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今週から社会保険労務士試験の受験申込が始まりました。今年は8月27日(日)に試験があります。いわゆる穴埋め問題の「選択式」と5つの選択肢から正解を選ぶ「択一式」で構成されていますが、それぞれに基準点があるのが厄介な試験と呼ばれる所以(ゆえん)です。
ほとんどの仕事は、細かいプロセス(手順)で成り立っています。これは仕事だけではありません。例えば、「お茶を美味しく淹れる」という行為でも、・来客人数を確認する・人数に合わせて茶葉を急須に入れる・ポットのお湯を湯冷ましに入れる・3分計る・お湯を急須に注ぐ・・・・などなど様々な手順で成り立っています。
私が提唱するタイムマネジメントの定義は「本当に大切なことに有限の時間をなるべく多く使う技術」です。TODOリストやスキマ時間などの細かいテクニックは「本当に大切なこと」にたっぷりと時間を使うために存在します。つまり、「その他のこと」を効率化して時間を生み出すということです。
中学生の娘がクラスの目標を作っていました。生徒の案を集めて、最終的に1つに決めるようです。そして、それにはルールがあって、なんと四字熟語だそうです。娘が考えていたのは「猪突猛進」「健康第一」読者の皆様はお気づきだと思いますが、それは目標ではありません。
重要な決断をする時には目の前に全てが揃っている必要があります。手帳に書いたタスクやモニターに貼った付箋、カバンの中のメモなど分散していると適切な判断ができません。全体像を把握するということは、それほどまでに重要だということです。仕事の全体像も同様です。
私が勤めてきたほとんどの会社では、定時に帰ったことなんてありませんでした。終業時刻は18時なのに23時まで誰も帰らない(帰れない)会社毎日が終電で帰る会社朝7時30分から21時(定時は9時30分~18時30分)まで拘束され、土日が休日なのに土曜日は必ず出勤という会社・・・などなど。
限られた時間を何に使うか。本当に大切なこと、つまり自分の時間になるべく多く配分したいものです。自分の時間とは、幸せ(未来の理想像)につながる時間のこと。なので、多くのタイムマネジメント(時間術)の本には、スケジュールの中にまずは自分の時間を入れてしまいましょうと書いてありますが、現実はそう甘くありません。
あまり大きな声では言えませんが・・・私は原則として、いただいたメールをすぐに返信はしません。理由は2つあります。まずは、メールチェックの回数が少ないという点。やり取りする件数はそれほど多くありませんが、メールが届き、内容を確認し、返信するとなると時間だけではなく、貴重な集中力も消耗していきます。
2泊3日の合宿が終了しました。長いようではありますが、丸1日時間が取れるのは2日目だけなので、3泊4日でも良さそうかなと思う反面、自宅で家族と過ごすことが好きな私にとっては、次回の日程を悩むぐらい充実した3日間でした。いつもはルーティンの日々を過ごす私にとって、非日常はとても貴重です。
タイムマネジメントの目的は、「時間を有効に使うこと」ではありません。それが「幸せ」につながっていかなければ意味が無いのです。もちろん、短期的な忙しさを解消することはできるかもしれませんが、それだけではきっと続かないでしょう。ここを前提として、今日はあえてスキマ時間の使い方について触れたいと思います。
場所と行動は紐付けられています。これがまさに習慣ですね。会社の机に座ったら仕事モードになりますし、食卓に座ったらお腹が空きます。なので、金曜午後のタスク整理(大人の時間割)と日曜から月曜に変更した思考の時間では違うカフェに行きます。
日々の仕事が終わったかどうか。皆さんはどうやって判断しているのでしょうか。これって、かなり重要です。やってもやっても終わらない仕事にモチベーションを継続することは困難だからです。
「朝」は偉大です。疲れたり、混乱したり、嫌なことがあっても、朝がリセットしてくれるものです。今の私は、4時30分起床が定刻。朝のルーティンを行い、メールマガジンの作成に着手し、終了後はウオーキングとジムトレーニングを行っています。
先日の新人研修では、仕事に対する心構えとテクニックをお伝えしました。その中で、机の上と頭の中は比例する。机の上に書類を積み重ねていて、クオリティの高い仕事はできない。このような話もしました。
昨日の研修では張り切り過ぎて疲れたので、すぐにバタンキューといきたかったところですが、帰りの車の中で浮かんできた多くの改善点を忘れないように記録してから就寝しました。それにしても、野球の審判と同じで千回近く登壇してきても100点満点という日はありません。今回も2グループ目に向けての改善点は盛りだくさんです。
4月には多くの新卒が入社します。社会人マナーなどの基礎的な研修の次は、それぞれの業務知識の習得に移っていくでしょう。この時期になると私も先輩の言葉を思い出します。「今のうちに早く帰っておけよ。すぐに仕事に追われるようになって帰れなくなるから。」脅し文句ではなく、そのとおりになりました。
会社員時代を振り返ってみると、仕事を抱え込み過ぎてパンクすることが何度もありました。いや、独立してからも度々あったかな・・・。以前は、それを能力や根性、やる気の問題だと捉えていましたが、人から教えてもらったり、本を読んだりするとちゃんとしたやり方があるのがわかりました。
長い間、日曜日の朝イチに行っていた「思考の時間」はテスト的に月曜日へ移行しました。日頃は締め切りが迫る目の前のタスクに意識が取られているので、視点を上げて未来の理想像と現在地との差を確認する時間を確保しています。
私が提唱するタイムマネジメントの定義は、「本当に大切ことに有限の時間をなるべく多く使う技術」としています。なので、その結果が幸せにつながっていくものでなければ意味がありません。もちろん幸せの定義は人それぞれですが、限りある時間をどうでもいいことにばかり使っていて、「人生がうまくいかない・・・」というのは当然の結果でしょう。
毎年のことですが、年度末は急な依頼が多くてバタバタします。今年の3月も例外ではなく、対面の仕事も戻ってきたので、移動距離が長い月でもありました。令和5年も4半期が終わりました。ここで3月を振り返ってみたいと思います。単なる備忘録なので、ご興味ない方はスルーしてくださいね。