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多くの無意識の行動はトリガー(きっかけ)により発動します。トリガーは、時刻だったり、場所だったり、他の何かの行動だったりします。例えば私の場合、朝、机に座ったらメールマガジンを作るという行動が自動的に始まります。それが習慣になっているからです。
偏見かもしれませんが、職場の机の上に書類が山積みになっている人は、もしかして、もしかして、もしかしてテレビ録画用のレコーダーが一杯になっていないでしょうか。もちろん、そうでない人もいると思うのでご容赦ください。これは整理が苦手というより「決断」ができない人の傾向で、万事がこの調子なはずです。
読者の方からご質問があったので回答します。「狙った行動を習慣にするためにチェックリストを作るのはわかりましたが、リストの表現についてコツを教えて欲しい。」というものでした。相談者の方は、チェックリストを作っていても続かないようです。
ルーティンとは習慣です。ルーティンを作るには習慣にしたい行動をチェックリストにして手順を決めます。習慣化することで長期間、長時間、そこに時間を投入することができ、いつしか価値に変わります。ところが皮肉なもので、習慣になってしまうと無意識でできてしまうので、モチベーションにはつながらなくなります。
今年も最終四半期に突入しました。2023年はどういう年にしたいでしょうか。少し気が早いですかね。しかし、時間はあっという間に過ぎていくもの。私は一年の残り3か月の過ごし方はその他の四半期以上に重要だと考えています。それは、翌年にも影響するからです。
仕事には必ず締め切りがあります。セミナー講師という仕事だと、セミナー当日が締め切りのエンドとなるのですが、それまでにもタイトルや内容の決定、見積書や資料の送付など様々な締め切りがあります。もちろん、仕事はその他にもたくさんあります。
ルーティンの多い私ですが、同じことばかりを繰り返しているわけでもありません。未来の理想像に向かっていくよう定期的に内容を見直したりしながら常にブラッシュアップしています。今やっていることを少しずつでも変えていく。変化を嫌う人間としてはハードルの高い行為ではあります。
私が大切にしていること。それは「秩序」です。言い換えると、価値を感じていることでもあり、心地良いことであります。窮屈に思う方もいるかもしれませんが、秩序があるので自由が楽しめます。
講演やセミナーの仕事が多い私にとって、読書の量はアウトプットの質のバロメーターになります。忙しくて読書量が減るとネタも枯渇してきます。なので、年間100冊は読もうと工夫しています。とはいえ、重要なことですが、急ぎではないので、どうしても先送りしてしまいがち。
徐々に気温が落ち着き始めた9月も終わりました。3連休が2回もあり、稼働日が少なく、その分のしわ寄せで忙しい日もありましたが、今日からは2022年の最終四半期がスタートします。3か月あれば人間はかなり変われます。ということで、ここで手を止め、9月を振り返ってみます。
私は中学生の娘と同じ手帳(スケジュール帳)を使っています。中高生向けのフォーサイトというものです。1週間見開きバーチカルタイプで、月曜日から金曜日は途中から時刻メモリではなく1限目、2限目と時間割が書けるようになっています。
毎月最終水曜日は「4時から会」を開催しています。「朝4時から仕事をする会」と勘違いされる時もありますが、違います。感染対策を講じた上で夕方の4時からお酒を飲む会です。16時から始めるのには理由があります。18時からだと、ただの飲み会になってしまいます。
運送業や公共交通機関などの運転手でない限り、移動時間は何の価値も生み出しません。私にとっては本当に無駄な時間です。少しでも活用したいので、オンライン動画の音声を聴きながら勉強したりもしていますが、もったいない時間だと思っています。
目標設定にはコツがあります。その感覚は筋肉のようなものなので、何度も繰り返すことでムキムキになるというのが私の持論です。できれば小学生ぐらいから慣れているといつの間にか重い物、いや重要な決断ができるようになっているはずです。
ルーティンを重要視する私は、様々な場面の習慣を持っています。金曜日の午後は対外的なアポは入れず、サウナに入り、心身を整えてからタスク整理をする時間としてブロックしています。月間スケジュールを週間に転記していき、2週間単位で細かい段取り(大人の時間割)をします。
未来の理想像を作る時には、現在地からの積み重ねではなく、途中のプロセスを一切無視して未来に飛んでいき、バックキャストで考えるとお伝えしてきました。このように逆算で考えるには、ゴール(理想像)と期日(〇年後)を設定することから始まります。
部屋の模様替えのため、家具の専門店や量販店を巡っています。娘の成長や私自身の働き方の変化などに合わせて新しい生活スタイルを作るためです。こういうお店に行くと、なんだかワクワクするような気持ちになりませんか?季節的なものだと、春の新生活フェアなんかは見ているだけで気分が明るくなります。
私は、タイムマネジメントは幼少期から学ぶべきことだと考えています。九九を覚えたい小学生はそれほどいないと思いますが、それでも学校の授業では強制されます。それにより、ある程度の計算であれば暗算ができるようになります。
私が常々意識しているのが「時間を自分の管理下に置く」ということです。わかりにくいので言い換えると「時間を主体的にコントロールする」こと。さらに簡単に言うと「他人の言いなりにならない」ということです。自分の大切な時間を何に使うのかという決定権を相手に渡さないようにするにはどうすれば良いのでしょうか。
私は、毎日の振り返り(レビュー)の時に、嬉しかったことを3つ挙げるようにしています。特に昨日は、良い事がたくさんありました。あえて3つ選ぶとしたら、春の感染拡大の影響を受けて中止となったセミナーの再依頼が入ったこと。商標の出願が通ったこと。そして、購読者の方から、メールマガジンの内容を実践してみたら効果が出たというご連絡が入ったこと。