日刊メルマガ
「優先順位のツボ」MAILMAGA
是非ご登録ください。 購読申し込み
バックナンバー
ここ1か月程度ですが、月曜断食を実行しています。その名のとおり、月曜の朝から翌朝まで水分以外は絶食するというものです。これまでも、週に1回はプチ断食をしていました。前週の最低記録を更新するというチャレンジをしていたので、ターゲット日の前日に絶食していたのです。
大分県が作った健康アプリ「おおいた歩得(あるとっく)」は、携帯電話と連動して歩数を自動的に集計、ポイントを加算するシステムになっています。それだけではなく、ミッションという企画をクリアしたり、指定の温泉に入浴することでボーナスポイントをゲットできる仕組になっています。
私のカバンの中には、アポ以外の仕事が常に2~3つ入っています。講演の企画書や校正する原稿などです。交通事情だったり、相手の都合だったりひょんなことで空いた時間を使って処理をするために持っているというわけですが、このスキマ時間が意外にバカにならない。
私のキャリアのスタートは百貨店です。最初の担当は婦人服。売り場での接客や催事の企画、運営などが仕事の中心ですが、商品の納品や返品作業もありましたし、お中元やお歳暮の時期には食品を扱うこともありました。でも、最優先は売り場でそれ以外の作業は二の次。つまり、仕事は指示されるが、時間はもらえないという状態で、ずっと不満を抱えていました。今の自分から見るとずいぶん甘かったなと思います。
ここ数年は1週間見開きバーチカルタイプの手帳を使っています。これ、スケジュール調整に最適です。もちろん、マンスリーの部分も使います。ここ(マンスリー)に他人とのアポを記入し、ウィークリーで自分とのアポを入れます。私の手帳にはもう1種類のページがあります。それは年間のスケジュール。実はこの年末の時期に使っています。
仕事が終わらなくて残業が多い人、テキパキと処理して残業が少ない人。残業代の差は年収の差につながります。もちろん、仕事ができないことが残業代不支給の理由にはなりません。自分はキッチリと時間内に終わらせている。あの人は残業して、しかも仕事が終わらない。なぜ能力の低い人の方が高い給料をもらうのか。これを放置していると社員間で不満が発生し、状況によってはハラスメントにまで発展する場合もあります。
ここ数年で仕事を選ぶようになりました。開業当初は来るモノ拒まず、ご縁と思って何でも受けていましたが、この仕事を始めて13年目。ストレスが溜まるような仕事はお断りしています。社会保険労務士の仕事を一通り経験したこともあり、私にとってストレスが溜まる仕事がわかったということでもあります。
問題解決には直接的な方法と間接的な方法とがあります。前者(直接的)は、例えば、人手不足に対応するために、求人情報の見直しを行うというものです。後者(間接的)は、男性の育児休業取得率の向上をターゲットにすることで、属人的な業務を廃止したり、帰る理由を作ったりと副次的に長時間労働も削減されていくといった効果を狙ったりするもの。
大会の運営や審判が入ると、朝は7時過ぎから夕方5時頃まで拘束されます。滅多に無いことですが土日の両日が野球でツブれると、困ったことになるのが週間レビュー(1週間の振り返りと翌週以降のプランニング)ができないこと。これ、大人の予習復習です。漏れたタスクは無いか。どのタスクをいつ処理するか。抱えているタスクの居場所を決めます。
野球は残酷なスポーツですね。少なくとも私はそう思っています。出場している選手はグラウンドに9人。サッカーは11人、ラグビーは15人なので、これらのスポーツと比較すると1人にかかる負担は大きいだけではなく、団体競技なのに個人競技に近いのです。
働き方改革の流れの中で、国は多様な働き方を推進する方向に動いています。これまでも厚生労働省は就業規則のひな型を公開していますが、昨年これを改定し、副業や兼業を容認した内容にしました。まあ、これは国に言われる筋合いのものではなく、会社や従業員といった当事者が決めることではありますが。ただ、ダブルワークの労務管理は意外にクセモノなのです。
ハラスメントの中でも法制化が遅れていたパワーハラスメントについて、防止措置に関する法律が5月29日に成立しました。大企業の施行は来年の6月、中小企業も2022年の4月施行の予定で法整備が進んでいます。
時間には色がある。私は本気でそう思っています。もちろん、時間は目には見えませんが、好きなことをしている時間と、それ以外、特に気が進まないことをしている時間は明らかに色が違います。タスクを大きく2つに分けるとするとやらなければならないことやりたいことこのように分類できます。
片っ端から目の前の仕事に手をつけていくのではなく、段取り(スケジューリング)をしてから実行、うまくいかなかった部分を日々改善する。こういうことを繰り返していくと、確実に時間の効率が向上します。自分に期待し過ぎないことも経験的に学びました。
(実話かどうかわかりませんが)潜水艦の中には部屋がたくさんあるそうです。なぜだと思いますか?浸水してもその部屋の扉を閉めることで被害を最小限に抑えることができるように作っているそうです。これってなんだか人生と似ていませんか。仕事のような大きな部屋しかないと、そこが浸水したら俺の人生もうダメだとなってしまいます。
働き方改革を進めていく上で大切なのは意識改革です。ITツールを入れても、意識が変わらなければ宝の持ち腐れになるだけ。この意識改革は、職場内だけの問題ではありません。保育園であれば保護者病院なら患者やその家族自治体なら県民や市民といったエンドユーザーや利益を享受する受益者の意識改革も視野に入れて計画しなければ中途半端で終わります。
仕事柄、様々な業界と関わりますが働き方改革など職場の環境改善を進めようとして、反発するのは、意外にも現場の一般社員と感じることは少なくありません。保育士、看護師、教員などの専門職が特に多いように思います。
働き方改革の本丸は意識改革です。歴史的に初めて労働関連法に「労働生産性の向上」という文言が入りました。製造業ならともかく、大半の現場はピンときていません。そんな中、経営者はともかく管理職の意識改革はかなり苦労します。
働き方改革は意識改革と言っても良いくらい、ここが成功のカギを握っています。無意識の思い込みを払拭しなければ何も変わりません。でも、これ(意識改革)がなかなか難しい。なぜなら無意識だから。
10年前に独立してからというもの、会社員時代と比べると確かに時間の自由度は増えました。でも、自営業なので自由にできると思われがちですが、年次有給休暇はありませんし、私の代わりはいないわけで、私が動かないと報酬が発生しない完全な労働集約型ビジネスは、想像よりも楽ではありません。