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私は新卒で入社した百貨店を退職した後、転職を繰り返しています。働き方改革なんて言葉は無かった時代です。終業時刻は18時なのに23時まで帰られない会社、毎日が終電という会社、9時30分~18時30分が定時で土日祝日は休日にもかかわらず、8時~21時が当たり前、土曜日は強制的に出勤という会社。当然(?)、残業代は支払われていません。
メールは便利な連絡ツールですが、その使い方については会社で教わる機会が少ないはずです。マナーやセキュリティ上のルールなどは新人研修で学んだとしても、なるべく1往復で終わる手法や返信のタイミングなどの知識は人によってバラツキがあります。私はメールの専門家ではありませんが、今日はタイムマネジメント的な観点から解説します。
面倒な仕事や気が乗らない仕事はどうしても後回しにしてしまいがち。かつての私も同様で、締め切り間際になってからバタバタと動く日々を過ごしていました。毎日が駆け足で終わるので、忙しい自分に酔っていたようにもあります。しかし、それは偽りの充実感でした。目の前のこと(締め切り)にしか意識が向かないので、当然ながら人生は停滞します。
問題です。鉛筆と消しゴムが合わせて110円で売っています。鉛筆は消しゴムより100円高いとすると、それぞれの価格はいくらでしょうか。鉛筆は100円で消しゴムが10円こう答えた方は算数ができないわけではなく、直感的に考えたのだと思います。
時間は有限です。1日は24時間しかありません。1週間では168時間と決まっています。当たり前のことですが、私たちはともすればそれを忘れてしまいます。何も努力しなくても、翌日には1日がスタートするからです。それでも本当に大切なことに有限の時間をなるべく多く使っていかないと、間違いなく人生は停滞します。
私はタイムマネジメントの定義を「本当に大切なことに有限の時間をなるべく多く使う技術」としています。その目的が「幸せな人生の実現」だからです。本当に大切なことに時間を使うプロセスで私たちは幸福感を得られると確信しています。
私が考えるタイムマネジメントにおいての生産性とは、「自分が得たい成果に対して使う時間の割合」のことです。少ない時間で大きな成果が出れば生産性は最大化しますが、成果が出ないと嘆いている方の大半は、成果が出るほど時間を使えていません。
これまでに読んできたタイムマネジメントに関連する本を読み直して感想を紹介するコーナー不定期でお届けしています。8冊目は「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」中島 聡 著 社会保険労務士としての業務形態を大きく変えようともがいていた2016年頃に読んだ1冊です。
生産性の向上と効率化は相関関係にありますが、似て非なるものでもあります。タイムマネジメントにおいての生産性とは「自分が得たい結果(成果)と投入する時間の割合」です。少ない時間で得たい結果を最大化すれば生産性は上がります。
3連休も終わり、昨日から完全に通常モードに戻りました。同じタイミングで小中学校も3学期が始まったので、通勤ラッシュは当然に予想されることでした。絶対にいつもより混むとわかっている時間帯に移動しなければならないような仕事はなるべく入れません。時間の無駄だからです。
今週は3本の登壇を抱えています。2本はタイムマネジメントがテーマです。年間50本のタイムマネジメント系の登壇に向けて順調な滑り出しといえます。この2本のうち、企業のタイムマネジメント研修が1本、そしてもう1本は「〇〇老人大学」という名称の勉強会に呼んでいただき、平均年齢70代の参加者に対して「夢を叶える時間術」と題して講演を行います。
昨日メールマガジンでは、絶対にしなければならない「マスト」について解説しました。私たち社会保険労務士は、経営のマストである法令順守の支援を専門としています。もちろん、労働法を守るだけで業績を上げるというのは無理があります。信号を守って運転するようなもので、誰でも当たり前にやっていること(やらなければならないこと)だからです。
私は心配性なのかもしれませんが、遅刻をしないようにかなり前から動き始めます。例えば、よろず支援拠点の業務は8時30分から開始しますが、通勤ラッシュに巻き込まれないように7時15分には自宅を出ます。到着するのは遅くても8時頃なのでいつも1番乗りです。
いよいよ4月からこれまで猶予されていた建設業にも時間外労働の上限規制が適用されるようになります。建設業の多くの現場では元請だけでなく、下請、孫請といった複合的な構造で成り立っているということが他の産業と大きく違う点です。
いよいよ本日から対外的な予定がスタートしました。13連休によりエネルギーは満タンなので、やる気に満ちあふれています。まずは締め切りのある仕事に取り掛からなくてはいけません。これは私だけではないはずですが、締め切りが迫る仕事が多くなればなるほどに焦るものです。
2024年は、いきなり大地震が発生、翌日には航空機事故、昨日は小倉の飲食店街で大火事、そして、東京山手線の車内で切りつけられる事件が発生と、雲行きの怪しい年明けとなりました。テレビの向こう側で起きている災害や事件・事故ですが、いつ何時、自分の身に降りかかってくるのかはわかりません。
年末年始の恒例行事は多いのですが、今回も目標設定には多くの時間を使いました。この一年の優先順位を決める作業なので、慎重になって当然です。せっかく作った目標と行動計画なのですから、できれば最後まで続けたいですよね。ところが、2月にもなると目標そのものを忘れたという方も少なくないのではないでしょうか。
2024年版の夢リスト100がようやく完成しました。そして、そこから重点的に取り組む項目について数値ゴールを設定した目標を決めました。もちろん、未来の理想像に沿っています。今日はそれを発表します。
2023年が終わり、2024年が始まりました。当たり前ですね。どうしても終わったことは流れていくので、ここで手を止めて12月と1年間を振り返ってみたいと思います。単なる備忘録なので、ご興味ない方はスルーしてくださいね。
12月らしくない気温のせいかもしれませんが、(私には)年末年始という雰囲気はほとんどありません。今日もいつもと同じ24時間が始まっています。ほんの数年前までは違いました。やっと一年が終わったと短い冬休みをダラダラと過ごし、仕事始めが迫るにつれて気持ちが滅入ってしまうような年末年始を過ごしていました。