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この1週間は仕事のご相談が多い週でした。大学での講演、企業での研修、自治体の委員、大きな病院の顧問契約・・・。ありがたいことですが、これを全て受けたわけではありません。正確には「そのまま」では受けていません。なんかメンドクサいですね。ごめんなさい。
支援する企業の経営者と初めてお会いする時に最初に必ず聞くことがあります。それは「目指す会社の姿」ゴールです。そこ(ゴールを決めること)からスタートします。「どうすれば良いのか早く教えて欲しい」といった雰囲気も感じますが、ここが重要で、なぜなら、ゴールの認識がお互いにズレているとアクション(対策)の選択に違いが出てくるからです。
低い方に水が流れるように私たちはどうしても「易きに流れる」ので、良い行動の習慣化だけではなく、悪い行動をしないことを維持するためにも工夫が必要です。そこでやっているのが「アクションとハードルをセット」にすること。例えば、朝の起床後、体の状態を計測するために血圧や体温を測り、携帯アプリと手帳に記録しています。
丸一日、自由に仕事を段取りすることができるとなると、皆さんだったらどのように計画するでしょうか。これって、意外に大変です。自由裁量の部分が多いと、スケジューリングの能力によって成果に大きな差がつきます。
皆さんは、一日のスケジュールをどのように組んでいますでしょうか。もちろん仕事の段取りも重要ですが、何時に起床して、何時に寝るのかも必要。その差が使える時間だからです。理想の状態、なりたい自分を考える時は理想の生活リズムも決めておきます。
どうやったら「なりたい自分」になれるのでしょうか。永遠のテーマでもありますね。方法はたくさんあると思いますが、タイムマネジメント的に解釈すると少なくとも、その「なりたい自分」が明確になっている必要があります。
働き方改革でも女性活躍でも、何らかの社内改革を進めようとした時に忘れてはいけない3つの軸というものがあります。それぞれが歯車のように噛み合う必要があり、何か1つでも欠けると効果が全く出ません。
ここ最近、全身の倦怠感、疲労感抜けない日々が続いていました。肩が痛いのが原因かもしれないと整形外科を受診しても特に問題無し。自分では肩から背中のコリと痛みではないかと思っていました。左肩の肩甲骨付近が特に気になり、マッサージでも体操でも改善しないので、最後の手段「鍼」に行って来ました。
気分の良し悪しが仕事の成果に直結するということは、多くの方が理解しているのではないでしょうか。特に私のような個人事業主はそれ(気分)が業績に大きく影響しますので、いかに良い状態を保つかをかなり意識しています。
上司から依頼された仕事を期限どおりに仕上げることを繰り返していくと、信頼されて更にレベルの高い仕事を与えられるようになります。それには、指示する側の「なるべく早く」にどのように対応するかが問題で、上司の頭の中にある期限のレベル感を読み解く力が必要になります。
私は残業の全てを“悪”だと思っているわけではありません。どうしても終わらない。この日は根性出して頑張る。そんな日もありますよね。残業前提の働き方が問題なのです。
2年前のGWは例年より少し長かったということもあり、テレビ局から連休明けにメンタルダウンしないコツについて取材を受けました。社会保険労務士の私にそんな話が来るとは思っていませんでしたが、働き方についての情報発信を続けていたことが目に留まったようです。
毎週末は「1週間の振り返りとプランニング」を行っています。私はこれを週間レビューと呼んでいます。一方で、月末か月初にやっているのは「月の振り返りとプランニング」月間レビューです。やっていることは全く違います。
働き方改革を進めていく上で成功のカギとなってくるのが、上司(経営者を含む)と顧客。昨日の上司に続いて、やっかいなのは顧客への対応です。どうしても「お客様は神様です」という意識が根深い日本社会では、顧客の利益を最優先で考えてしまいます。もちろん、大切なことです。
働き方改革を進めていく上で成功のカギとなってくるのが、上司(経営者を含む)と顧客。時短の手法などただ単に方法論がわからないという会社はそう心配することはありません。今の時代はアイデアが溢れていますから。
仕事柄、様々な業界を支援していますが、それぞれに特有の働き方があり、当然に使っている言葉も違います。なので、なるべくその業界の言葉を理解した上でアドバイスに臨むようにしています。例えば、「午睡(ごすい)」何かわかりますか?保育園でのお昼寝のことです。
このような(コロナの)状況では大々的に告知はできませんが、「4時から会」なるものに取り組んでいます。4時から飲もう!という会で、ダラダラ飲まず、最長2時間で切り上げます。目的は時間管理のトレーニング(これ本当)のため。
久しぶりに小学校の授業参観に出てみて、改めて感じたのは学校の先生の素晴らしい能力でした。その学年に応じたわかりやすい授業を行う為に様々な工夫が施されています。
これまで何度もお伝えしてきましたが、今日やるべきことをリストアップしているのに、突然入ってきた新しいタスクを条件反射で手をつけない、ということが、効率的な仕事の基本です。もちろん、緊急事態はあるでしょうが、無条件に反応していたらリストアップの意味がありません。しかしながら、常に新しい業務(タスク)は入ってきます。
優先順位の高いタスクから始めるのではなくて、集中力の高い時間帯に集中力が必要なタスクをセットするのが私のやり方です。まあ、概ね優先順位の高いタスクは集中力が必要ではありますが、いずれにしても人間の集中力はそれほど続きません。自分で考えているほど、所定労働時間中ずっと集中できるわけではないのです。