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研修やセミナーで受講した内容や気づきを生かすには、必ずその日のうちに、何らかの行動を起こすことです。私の感覚ではありますが、例えばタイムマネジメント講座を受けて、まずはやってみたという方は3割もいないと思います。これが、わざわざ公開の講座に申し込んで受講する方であれば何らかの課題を感じていたはずなので、取り組む確率は上がります。有料講座なら尚更ですね。
充実した人生を歩めるかどうかは、ライフデザインの存在にかかっていると言っても言い過ぎではないと思っています。ライフデザインが無い人生とは、旅行するのに行先を決めずにブラブラするようなものです。もちろん、そのような旅行でも楽しむことはできるでしょう。しかし、人生は1回だけ。
今日できることは今日しよう。会社員時代に教わってきたことです。なので、今日できる仕事が終わった時が帰る(職場を出る)時でした。明るいうちに会社を出た記憶はほとんどなく、朝8時から夜21時まで働き、土日休みのはずなのに土曜日は普通に出社する会社も経験しました。
12月に入ると、翌年の仕事のご依頼もドッと入ってきます。すぐにクリスマスが来て、年末の準備が始まり、そして年越しと続きます。今年もあっという間の1年でした。なんかこれ、毎年言っていますね。歳を重ねると1年が早く感じます。時計で刻む時間は一定ですが、私たちが体感している時間は進み方が明らかに変わります。
学生時代と社会人の大きく違うところの1つ。それは時間割の存在です。学生時代は学校が決めた時間割に沿って生活をしていました。それが社会人になると、自分で時間割を決めろ。いつ、何をするのかは自分で考えろ。となります。一部の方を除いて、知らないことはできません。
タイムマネジメントの技術によって自分の時間をコントロールできるようになると、自分の人生もコントロールできるようになります。自分が進みたい方向に向かって進むことができ、ゴールに到達できる確率も上がります。ただし、実はそれは(ゴールに到達できるかどうかは)幸福感にそれほど関係なく、やりたいこととやっていることを近づけていくプロセスがカギを握っているということは様々な調査によって明らかになっています。
タイムマネジメントにより自分の時間をコントロールすることができます。自分の時間を大切にするようになると相手の時間も大切にするようになります。遅刻をして人を待たせない。提出期限は守る。基本的なことですが、より良い人間関係のためにもとても重要ですよね。
タイムマネジメント講座は大きく分けると2つの側面から成り立っています。1つは仕事術です。この技術を知らないと効率が悪くなるので、同じ量の仕事を処理するには時間の長さが必要です。残業、休日出勤、持ち帰って仕事・・・。ある意味では楽です。工夫をしなくても時間の長さだけで解決できるからです。しかし、過重労働は徐々に疲弊していきます。
考えて行動すると道は拓ける私の信条でもあります。一方で、走りながら考えるという方もいます。考えるだけで行動しないと当然ながら結果は出ないので、これにも一理あります。しかし、私は明確に反対です。もちろん、とは言っても何も考えずにスタートするわけではないと思いますが、「走りながら考える」ことの一体何が問題なのでしょうか。
世の中にはコントロールできること、できないことがあります。自分の意志や努力で変えられるという意味です。天気や寿命はコントロールできません。道路の渋滞も念じれば解消されたりはしません。一方で、体重はコントロールできるはずです(なかなかできていませんが)。当然、時間の使い方も同様でしょう。
これまでに読んできたタイムマネジメントに関連する本を読み直して感想を紹介するコーナー不定期でお届けしています。7冊目は「一冊の手帳で夢は必ずかなう」熊谷 正寿 著、社会保険労務士の資格取得に向けてダラダラと勉強していた2004年頃に読んだ1冊です。
仕事の効率や進み方と集中力は密接な関係があります。集中力の高い午前中に集中力が必要な仕事を処理したり、机の上には仕事を1つだけ置き、終わったら次、終わったら次と処理していったり、会議室に閉じこもったり・・・。ところが、理想はそうであっても、現実にはなかなか難しいもの。
12月1日は記憶に残る1日となりました。九州各県(沖縄や一部中国地方も含む)の研修担当者が集まるイベントで、研修デモをするという貴重な機会をいただきました。講師は全国から集まった私を含む4名。他の講師の講義も聞けて、話し方や資料の作り方なども参考になりました。
振り返ってみると暇でしたという月は一年通してもないのですが、研修シーズンの11月は非常に忙しい1か月となりました。ナイトセミナーが4本と非常に多く、帰宅が遅くなったことに加えて痛めた足の影響もあってルーティンが崩れてしまいました。ここで手を止めて、11月を振り返ってみたいと思います。単なる備忘録なので、ご興味ない方はスルーしてくださいね。
タイムマネジメントの技術を使うと、メンタルのセルフケアにつながります。それはそうでしょう。なぜなら、自分で決めた未来の理想像に向かって、自分で決めた行動に自分の大切な時間を使えるからです。
本日でこのメールマガジンは2,800回連続の配信となりました。これも購読していただいている皆様のお蔭です。誠にありがとうございます。2016年4月1日にスタートし、7年8か月でここまで到達しました。実に400週もの間、一日も欠かさず配信してきたことになります。
これまでに読んできたタイムマネジメントに関連する本を読み直して感想を紹介するコーナー不定期でお届けしています。6冊目は『「朝4時起き」ですべてがうまく回り出す』池田 千恵 著、本試験に挑むこと3回目でようやく社会保険労務士の資格を取得し、意気揚々と開業したものの、なかなか軌道に乗らなかった頃に読んだ1冊です。
私は5年先の未来にポイントを置いて、その時点での理想を描いています。もちろん、途中で軌道修正はします。そこに向かうと現在地が移動するので見える風景も変わってくるからです。2014年時点でのテーマは「手帳を真っ黒に」でした。つまり、予定でスケジュールを埋めようというものです。
いかに効率良く物事を進めるか。スケジューリングをする時に常に考えていることです。「効率」という響きに嫌悪感を抱く方もいますが、私はプライベートでも仕事でも「本当に大切なこと」に使う時間をたっぷりと確保するため、「それ以外のこと」を効率化し、時間を生み出すために必要な行為だと考えています。
人の集中力はそれほど長くは続きません。一般的には起床後が一番高く、時間の経過と共に落ちていきます。しかしながら、単純に(集中力が)減少していくわけではなく、少し上がったり、急激に落ちたりします。上がる傾向にあるのは「終わりが見えた時」昼休憩まで1時間、研修の終わりまで最後の1時間・・・。
