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「優先順位のツボ」MAILMAGA
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私の寿命は60歳まで。そう決めています。明日の命さえわからないという紛争地域の方々にとっては不謹慎かもしれません。しかしながら、無限に感じられる時間だからこそ、終わりを決めないと残された(使える)時間が把握できないのです。特に意識し始めたのは脳梗塞で入院した3年前から。
お金持ちか時間持ちか。確かにお金も必要ですが、そこそこあれば十分で、それよりも自由に使える時間を増やしたいと考えて、実行してきました。それは、ここ数年のことです。開業してからは、とにかく手帳を予定で埋め尽くすことが目標でした。
社会保険労務士の仕事は法律上で分けると以下の3つ。(1)申請手続き業務(2)法定帳簿書類の作成(3)労務管理への助言など、この中の(1)と(2)が社会保険労務士の独占業務です。原則として社会保険労務士以外はできません。
何かにつけて「意識改革」が重要だと言われます。確かにそうでしょうが、当たり前になっていることを変えるって案外難しいものです。無意識でやっていることなので思い込み(アンコンシャスバイアス)になっている場合がほとんどですし。私にもたくさんの思い込みがあります。
職場、体調、人間関係などの日常生活でトラブルになると、その対応に追われて本当に大切な事どころか、通常業務にさえ影響が出てしまいます。予防が大事だとは誰でも知っています。ところが、現にトラブルが発生していないことは想像ができません。なので、なるべくイメージしながら先手を打つのがポイントです。
立春はとうに過ぎていますが、まだまだ寒い日が続いていますね。とはいえ、春はもうすぐそこ。1月の新年も気持ちを新たにできますが、4月の年度始まりは、街で見る多くのフレッシャーズにこちらもワクワクしてきます。新しく何かを始めてみるのも、ピッタリの季節だと言えますね。
行動する時と考える時の脳の使い方、使う場所は違うと思います。目の前の作業に没頭しながら、未来のことは考えられません。ヒントぐらいは思いつくことがあるかもしれませんが、手を止めて考えなければ判断がブレてしまいます。
このメールマガジンのテーマは「優先順位」限られた24時間の中で、何を優先するのか。何を先に取り組んで、何を後回しにするのか。日々考えて実行することの重要さと難しさをお伝えしています。
新卒で百貨店に入社した時は、まさか自分が独立するとは思ってもいませんでしたが、30代中盤から「会社員には向かない」と独立を考えるようになりました。その程度の想いだったので、社会保険労務士の試験は3回も受けることに。ただ、結果的にはこの仕事を選んで本当に良かったと思っています。
「時間が無い」以前の私の口ぐせでした。とにかく片っ端からバタバタと動き、何をやったのかわからない状態で一日が終わる。こんな毎日でした。この「時間が無い」と思う感覚は、自分が本当に大切だと思うことに使っている時間が無い。
顧問契約というスタイルを辞めた私にとって、アウトプットの機会は限られています。となると、法改正への対応など最新の情報をインプットするのが後手になってしまいます。昨日のように(顧問という認識はないが)定期的な企業訪問は貴重なチャンスで、ここで課題を把握し、集中してインプット、支援先に合わせてアウトプットをしています。
私は小学生の頃から日記が続いたことがありませんでした。いつも3日坊主。自分は続かない人間なのだ。そんな変な思い込みがありました。この傾向は大人になってからも変わりませんでしたが、あるキッカケで継続のコツがわかるようになりました。それが、このメールマガジンです。
私は秩序や安定が大好きです。秩序があるからこそ自由を楽しめます。安定があるからこそ挑戦ができます。秩序とはルール。スポーツはルールがあってこそ成り立ちますし、ルールを守るから楽しめます。
主体的に時間を使うということは、自分の行動を主体的に選択しているということ。特に「本当に自分の大切なこと」に使う時間が増えると、比例して幸福感が増していきます。これを証明する様々な調査データはありますが、自分自身の経験からも間違いないと確信しています。
1年後の理想の体型か目の前のケーキか究極の選択のようですが、以前の私だったら目の前のケーキに飛びついていたでしょう。今でもそう変わらないかもしれませんが、少しは考えるようになりました。
タイムマネジメントとは「時間のやりくり」本当に大切なことのために、なるべく多くの時間を使う考え方やテクニックのことだと私は解釈しています。休み暇も無くギチギチにスケジューリングすることでは決してありません。
効率的に時間を使うテクニックの1つとして、「同じ種類のタスクはまとめる」というものがあります。例えば、請求書の作成は数社分をまとめて作った方が、システムを立ち上げて、入力、印刷、押印、郵送という作業をその都度繰り返すより時間は短縮できます。
自分自身の働き方改革の一環で、昨年から週休3日にしています。土日以外に平日1日をブロック。まあ、休むというより対外的なアポを入れず、事務作業に集中するという日です。ところが、集中力はそれほど長く続くわけではないので、しっかりと段取り(スケジュール)しておかないと、重要なタスクを残してしまいます。
金曜の午後は予定を入れていません。緊急のタスクを処理する場合もありますが、基本的に「自分時間」としてブロックしています。やることは決まっています。サウナで心身を整え、カフェで「1週間の振り返りと翌週のプランニング」を行っています。
ルーティン(習慣)にしたい行動はチェックリストにしています。ルーティンとは儀式。チェックリストを見ながら行動を進めていくだけで、ゴールまで到達できます。特に朝のルーティンを決めておくと、スムーズに立ち上がれます。