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日曜日に給与計算実務能力検定の本試験が終了しました。この試験は、年に2回、春と秋に開催され、春は2級のみ、秋は1級と2級が実施されます。大分県では唯一となる公式対策講座の講師をしている私ですが、会社員時代は手取り額しか興味が無く、自分の大切な給与がどうやって計算されているのか、知らないことだらけでした。
いくら完璧なスケジュールを作っても想定外のことは起こります。1人で生きているわけではないのでそこは仕方がありませんよね。皆さんも、経営者や上司、取引先からの新しい仕事を日々受けることでしょう。いわゆる「割り込み仕事」というものです。
私は「働く」と「幸せ」をつなぐ仕事をしています。もちろん、幸せの形は人それぞれですが、自分の幸せというものに向かっているそのプロセスが、幸福感を感じるのではないかと思っています。
タイムマネジメントでは緊急度と重要度で表されるマトリクスが必ずと言っても良いほど出てきます。もちろん、「緊急で重要なこと」が最も優先順位が高いのですが、それぞれの特徴や対処法を理解することで適切に処理できるようになります。「急ぎでも重要でもない」ことでも全く何も考えなくても良いのかというとそういうわけではありません。放置すると「急ぎ」にランクアップされるという特徴があるからです。
講演や研修が終わった後、受講者や主催者から「わかりやすかった」と言われるとホッとします。同じように行うと同じような結果が得られる再現性を念頭に話しているからです。一方で「時間どおりに終わった」と言われると、そこも見てくれていたのかと素直にありがとうと感じます。当たり前かもしれませんが、そうではない講師も少なくないということでしょう。
2年前に体調を崩し、生まれて初めて入院した時に「死」を覚悟しました。幸い奇跡的に回復し、後遺症もありませんが、それ以来、「自分の命を何に使うのか」を意識しています。タイムマネジメントでは「終わり」を意識することが重要です。
ここ最近は、残業がほとんど無い会社も増えてきた印象ですが、私の会社員時代は、百貨店を除くと定時に帰った記憶がありません。21時前に会社を出たことはなく、23時まで全員残っている会社だったり、毎日終電に飛び乗るような会社にも勤めていました。仕事が忙しかったというより、帰りにくい雰囲気だったと思います。
個人差はあるでしょうが、人は情報でもモノでも整理された状態でないと落ち着きません。特に、やらなければならないタスク(仕事)が散らかっていると、効率が悪いだけではなく、メンタル的にも悪影響を与えてしまいます。あれもやんなきゃ、これもあったといつも頭の中をグルグルするだけで全く進まないからです。
習慣化するということは、その行動を長期間、継続して行うということなので、価値(成果)に転換しやすくなります。生産性や効率が求められる時代ですが、一定の時間が必要なのは変わりません。週1回の練習で甲子園に出場するなんて、かなり無理があります。
ありたい姿と現状の差が課題です。例えば、理想の体重が65kgだったとして現在70kgだと差は5kg。これが課題ということです。この課題に対して、原因は何かを探り、目標と行動計画を設定します。仮に運動不足が原因だとして、3か月で5kg減という目標と、1日1万歩と週3日のジムトレーニングという行動計画を立て、実行していきます。
残業の無い会社が本当に働きやすくて良い会社なのでしょうか。「良い会社」の定義も必要ですね。ただ、これまでの経験から、そのような(残業が無い)会社の社員が生き生きとしているとは限らないということはわかっています。
集中力をいかに維持するかこれが本日のテーマです。例えば、1日8時間の就業時間の間、ずっと机に向かって高い集中力を保ち続けられる方は、いないのではないかと思います。ランチの後は多かれ少なかれ眠くなりますし、肩や背中が凝れば気になって集中できません。働き方改革なんですから、まさにそこを見直す必要がありますよね。
私は、会社員時代も独立してからも残業前提で働いていました。上司や先輩社員が残っている中では帰りづらい雰囲気もありましたし、頑張っている自分をアピールするという側面もあったように思います。ただ、一番大きな要因は、帰る理由、帰ってからやりたい何かが無かったからだと確信しています。
長く働いてバンバン物を作ってドンドン売る。高度経済成長から続く、私を含む多くの日本人の働き方でしょう。「24時間戦えますか?」という栄養ドリンクのCMがテレビで流れている時代に企業戦士として働いていた経営者や管理職にとっては、急に労働生産性の向上なんて言われても、ピンとこないのです。これが働き方改革によって大きく変わろうとしています。
ここ2年ほどでしょうか。サウナにはまっています。30代の頃から行ったことはあるんです。泊まるホテルの大浴場にサウナがあれば、入ったりもしていました。ただ、今考えると、サウナの魅力は味わえていませんでした。きっかけはテレビ番組。サウナ好きの芸能人が、楽しみ方を解説するというものでした。
私は、「働く」と「幸せ」をつなぐ仕事をしています。働くことが幸せにつながらないなら働く意味が無いと思っているからです。もちろん、幸せの定義は人それぞれ。しかしながら、神戸大学の西村教授と同志社大学の八木教授が2万人を対象にして行った共同調査では、所得、学歴よりも「自己決定」が幸福感に強い影響を与えていることがわかっています。
マルチタスクというと仕事ができる人の代名詞のようなイメージもありますが、正確な意味は、同時期に複数のプロジェクトを進行することを指すわけであって、会議資料の作成と、部下から提出された書類の確認と、電話対応と、メールの返信とを同時にやることではありません。
「ジムでトレーニングする」という新しい習慣を定着させたいと考えています。確実にこれまでの生活リズムが変わります。ここで何も考えずにただやっていたとしたら、おそらく習慣化は難しいはず。なぜなら、他の生活に影響が生じるからです。時間は24時間と決まっているわけで要はトレードオフです。
2016年4月1日にスタートした日刊の音声付きメールマガジンは、読者の皆様方に支えられ、本日でようやく1,800回に到達しました。次の目標は1,900回ですが、大台の2,000回も視野に入ってきました。私自身は大きなメリットを感じていますし、何より自分が何者なのか、何をしたいのかが明確になった貴重な習慣です。コツコツと配信することでしか到達できない境地で、それには習慣しかありません。
卒業式のシーズンですが、「式」というものは区切りをつけるのに必要なことだと改めて感じます。まもなく4月入社の新卒社員も入ってきます。コロナの影響でどのような形式になるかはわかりませんが、今年は入社式も開催されるでしょう。中途入社の多い小規模企業だって入社式はやるべきだと思いますし、可能であれば保護者や配偶者が同席することで、家族も会社のファンになってもらうことができます。