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期限は守る。仕事の基本です。1人で仕事をしているわけではないので、誰かが遅れると多くの人の進行にも影響します。ところが、そのための仕事のやり方について詳しく教わる機会はほとんどありません。「当たり前」「誰でもやっていること」「そこは自己啓発」こんなセリフを私自身も何度も聞いてきました。でも、本当にそうでしょうか。
会社員時代の影響なのかわかりませんが、独立して自由になったはずなのに平日の昼間に仕事をしていないと、どこかの誰かに怒られるような気がしてならない。そんな状態が続いていました。常に携帯電話が気になり、ゆっくりできません。
昨日に引き続き、時間を自分の管理下に置くための話です。そのためには、相手の期待値を下げておくことも必要です。仕事が早い人ほど陥りがちな罠が「頼まれたらすぐにやる」頼む方としたらありがたい存在です。しかしながら、もちろん時間は有限。
私の定義ではありますが、タイムマネジントとは本当に大切なことになるべく多くの時間を投入する技術です。その為には、常に時間を自分の管理下に置くということを意識すべきです。仕事ができる人は、自分にとって有利に使うために工夫しているものです。
とにかく片っ端から手をつけて、終わった時が帰る時。以前の私はこんな働き方をしていました。なので、21時前に職場を出たことはほとんどありません。忙しくても休日出勤で何とかこなしていました。もちろん、時間の長さは価値に転換できます。
2019年4月から本格的にスタートした働き方改革は、コロナ禍でも予定どおり関連する法令が改正されています。同一労働同一賃金、時間外労働の上限規制、女性活躍やシニア活躍、育児や介護と仕事の両立・・・企業は当然ながら法令を順守しなければならないわけですから、なかなか大変ですね。
チェックリストは世界を救う。少し大袈裟ですが、私は割と真面目にそれを追及しています。チェックリストとは儀式です。苦手なこと、やりたくないこと、先延ばしにしてしまいがちなことでもリスト(項目)に入れておけば、自動的に実行ができます。「急がないし、重要ではないこと」でも放置していると、緊急事態に移行します。
私たち人間は、他人から指図された時と自主的に取り組んだ時ではモチベーションの上がり方が全く違う生き物です。夏休みの宿題に取りかかろうとした娘に今日の分は終わったのか聞くと「今、やろうとしてたところだったのに・・・」と不機嫌になります。これは誰しも経験したことではないでしょうか。
ああ、時間が無い。仕事に追われる日々を過ごしていると、口ぐせのように出てくる言葉です。子供と公園で遊ぼうと思っていたのに。今週も趣味の時間が取れなかった。・・・などなど。一時的なものならともかく、自分のやりたい事ができていないと、人生の満足度は下がってきます。
8月に入り、娘の夏休みも終わりが見えてきました。宿題の進捗を確認したところ、まずまず。前倒しの期限を決め、残りの全量を日数で割ったら1日の勉強量が決まります。その勉強量を処理する時間を見積もり、時刻に当てはめれば段取りは終了。後は、集中して勉強するのみです。あ、そうそう忘れていました。定期的な振り返りも必要です。
怒涛の7月が終わりました。年度更新や算定基礎届といった一般的な社会保険労務士とは中身は違いますが、やはり忙しく、緊急なことに追われたので少し停滞気味です。今年も残りは5か月。ゴールに向けて軌道修正したいので、ここで7月を振り返っておきます。単なる備忘録なので、ご興味ない方はスルーしてくださいね。
タイムマネジメントは、本当に大切なことになるべく多く時間を投入するための技術です。特定の人が持つ特殊能力でもなければ、やる気や根性でもありません。知らないとできないことではありますが、知れば誰にでもできるものです。
時間を自分の管理下に置くことが、タイムマネジメントの主目的の1つですが、そのためには、目に見えない時間を可視化する必要があります。自分の感覚と実際はかなり乖離があるものだからです。
10日連続、延べ12本という登壇ウィークを終えました。疲労はありますが、やり切った達成感の方が上回っています。この週末は少しだけノンビリしますが、来週も4本の登壇が控えており、準備に追われています。
特にタイムマネジメントに言えることですが、理解していることが実際にできるわけではありません。むしろ、頭でわかっていても、流されるのが人間。なので研修では、可能な限り体感ワークを入れます。考えて行動するとはどういうことなのか。ゴールを定義付けするとは、制限時間内にゴールまで到達するには、細かくPDCAを回すとは・・・。
私の仕事のピークは一般的な社会保険労務士とは全く違います。顧問契約や手続き代行がメインであれば、入退社の多い3月末から4月、労働保険の年度更新や社会保険の算定基礎届のある7~8月が忙しいのですが、講演などの登壇がメインの私は、7月・9~11月・1~2月がピーク。
通称BLOCKS(ブロックス)と呼ばれる大分県建設産業女性活躍推進事業では、3地域で講演する機会をいただきました。同じ話を立て続けに3回もするのは話す方も飽きるので、受講者の状況を見ながら少しネタ(事例)を入れ替えるようにしています。昨日は持ち時間が10分増えました。
私が「大人の時間割」と呼んでいるタスク整理と「思考の時間」と呼んでいる行きたい未来と現在地との差の確認は、別々の日に実施しています。使う脳が違うので、不器用な私では一緒にできないのです。タスク整理は2週間単位で、具体的なスケジューリングを行います。
タイムマネジメントとは、「本当に大切なことに、なるべく多くの時間を投入する技術」と私は定義付けしています。本当に大切なことに時間を使うと、未来はより良い方向に変わります。その為には、ゴール、つまり未来の理想像を作ることが最優先。スキマ時間を集めて一生懸命動いても、現在地から変わらなければ、モチベーションなんて続きませんから。
私は一日の終わりにその日を振り返り、ノートに記録しています。ジャーナルとも呼ばれる作業で、形を変えながら続けています。以前は振り返りシートを作っていましたが、今はノートを使っています。時間にして15分程度ですが、今の私を支える大切な夜のルーティンとなっています。