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タイムマネジメントの技術によって自分の時間をコントロールできるようになると、自分の人生もコントロールできるようになります。自分が進みたい方向に向かって進むことができ、ゴールに到達できる確率も上がります。ただし、実はそれは(ゴールに到達できるかどうかは)幸福感にそれほど関係なく、やりたいこととやっていることを近づけていくプロセスがカギを握っているということは様々な調査によって明らかになっています。
タイムマネジメントにより自分の時間をコントロールすることができます。自分の時間を大切にするようになると相手の時間も大切にするようになります。遅刻をして人を待たせない。提出期限は守る。基本的なことですが、より良い人間関係のためにもとても重要ですよね。
タイムマネジメント講座は大きく分けると2つの側面から成り立っています。1つは仕事術です。この技術を知らないと効率が悪くなるので、同じ量の仕事を処理するには時間の長さが必要です。残業、休日出勤、持ち帰って仕事・・・。ある意味では楽です。工夫をしなくても時間の長さだけで解決できるからです。しかし、過重労働は徐々に疲弊していきます。
考えて行動すると道は拓ける私の信条でもあります。一方で、走りながら考えるという方もいます。考えるだけで行動しないと当然ながら結果は出ないので、これにも一理あります。しかし、私は明確に反対です。もちろん、とは言っても何も考えずにスタートするわけではないと思いますが、「走りながら考える」ことの一体何が問題なのでしょうか。
世の中にはコントロールできること、できないことがあります。自分の意志や努力で変えられるという意味です。天気や寿命はコントロールできません。道路の渋滞も念じれば解消されたりはしません。一方で、体重はコントロールできるはずです(なかなかできていませんが)。当然、時間の使い方も同様でしょう。
これまでに読んできたタイムマネジメントに関連する本を読み直して感想を紹介するコーナー不定期でお届けしています。7冊目は「一冊の手帳で夢は必ずかなう」熊谷 正寿 著、社会保険労務士の資格取得に向けてダラダラと勉強していた2004年頃に読んだ1冊です。
仕事の効率や進み方と集中力は密接な関係があります。集中力の高い午前中に集中力が必要な仕事を処理したり、机の上には仕事を1つだけ置き、終わったら次、終わったら次と処理していったり、会議室に閉じこもったり・・・。ところが、理想はそうであっても、現実にはなかなか難しいもの。
12月1日は記憶に残る1日となりました。九州各県(沖縄や一部中国地方も含む)の研修担当者が集まるイベントで、研修デモをするという貴重な機会をいただきました。講師は全国から集まった私を含む4名。他の講師の講義も聞けて、話し方や資料の作り方なども参考になりました。
振り返ってみると暇でしたという月は一年通してもないのですが、研修シーズンの11月は非常に忙しい1か月となりました。ナイトセミナーが4本と非常に多く、帰宅が遅くなったことに加えて痛めた足の影響もあってルーティンが崩れてしまいました。ここで手を止めて、11月を振り返ってみたいと思います。単なる備忘録なので、ご興味ない方はスルーしてくださいね。
タイムマネジメントの技術を使うと、メンタルのセルフケアにつながります。それはそうでしょう。なぜなら、自分で決めた未来の理想像に向かって、自分で決めた行動に自分の大切な時間を使えるからです。
本日でこのメールマガジンは2,800回連続の配信となりました。これも購読していただいている皆様のお蔭です。誠にありがとうございます。2016年4月1日にスタートし、7年8か月でここまで到達しました。実に400週もの間、一日も欠かさず配信してきたことになります。
これまでに読んできたタイムマネジメントに関連する本を読み直して感想を紹介するコーナー不定期でお届けしています。6冊目は『「朝4時起き」ですべてがうまく回り出す』池田 千恵 著、本試験に挑むこと3回目でようやく社会保険労務士の資格を取得し、意気揚々と開業したものの、なかなか軌道に乗らなかった頃に読んだ1冊です。
私は5年先の未来にポイントを置いて、その時点での理想を描いています。もちろん、途中で軌道修正はします。そこに向かうと現在地が移動するので見える風景も変わってくるからです。2014年時点でのテーマは「手帳を真っ黒に」でした。つまり、予定でスケジュールを埋めようというものです。
いかに効率良く物事を進めるか。スケジューリングをする時に常に考えていることです。「効率」という響きに嫌悪感を抱く方もいますが、私はプライベートでも仕事でも「本当に大切なこと」に使う時間をたっぷりと確保するため、「それ以外のこと」を効率化し、時間を生み出すために必要な行為だと考えています。
人の集中力はそれほど長くは続きません。一般的には起床後が一番高く、時間の経過と共に落ちていきます。しかしながら、単純に(集中力が)減少していくわけではなく、少し上がったり、急激に落ちたりします。上がる傾向にあるのは「終わりが見えた時」昼休憩まで1時間、研修の終わりまで最後の1時間・・・。
働き方改革と労働生産性はセットです。厚生労働省も言っています。労働時間は減った、業績も減った(落ちた)では本末転倒だからです。では、生産性と聞いてピンとくる人がどれだけいるでしょうか。おそらくは、製造業や運送業など一部の産業以外はナンノコッチャなはずです。
今日の研修で通算登壇回数は996回となります。目標としていた1,000回には12月1日に達する予定です。タイムマネジメントを社会に広めるというミッションをベースに目標値を決め、リピートにつながるアクションを実行してきた結果でもありますし、99.9%は「呼ばれ講師」なので、呼んでくださった方や紹介していただいた方のお蔭でもあります。
私はタイムマネジメントを「本当に大切なことに有限の時間をなるべく多く使う技術」と定義しています。もちろん、締め切りに追われて疲弊している現状を改善したい時にも使える技術ではありますが、理想の未来を実現するために使わないとモッタイないと思っています。理想の未来とは言い換えると「夢」です。
タイムマネジメントは、未来の理想像、あるべき姿、楽しい毎日を描くことから始まります。それを実現するために時間をなるべく多く投入することで未来はより良く変わっていきます。確かにタイムマネジメントの技術を使えば、締め切りに追われる日々も改善できますが、単純に残業が減り、早く自宅に帰れたとしても、家に帰って何もすることがないという状況だとどうでしょうか。
私は月曜日の朝は7時からコメダ珈琲店にいます。締め切りという短い視点の仕事を繰り返していると、何をしているのかわからなくなってしまうので、目線を未来に移して、人生の目的やビジョンなどを再確認する貴重な時間にしています。一方で、金曜日の夕方はカフェ・ド・クリエというお店にいます。座る席も決まっています。ここでは1週間の振り返りと翌週以降のプランニングをしています。