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「優先順位のツボ」MAILMAGA

時間の使い方を変えると人生が変わる
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時間は自分で作るモノ

私のキャリアのスタートは百貨店です。最初の担当は婦人服。売り場での接客や催事の企画、運営などが仕事の中心ですが、商品の納品や返品作業もありましたし、お中元やお歳暮の時期には食品を扱うこともありました。でも、最優先は売り場でそれ以外の作業は二の次。つまり、仕事は指示されるが、時間はもらえないという状態で、ずっと不満を抱えていました。今の自分から見るとずいぶん甘かったなと思います。

新しい手帳の年間ページは年末に使います。

ここ数年は1週間見開きバーチカルタイプの手帳を使っています。これ、スケジュール調整に最適です。もちろん、マンスリーの部分も使います。ここ(マンスリー)に他人とのアポを記入し、ウィークリーで自分とのアポを入れます。私の手帳にはもう1種類のページがあります。それは年間のスケジュール。実はこの年末の時期に使っています。

仕事ができる人は、ある不満を持っている。

仕事が終わらなくて残業が多い人、テキパキと処理して残業が少ない人。残業代の差は年収の差につながります。もちろん、仕事ができないことが残業代不支給の理由にはなりません。自分はキッチリと時間内に終わらせている。あの人は残業して、しかも仕事が終わらない。なぜ能力の低い人の方が高い給料をもらうのか。これを放置していると社員間で不満が発生し、状況によってはハラスメントにまで発展する場合もあります。

直接的な方法と間接的な方法

問題解決には直接的な方法と間接的な方法とがあります。前者(直接的)は、例えば、人手不足に対応するために、求人情報の見直しを行うというものです。後者(間接的)は、男性の育児休業取得率の向上をターゲットにすることで、属人的な業務を廃止したり、帰る理由を作ったりと副次的に長時間労働も削減されていくといった効果を狙ったりするもの。

タスクの整理に使う3つの眼

大会の運営や審判が入ると、朝は7時過ぎから夕方5時頃まで拘束されます。滅多に無いことですが土日の両日が野球でツブれると、困ったことになるのが週間レビュー(1週間の振り返りと翌週以降のプランニング)ができないこと。これ、大人の予習復習です。漏れたタスクは無いか。どのタスクをいつ処理するか。抱えているタスクの居場所を決めます。

ダブルワークの労務管理は意外に難しい。

働き方改革の流れの中で、国は多様な働き方を推進する方向に動いています。これまでも厚生労働省は就業規則のひな型を公開していますが、昨年これを改定し、副業や兼業を容認した内容にしました。まあ、これは国に言われる筋合いのものではなく、会社や従業員といった当事者が決めることではありますが。ただ、ダブルワークの労務管理は意外にクセモノなのです。

仕事だけが人生ではない。

(実話かどうかわかりませんが)潜水艦の中には部屋がたくさんあるそうです。なぜだと思いますか?浸水してもその部屋の扉を閉めることで被害を最小限に抑えることができるように作っているそうです。これってなんだか人生と似ていませんか。仕事のような大きな部屋しかないと、そこが浸水したら俺の人生もうダメだとなってしまいます。

発信すべきは「誰のための」働き方改革なのか

働き方改革を進めていく上で大切なのは意識改革です。ITツールを入れても、意識が変わらなければ宝の持ち腐れになるだけ。この意識改革は、職場内だけの問題ではありません。保育園であれば保護者病院なら患者やその家族自治体なら県民や市民といったエンドユーザーや利益を享受する受益者の意識改革も視野に入れて計画しなければ中途半端で終わります。

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