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クセ、習慣は無意識の行動です。例えば、間食や仕事中についスマホを見るといった悪い行動(と呼ばれるもの)は自然と形成されますが、良い行動はかなり意識しないと習慣化されません。この場合の良い行動とは、少しハードルが高い、努力が必要な行動です。
給与計算には2つの側面があります。いずれにしても正確に計算しなければなりませんが、1つは、労働時間に対して支給する賃金額を計算すること。当たり前ですね。もう1つが、税金や社会保険料を納付する業務。
昨日は社会保険労務士日。1968年12月2日に社会保険労務士法が施行されました。たまたまですが私と同い歳の資格です。人生のどん底だった35歳の時にこの資格を知り、3回受験してようやく合格したのが38歳。福岡の事務所で修行させていただいた後、2009年1月1日に独立。お蔭様でまもなく13年目が終わろうとしています。
コロナ禍ということもあり、今年は自宅に籠る時間が長いだろうという想定で、読書量を増やす取り組みをしています。例年100冊程度のところ、目標数値は倍の200冊。数字に意味はありませんが、1週4冊ペースで読んでいけば達成できるので簡単に考えていました。
2021年も本当にあっという間に12月。時の歩みは変わらないのに、なぜかここからスピード感は加速します。なぜなら師走ですから・・・。ではなく、毎月の月末より12月31日という年末の方が私たちの意識に強く残るからです。
大学卒業後から社会保険労務士として独立した平成21年まで続いた会社員生活。何が嫌だったかというと自由じゃなかったから。嫌な顧客とでも仕事はしなければなりません。それはそうですよね。労働時間を提供する代わりに給料を得ていたのですから、
忙しい日々が続くと、自分でも仕事が溜まったと実感する時があります。なので、混乱を避けるために週末にはタスク整理を行っていますが、仕事などで飛ばしてしまうと優先順位がわからなくなります。それ(優先順位)だけではありません。さらにその前の段階、つまり何を抱えているのかがわからなくなると大混乱。
講演でも研修でも、とにかく人前で話す仕事がしたいと相談を受けることは少なくありません。この時、最初に決めることって何だと思いますか。それは「講演する日」構成の作り方や話し方などの細かいテクニックはあります。リピートのコツもあります。しかし、まず決めるのは日程です。
この12日間は土日祝日にも対外的な仕事が入っていたので、かなりの疲労が蓄積しました。あれっ?この程度は平気だったような気もするのですが、年齢には逆らえないということでしょう。
トラブルやうまくいかないことがあった時に自分以外の何かの責任にして自分を納得させるタイプの人がいます。自分ではそんなつもりはないのでしょうが、「他責」で生きているとほとんど何も自分の力では解決しません。もちろん、自責(自分の責任)で生きるとは、自分はダメな人間なんだと卑下することではありません。
昨日は毎月恒例「4時から会」の日でした。最終週の水曜日に16時からお酒を飲む(飲まなくても良いのですが)という会です。時間は2時間きっかりで終わり、すぐに帰宅します。明るい時間帯から飲める楽しみや異業種交流という側面もありますが、私自身はタイムマネジメントのトレーニングが一番の目的です。
昨日行われた検定試験は、100点満点で70点以上という合格基準が設けられています。例えば、2級は基礎問題が35問で計算問題が5問。もちろん、実務能力的には全問正解を目指すべきところですが、試験となると合格が優先します。となると、2時間という制限時間を使って合格ラインに達するにはどうすれば良いのかを考えてから試験に臨む必要があります。
会社員時代の私は、能力の不足分を根性でカバーしてきました。体力には自身があったので、他人より長く働くことで、なんとか成績を維持してきました。労働に投入する時間の長さは「価値」に変わります。しかし、それに「ボーっとする時間」は含まれません。集中力を保てる時間なんて、たかが知れているのです。
このところ、農業の労務管理を支援する機会が多くなってきました。実は特に詳しいわけではありません。むしろ、労働基準法の例外規定が多く、難しいので無意識に避けてきた業種でもあります。
タイムマネジメントを簡単に表現すると、時間の「やりくり」のこと。その時間に何をするのか。仮に無意識だったとしても、何らかの行動を選択しているわけです。これを主体的に選択し、実行していかなければ、大切な自分の時間を無駄に使ってしまいます。
人生の歩み方には大きく分けて3種類あると私は考えています。1つ目は、未来の理想像から逆算し、目標、行動計画を策定して、実行、振り返りと改善をしながら進んでいくタイプ私の周囲にはほとんどいません。ですが、確実に一定数います。高学歴の方や、スポーツや芸能の世界には多いのではないでしょうか。
支援をしている企業の社員にある宿題を出していました。それほど時間がかかるものではありませんが、1か月後の打ち合わせの際、何名かが忘れてきました。人間ですから忘れることはあります。問題なのは、できなかった原因を特定せずに流してしまうこと。
時間を自分の管理下に置く。これはタイムマネジメントの基本の1つです。具体的にはどういうことでしょうか。まずはコントロールの視点から予定を振り分けます。私の場合、コントロール(変更)できない予定として、自治体の委員会などがあります。
昨日は、国東市安岐町での農業の採用支援からスタートし、豊後高田に移動。企業の労務管理の支援を行った後、宇佐で研修の打ち合わせをしました。移動距離は約200km。福岡市まで楽に行ける距離です。日頃、長距離運転に慣れていない私には過酷な時間でした。
事業主側か労働者側か。大半の社会保険労務士は企業と顧問契約を結ぶので、前者(事業主)寄りの視点を持っているのではないかと思います。現に、労働者により良い施策の発言をすると「金(顧問料)を払っているのは俺だ!」と露骨に嫌な顔をする経営者は少なくありませんでした。
