講演をオンタイムで終わらせる方法

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■ メールマガジン【優先順位のツボ】■

2023.8.9 Vol. 2,687
本日のテーマ:

講演をオンタイムで終わらせる方法

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note
「曖昧を具体的に。それが計画だ。」
https://note.com/happyspiral86400/n/n4036ed84bd6c

note音声ブログ
「締め切りに追われているあなたへ」
https://note.com/happyspiral86400/n/na3347ecc2e6b

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◆1・ 昨日のこと
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北九州市黒崎の朝。

台風の影響がまだ強くはなかったので

メールマガジンを作成した後は
ウオーキングとジムトレーニングを実施。

ホテルの朝食をいただき、
チェックアウトまで研修の準備をしました。

午後からの研修までは少し時間があったので、
ハローワークで地元ネタの情報収集を行い、
カフェでひと仕事。

タクシーで研修会場に移動し、無事に到着。

時間ピッタリに研修は終了。

急ぎ、タクシーで駅に向かい、
予定の電車に揺られて帰宅。

たまたま集中しましたが、
10日間で3回目の福岡出張でした。

【2023年 記録集計中】

<登壇> 目標100回
49回(全累計964回)
受講者数25名(年累計1,308名)

<読書> 目標100冊
8月8日未読了・8月合計1冊(年累計53冊)

<素振り> 目標100回
8月8日未実施・8月合計0回(年累計17回)

<2重飛び> 目標100回
8月8日未実施・8月合計0回(年累計17回)
連続最高50回

<初めてのこと> 目標100個
8月8日0個・8月合計1個(年累計42個)

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◆2・ 本日のテーマ

講演をオンタイムで終わらせる方法

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タイムマネジメントの専門家と
名乗っているということもありますが、

研修や講演で最も注意をしていることは
「時間どおりに終わる」

もちろん、内容のクオリティは当然の部分です。

それが不足すると
絶対にリピートにはつながりませんから。

しかしながら、

主催者や受講者にとって、
(時間どおりに終わることは)
当たり前すぎて意識していなくても、

非常に重要な要素だったりします。

会場を借りている時間にも限りがありますし、
次のアポなど終わった後に予定があると、
気が気でなくなります。

以前、予定を30分過ぎて
終わった講師がいましたが、

大半の受講者は怒って帰っていきました。

アンケートは最悪。

カリスマ講師の話ならともかく、

凡人代表の私なんて、
どれだけ内容が良かったとしても、
1分過ぎると1割は評価が下がると
肝に銘じています。

休憩の入り方も同様。

私は講義の最初に
次の休憩の時刻を伝えるようにしています。

大きなメリットは、

終わりがわかると集中力が上がる
という点と

講師が約束(休憩の時刻)を守ることを
繰り返すことで信頼関係を築ける点にあります。

一方で早く終わり過ぎるのもご法度。

登壇自体の長さにもよりますが、

予定より10分も早く終わったら、
6時間の研修であればまだしも
90分の講演だったら拍子抜けになります。

いずれも評価につながるところなので、
細心の注意を払わなければなりません。

予定時間を守るために
私がやっているテクニックを紹介します。

投影用のデータを印刷し、
手元に準備しておきます。

それぞれのページで
どれだけ話すかという目安から
進行の時刻をスライドの右下に書いておきます。

基本はこれでOK。

ネタを飛ばしたりして早く進み
時間が余りそうだったら、

1本3分程度で話せるネタを
2~3本考えておき、途中で入れます。

もちろん、
入れる(調整する)ところも決めておきます。

また、余計にしゃべり過ぎて
時間が足りなくなりそうだったら、

飛ばす部分も決めておきます。

配布している資料は基本的には
全て説明しなければ不満につながります。

学校の授業ではないのですから、

時間になったので
途中ですが講義はここまで・・・

なんてあり得ません。

しかし、
全てを同じように話す必要もないのです。

時間が足りなくなったら、

「このページのポイントは3つあります。
そのうち最も重要なここを解説します。」と、

あらかじめその部分の色を変えておけば、
2つは飛ばしても問題ありません。

最初から想定どおりは演出できます。

もちろん、通常の進行では全て話すだけです。

たったこれだけの工夫で、
誰でも予定ピッタリに終わることができます。

是非、お試しあれ。

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◆3・ 編集後記
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言葉というものは、

人を傷つけることも
良い影響を与えることもできます。

昨日の黒崎での話です。

研修開始まで少し時間があったので、
珈琲でも飲みながら時間調整をしようと
タリーズに入りました。

注文時に店員の方に言われたのが

「店内でお過ごしでしょうか。」

初めて言われた言葉です。

「過ごす」なんて長時間の滞在を
前提にしていないと出てこない言葉だと
思います。

とても気持ちが良かったので
その後の研修も快適にできました。

私自身もなるべく
人に元気を与える言葉を選択していきたいと
改めて思ったところです。