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無駄な残業の削減について考えてみます(その2)

残業は当たり前。定時に帰るなんてありえない。そんな環境で育った私は(会社員時代に)21時前に会社を出た記憶がありません。全ては他人や環境の責任だと思っていたので、自分の仕事の進め方を工夫するなんて考えには及ばなかった私が言うのもなんですが、個人でできることは案外たくさんあります。

無駄な残業の削減について考えてみます(その1)

高度経済成長からバブル時代まで、とにかく長時間働いて、どんどん物を作って、バンバン売りましょうということがある意味で国策だったところ、「年間の総労働時間を1,800時間程度に向けて短縮をしていこう」と方向転換をしたのが昭和60年代。残念ながら、そこから30年以上経った今でも、目標は達成されていません。

学校の先生にタイムマネジメントの研修を行います。

小中学校の先生を対象とした研修のご依頼をいただきました。テーマはタイムマネジメントです。実はこれ、突然降って湧いた話ではありません。市の職員研修をしていたら、他部署からも声がかかるようになりました。学校担当の部署から研修のご依頼をいただいたのが3年前。学校長を対象とした「ワーク・ライフ・バランス」の研修です。

原因は1つとは限らない。正しいとも限らない。

原因は1つだけとは限りません。そしてその原因は多くの場合、仮説です。検証することなく続けていても無駄に終わる可能性があります。ここ最近、私は野球でヒットが打てませんでした。年齢的にスピードボールに対応できないだけかと思っていたら、速度の遅い投手にも差し込まれていました。バッティングには自信のあった私ですが、相当ショックを受けています。

いつやるか?今すぐじゃなくてもいいけれど。

マッキンゼーの日本支社長だった大前研一さんは、「人が変わる方法は3つしかない」と言われています。住む場所を変えるつきあう人を変えるこの2つは難しいですよね。引っ越すと環境が変わるのは間違いありませんが、お金も必要です。転職すると周囲の人は変わりますが、うまくいくとも限らないので、そう簡単には転職できるわけでもありません。誰でも今すぐできること。それが、時間の使い方を変えることです。

10分だけやってみよう。

昨日のオンライン講座は県外の方も受講されて、大いに盛り上がりました。講座後も質問タイムが続いたのですが、そのうちの1つについて今日は解説します。今日やろうとリストアップしたタスクに手がつかず、そのまま繰り越しを続けている。当初は期限まで余裕があったのに、ズルズルと先延ばししていたら緊急事態になってしまう。どうしたものか。というご相談でした。

ノー残業デー?今更だけど効果があった事例

労働時間の上限時間を規制するいわゆる働き方改革関連法の影響で、時間外労働は減少傾向にあります。しかしながら、相変わらず、なかなか帰れないという職場も少なくありません。原因は様々で、単純に仕事の量と人員のバランスが悪いということもありますし、経営者や管理職が帰らないので、部下も帰れない空気感のようなものもあります。

断言します。趣味は無理やりにでも作るべき。

ワーク・ライフ・バランスは法律用語ではないので、様々な団体が定義付けをしています。内閣府男女共同参画会議は「老若男女誰もが、仕事、家庭生活、地域生活、個人の自己啓発など様々な活動について、自ら希望するバランスで展開できる状態」としています。要は、自分の生活バランスで暮らしている毎日。それが、ワーク・ライフ・バランスが取れた状態だということです。

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