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タイムマネジメントにおいてもPDCAサイクルは重要です。しっかりと考えてから行動し、振り返って改善します。第1段階がP(段取り)とD(実行)。ここまではできるという方は多いでしょうが、第2段階のC(振り返り)とA(改善)にしっかりと取り組んでいる方は少ないのではないでしょうか。
タイムマネジメントの目的は1つ。本当に大切なことに大切な時間を使うためこれです。キッチリとスケジューリングしたり、スキマ時間を集めて効率的に使うことなどは目的を達成するための手法の1つでしかありません。日々の充実度は本当に大切なことに使えた時間に比例して上がっていくものだと考えています。
私は定期的に「未来の理想像」の書き換えを行っています。5年後を目安に描いた理想像は、行動と共に立っているステージが変わるので、変えないと気持ちが悪いのです。当時設定したイメージを達成したものもあれば、興味が無くなったり、逆に新しいゴールを見つけたりと変化します。
現在立っている場所から未来を考えると、どうしても思考に制限が出ます。1年だとこれぐらいかな。2年目はここまでかな。3年目は、まあ2年目の状況次第かな・・・。このようなフォアキャストでは、理想の未来は創造できません。そこでバックキャストの登場。数年後の時点で実現していたい状態を自由に思い描きます。
未来の理想像、あるべき姿、ワクワクする生活。実現するには、限られた時間をここにつながる行動に使うしかありません。理想像の未来と現在地との差が課題。課題を生んだ原因(仮説)があり、原因を解消するために目標と行動計画を策定します。
時間は目に見えないものです。時計で可視化していますが概念でしかありません。一方で、スケジューリングとは予約をするということ。(未来の)その時間帯に何をするのか決めておくことです。決めないことを実行するのは非常に難しく、目に入ったタスクから手をつけていき、流されるように時間を消費してしまいます。
コロナ禍は悪かったことばかりでもありませんでした。良かった代表的なことは、オンラインが拡充したことです。ほとんど強制的にやらざるを得ない状況になりました。私はZoomがメインですが、今後はMicrosoftのTeamsも使うことになるでしょう。
NHKのドラマ「恋せぬふたり」相手の性別を問わず恋愛感情を抱かないアロマンティック・アセクシャルという男女2人の物語です。全体的なメッセージとしては、当たり前は人によっては当たり前ではないというものですが、最終回の主人公の言葉が響きました。
タイムマネジメントを知ることで主体的に時間を使えるようになります。時間を何に使うのかによって未来は変わるわけですから、選択は重大です。しかしながら、私たちが行動を選択する際に、あらかじめ「時刻」と「時間」を決めておかなければ、何かに左右されてしまいます。
家族で見ているNHKの連続テレビ小説「カムカムエブリバディ」は大詰め。3世代にわたる母娘の物語を描いたドラマです。題名のとおりラジオの英会話講座が1つのキーワードで、途中から別の展開に進んでいましたが、ここにきて、またクローズアップされ始めました。
私たちには、日々、様々な出来事が起こり、その時には解決できない悩みや課題が生まれます。それでも多くの場合は、一年前に悩んでいたことは覚えていません。解決したり、忘れたり、止まったり、進んだりしながら少し上のステージに上がったからだと思っています。
私は金曜日の午後にタスク整理を行っています。新しく入ってきたタスクも含めて全体像を把握し、そこから優先順位を考え、振り分け(大人の時間割)を行っています。決めていないことを実行するのは難しいものです。
時間を自分の管理下に置く。時間をコントロールする。とても大切なことですが、私自身はこれまで教わってきませんでした。相手の言いなりになるということは選択権を放棄するということです。現実的には、「どの時間」に「どんな行動」を行うのかを主体的に選択するということ。
社会保険労務士という職種はそれほどメジャーではないので、業務内容を知らない人は全く知りません。一般的には労働行政への手続き代行がメイン。その他にも、採用支援や給与計算、就業規則や人事評価制度の構築、企業研修など多岐にわたります。
選択は想像以上に時間とエネルギーを消費します。スティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグが同じ服装を続けているのは、選択を減らすためというのは有名な話です。もちろん、オシャレを楽しむのが悪いというわけではありません。要は、大切なことは何かということです。
家族で見ていた「真犯人フラグ」というテレビドラマが終わりました。日曜日で、しかもいつもなら熟睡している22時30分から始まります。それでも見続けたのは、事件の真犯人につながる伏線が至る所に散りばめられている考察系のドラマだったからです。
タスクは一元化が原則です。手帳とデジタルアプリで同期するならともかく、バラバラに散らばっていては優先順位が判断できません。私は、1つのタスクを1枚の付箋に書き、手帳に貼り付けしています。なので、手帳を見ると抱えている全てのタスクが把握できます。
スケジュールというものは、どのように埋まっていくのでしょうか。私の場合、1年先の時刻まで確定している予定なんてごくわずかです。例えば、娘の書道教室の送り迎え。毎月最終水曜日の「4時から会」スケジュール管理の手帳には、月間、週間の最後のページまで予定を書いています。
先日登壇した講演会の終了後、ある受講者の方から声をかけられました。数年前に私のタイムマネジメント研修を受けていただいたそうで、そこからずっと続けていることがあるとのことでした。それは、「終わったタスクを赤鉛筆で消す」というテクニックの1つ。
タイムマネジメントの本質は、スキマ時間を見つけてギチギチに動くことではありません。「本当に大切なことのために、大切な自分の時間をなるべく多く使う」時間のやり繰りのことです。となると、本当に大切なことが明確でなければ何に使うのかわからず、その時の判断で片っ端から消化してしまいます。