピッタリの季節だと言えますね。
行動する時と考える時の脳の使い方、使う場所は違うと思います。目の前の作業に没頭しながら、未来のことは考えられません。ヒントぐらいは思いつくことがあるかもしれませんが、手を止めて考えなければ判断がブレてしまいます。
このメールマガジンのテーマは「優先順位」限られた24時間の中で、何を優先するのか。何を先に取り組んで、何を後回しにするのか。日々考えて実行することの重要さと難しさをお伝えしています。
新卒で百貨店に入社した時は、まさか自分が独立するとは思ってもいませんでしたが、30代中盤から「会社員には向かない」と独立を考えるようになりました。その程度の想いだったので、社会保険労務士の試験は3回も受けることに。ただ、結果的にはこの仕事を選んで本当に良かったと思っています。
「時間が無い」以前の私の口ぐせでした。とにかく片っ端からバタバタと動き、何をやったのかわからない状態で一日が終わる。こんな毎日でした。この「時間が無い」と思う感覚は、自分が本当に大切だと思うことに使っている時間が無い。
顧問契約というスタイルを辞めた私にとって、アウトプットの機会は限られています。となると、法改正への対応など最新の情報をインプットするのが後手になってしまいます。昨日のように(顧問という認識はないが)定期的な企業訪問は貴重なチャンスで、ここで課題を把握し、集中してインプット、支援先に合わせてアウトプットをしています。
私は小学生の頃から日記が続いたことがありませんでした。いつも3日坊主。自分は続かない人間なのだ。そんな変な思い込みがありました。この傾向は大人になってからも変わりませんでしたが、あるキッカケで継続のコツがわかるようになりました。それが、このメールマガジンです。
私は秩序や安定が大好きです。秩序があるからこそ自由を楽しめます。安定があるからこそ挑戦ができます。秩序とはルール。スポーツはルールがあってこそ成り立ちますし、ルールを守るから楽しめます。
主体的に時間を使うということは、自分の行動を主体的に選択しているということ。特に「本当に自分の大切なこと」に使う時間が増えると、比例して幸福感が増していきます。これを証明する様々な調査データはありますが、自分自身の経験からも間違いないと確信しています。