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私は整理整頓が苦手です。なので、机の上には書類の山というのがいつもの光景でした。ある時、仕事(締め切り)に追われている毎日をなんとか改善したいと思い立ち、様々なことに取り組んだうちの1つが机の上の整理でした。
タイムマネジメントとは、本当に大切なことに有限の時間をなるべく多く使う技術。私は、このように定義しています。未来の理想像=幸せに向かうのが目的。講座では「時間の使い道」と「時間の作り方」に分けています。
私は、自分で立てた計画が予定どおり終わると、満足感や充実感がより強くなります。リストアップしたタスクは手帳に書いていますが、終わったら赤鉛筆で消し込むので真っ赤になります。少し大袈裟かもしれませんが、それ(手帳)を見ると時間(人生)をコントロールしているという感覚になるのです。
私たちは、どうしても急ぎのこと、つまり緊急事態に振り回されてしまいます。締め切りが近いから急ぎになるわけなのである程度は仕方がありませんが、問題なのは、急ぎではないことを放っていたことで、どこかのタイミングで急ぎに変わることです。
当たり前のことですが、時間には限りあるので全てことを一度に終わらせることはできません。また、集中力にも限りがあるので、起きている時間の全てを最大集中で取り組めるわけでもありません。限り(限界)を考慮せずに自分を過信すると常に積み残しが発生し、「今日も終わらなかった」が続くと自己肯定感も落ちていきます。
私は金曜日の午後に1週間の振り返りとタスク整理、翌週以降のプランニング(大人の時間割)を行っています。これを始めてからというもの生活は劇的に変わりました。特に、月曜日の朝の不安感が無くなり、決まって起きてきた日曜日の「サザエさん症候群」は全く無くなりました。
困難は分解せよ。哲学者のデカルトの言葉です。どんな困難なことでも、細かく分類して少しずつ対応していけば解決できないことなどない、という意味だと解釈しています。これは仕事でも同じですね。大きな塊の(ように見える)仕事は、そのままでは何から手をつけていけば良いのか見当もつきません。
私たちは、かなり意識しないと、どうしても目の前のことに振り回されてしまいます。その日に終わらせなければならない仕事をしていても、突然のメールが目に入ると思わず反応してしまい、やっていた仕事を横に置いてメールの返信に取りかかります。
ある調査によると、私たちは起きている時間の40%は無意識に過ごしているそうです。もちろん、何もしないということではなく、ボーっとSNSを眺めたり、ハミガキをしたりと習慣による行動を行っているのです。1日にすると実に7時間近くもそんな時間があります。
WBC(ワールドベースボールクラシック)が間もなく始まりますね。昨日の阪神との強化試合では大谷選手が2本のホームランを打つなど、その存在感を見せつけました。公式戦も楽しみで仕方がありません。ただ、私が最も楽しみにしているのは審判です。
タスクには、シンプルにそれだけで終わるものもあれば、後処理タスクが必要なものもあります。例えば、今回の出張。高速道路の通行料や宿泊費といった経費の領収書整理と入力はもちろん、仕事(研修)で使った資料等の整理もあります。週明けに持ち越したくなかったので日曜日に事務所に行き、処理を終わらせました。
昨日は今年最初の県外出張でした。佐賀県の社労士事務所に勤務する職員さん向けのタイムマネジメント研修です。これで47都道府県制覇は「47分の5」となりました。まだまだ先は長いですが、そこに向かう道中を楽しもうと思っています。
社会保険労務士としては珍しいと思うのですが、私は手続き代行をしていません。なので、顧問契約もしません。ほぼ、研修などの登壇か採用などの単発の助言、短期間の伴走支援で事業が成り立っています。以前からこうだったわけではなく、紆余曲折の結果です。
私は、時間をかけた振り返りを1日2回行います。1回目は終業時。仕事が終わった時が帰る時、ではなく、エンド(時刻)を決めて、リストアップしたタスクを終わらせるように段取りしていますが、うまくいかない時もあります。ここで流さずに原因を探り、改善案を考え、翌日以降のスケジューリングに反映させています。
それほどメンタルが強くない私にとって、タイムマネジメントは心身を安定させるために欠かせないものです。ギチギチにスケジューリングすることがタイムマネジメントの本質ではありません。誰にでも公平に与えられる貴重な自分の時間を主体的に使うことができれば、人生をコントロ-ルしている感覚を持つことができ、間違いなくメンタルは安定します。
ある調査によると、新年に立てた目標をほとんどの人は2月中旬には忘れてしまうという結果が出ているようです。ここで踏ん張れるかが一年間の継続にも影響しますので、ここで手を止めて2月を振り返ってみます。単なる備忘録なので、ご興味ない方はスルーしてくださいね。
日々の振り返りの中から改善できることはすぐ実行するようにしていますが、この1年ほど取り組んでみて、とても効果的だったのが週休3日です。もちろん、自営業の私に休日という概念はありません。平日も休みのようですし、土日も仕事のようなものです。
1日の終わりは振り返りノートに向かっています。その日の出来事を記録すると共に、感想や気持ち、改善できることなどを書き記していきます。15分程度ですが、以下の項目に従って振り返ることで1日を良い感情で終えることができます。
この不安定な時代において、自分自身が何を大切にしたいのかを明確にしておくということはとても重要です。人生の岐路に立った時に進むべき道の判断基準になるからです。それをここでは価値観と表現します。
時間の長さは価値に変わる。ワーク・ライフ・バランスだ、働き方改革だと声高に叫ばれている時代にあえて逆行するようなこと言いますが、自分を成長させるためにはハードワークは必要です。ただし、ハードワークが有効になるには2つの条件が付きます。