業務改善は効果よりも簡単な取り組みを重点に

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■ メールマガジン【優先順位のツボ】■

2024.2.23 Vol. 2,885
本日のテーマ:

業務改善は効果よりも簡単な取り組みを重点に

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note
「念じたら雨は止むのか」
https://note.com/happyspiral86400/n/n1f1655e62320

note音声ブログ
「締め切りに追われているあなたへ」
https://note.com/happyspiral86400/n/na3347ecc2e6b

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◆1・ 昨日のこと
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福岡県飯塚市の朝

4泊5日に及んだ
長期ロード(県外出張)の最終日は、

9月29日に研修を行った会社での
フォロー研修でした。

私はリピート率が高いものの、

同じ対象者に別の研修か
同じ内容で別の対象者か

というご依頼がほとんどです。

今回は非常に珍しく

9月に行った研修と
対象者もテーマも全く同じで

さらに深堀りして欲しいというものでした。

最初から2回コースとわかっていれば、
それで成果が上がるような構成にしますし、

基本的に次は無いという前提の
コンテンツ全出しで臨むので
どうしたものかと悩みましたが、

終わってみれば、
前回よりも盛り上がりましたし、

多くの事を伝えられたのではないかと
思います。

やればできるものですね。

電車を2回乗り継いで、
ようやく帰宅。

家族とゆっくり話すパワーも無く、
バタンキューでした。

【2024年 記録集計中】

<読書> 目標100冊
2月22日未読了・2月合計1冊
(年累計5冊)

<タイムマネジメント研修> 目標50回
2月4回・年合計7回
受講者数10名(年合計298名)

<ダイエット> 目標12kg減
マイナス0.2kg(年累計マイナス0.8kg)
※週の最低体重を比較(月曜更新)

<初めてのこと> 目標50個
2月22日0個・2月合計5個
(年累計11個)

<縄跳び> 目標100回
2月22日未実施・2月合計0回
(年累計0回)連続最高50回

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◆2・ 本日のテーマ

業務改善は効果よりも簡単な取り組みを重点に

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昨日行った研修のテーマの1つが
タイムマネジメントの技術を使った
業務改善というものでした。

対象は若手社員でしたが、

改善の手法を知っているだけで
アンテナが立つようになります。

職場の課題や変えた方が良いと
思っている部分を、

ただ感情的な不満につなげるのではなく、

どうやって改善していくかという
視点を持つことで

定着率にも影響すると考えています。

業務改善の構造はシンプルです。

あるべき姿や未来の理想像と
現在地との差を課題として認識します。

課題には
それを発生させた原因があります。

原因はあくまでも
仮説でしかありませんが、

その原因を意識しながら
目標や行動計画を作って実行します。

行動計画とは
言い換えると課題解決の対策、
改善策です。

問題はここ。

誰もやっていない
「目から鱗」の改善策を見つけようと
するのです。

そしてドツボにハマります。

もちろん、

画期的な改善策が見つかれば
それに越したことはありませんが、

まずやるべきは、

効果は低いかもしれないけど
簡単な方法を大量に実行することです。

それはコントロールできる部分、
変えられる部分を意識するのは
言うまでもありません。

簡単 or 大変

効果が高い or 低い

業務改善はこの2軸のマトリクスで
考えていきます。

簡単で効果が高い対策を
見つけられたら一気に解決します。

しかし、そんなに都合よく
転がっているものでもありません。

大変だけど効果が高い対策は、

費用が高かったり、
マンパワーが必要だったりするもの。

これもすぐには踏み出せません。

モタモタせずに取り組むべきは、

効果は低いかもしれないけれど
簡単な方法です。

これは世の中に
たくさん出回っています。

ただし、それを1つだけ実行してみて
効果を出すというのは無理があります。

なので、

ここを大量に実行することが
業務改善の唯一のコツと言えます。

例えば、

残業削減に向けた取り組みを
10個実行して、

途中で手を止めて検証し、
効果が感じられなかったり、

継続することが難しい取り組みは辞め、
新しい取り組みを追加して再開する。

このように業務改善を進めていくと
効果が全く無いということは
ほとんどの場合であり得ませんし、

何より、

自分たちの手で職場がより良い方向に
変わっていく実感が得られると

社員が元気になるのは間違いありません。

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◆3・ 編集後記
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世の中にたくさん出ている
取り組みの

何が自社に合うのかわからない
ということが経営者の最大の悩みなのかも
しれません。

ここはコンサルタントや
その道の専門家の出番です。