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昨日の回は先送りについてでした。自分が動くだけで終わることはほとんどなく、多くの場合は相手がいます。夏休みの宿題だって保護者の協力が必要なものもありますし、運転免許証の更新手続きだって開庁日に行く必要があるし、美容室の予約だって空いているかは相手次第だし、自分のペースに引き込むにはどうすれば良いか考えてみましょう。
重要度に限らず、急がないことを放置していると緊急事態に移行します。なので、常に「急ぎのこと」で忙しい方は、期限までに余裕がある(急がない)ことを少しでも処理していけば、かなり楽になるはずです。仕事でもプライベートでも「追われる」日々は精神的にも負担が増します。
開業して13年目。積み重ねてきた登壇回数は777回に到達しました。次の目標は1,000回。2年以内に達成したいところです。元々、人前で話すことは苦手でした。本当です。百貨店時代、朝礼で話すのが一番嫌な時間で、顔は真っ赤になるし、常にシドロモドロ。昔から苦い思い出しかないのです。
「甲子園球場に行ってみたい!」高校では野球部に入らなかった私は、いつかは夢の聖地に行ってみたいと思い、周囲に話していました。ある時、知人から「甲子園でキャッチボ-ルできるイベントがあるから一緒に行かないか」と誘われました。今から5年前のことです。それは、甲子園球場で開催するマスターズ甲子園という大会でした。
年初に立てた目標が、何もしなくても年末に達成されていた。なんてことはありません。仮にそうであれば目標と言えるかどうか怪しいだけです。いずれにしても定期的に進捗を確認する必要があります。この時に、目標と現状との差も大切ですが、できていないアクションがあれば要チェック。そのまま放置していても未来は変わりません。
考え方は様々でしょうが、タイムマネジメントとは「本当に大切なことに大切な時間を使う」手法だと考えています。「大切なこと」が年代によって変わってくるだけで、大人でも子供でもこの本質は同じ。タイムマネジメントの全体像は案外シンプルです。
ありがたいことに年間100回程度の登壇をしていますが、その多くは過去と同じテーマの繰り返しです。大別すると3つで、それは労務管理タイムマネジメントハラスメント最初の方は一からだったので資料を作るのも大変でしたが、今となっては全く新しいものは、ほとんどありません。
私の支援先は特定の業界が多いというわけではありません。福祉、保育園、農業、建設業、自治体・・・と様々な現場で仕事をしているのが強みだと思っています。それぞれの良い点や成功事例を横展開でつなげることができるからです。そして、どの業界でも、ほぼ100%言われる言葉があります。
『「働く」と「幸せ」をつなぐ』のが私の仕事です。支援先は企業だったり個人だったり様々ですが、大切にしていることは「複雑なことをシンプルに」、およそ全ての分野に共通するのがシンプルに伝えないと相手は理解できないということ。シンプルに伝えるために意識していることが3つあります。
無駄な残業をテーマとした配信も今日が最終回です。以前、金融機関の支店長経験者から聞いた話ですが、「最近はワーク・ライフ・バランスだ、働き方改革だと流行っているけど自分が若いころは22時から営業会議があって、そこからガンガンやられていたよ。」なんてことを言われていました。
残業をするなと言われても仕事が減るわけではない。仕事と時間はセットで与えられることもないので、持ち帰り残業をしている。よく聞く話です。時間外労働の上限規制は大企業が先行して施行されましたが、首都圏では夜のスタバが持ち帰り仕事をしている会社員で賑わったという本当かネタなのかわからない笑い話もありました。
今日やるべき仕事を今日中に終わらせる。これが鉄則です。なので、今日やるべき仕事がリストアップされていなければ、何をどこまでやれば良いのか判断ができません。いずれにしても、確実に終わらせるためには、1つ1つの仕事を集中して処理しなければなりません。
あくまでも経験上ですが、残業が無い会社が「良い会社」とは言い切れません。今日やるべき仕事があるのに定時になったらから、そそくさと片付けて帰るような会社より、多少の残業はあっても、しっかりと工夫している会社の社員の方が生き生きしていたりします。しかしながら、
無駄な残業を減らしていくには「何時まで仕事をするのか」を決めてからスタートします。当然、定時で終わるように段取りすべきですが、とにかく全員の残業が多い会社は、まず「帰る時刻」を決めることから始めましょう。そして、それを公開します。
残業は当たり前。定時に帰るなんてありえない。そんな環境で育った私は(会社員時代に)21時前に会社を出た記憶がありません。全ては他人や環境の責任だと思っていたので、自分の仕事の進め方を工夫するなんて考えには及ばなかった私が言うのもなんですが、個人でできることは案外たくさんあります。
高度経済成長からバブル時代まで、とにかく長時間働いて、どんどん物を作って、バンバン売りましょうということがある意味で国策だったところ、「年間の総労働時間を1,800時間程度に向けて短縮をしていこう」と方向転換をしたのが昭和60年代。残念ながら、そこから30年以上経った今でも、目標は達成されていません。
小中学校の先生を対象とした研修のご依頼をいただきました。テーマはタイムマネジメントです。実はこれ、突然降って湧いた話ではありません。市の職員研修をしていたら、他部署からも声がかかるようになりました。学校担当の部署から研修のご依頼をいただいたのが3年前。学校長を対象とした「ワーク・ライフ・バランス」の研修です。
月に1度の「4時から会」朝4時から仕事をするのではなく、夕方16時から飲む会です。なぜ、こんなことをやっているのか。よく聞かれますが、時間管理のトレーニングのためです。ポイントは4時スタートの6時終了。7(19)時には帰宅しています。
2021年も月数では半分が終わりました。コロナの影響もあるのか例年以上に早い感じがしますが、みなさんはいかがでしょうか。年初に今年の目標や計画を立てたという方も多いと思います。進捗を確認しないまま、年末になったら目標が達成されていたなんてことは、ほとんどありません。
放課後児童クラブ(学童保育)から小学5、6年生向けタイムマネジメント講座のご依頼をいただきました。願ったり叶ったり。大人だろうが子供だろうが原理原則は同じですが、かなりわかりやすく説明をしなければ子供には伝わりません。なので、タスクの分類はシンプルに2種類で良いかと思っています。