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仕事というものは案外複雑な作りをしています。見た目は1つでも細かいタスクが集まっているので、分解しなければなりません。なので、それをやったら終わりという仕事はむしろ少なく、何らかの後処理が必要なものがほとんど。
私は2週間のスパンでプランニングをしています。どの日に何を処理するのかという具体的な計画を立てるのは日曜日ではなく金曜日の午後です。翌週の前半までに仕上げなければならない仕事が入った場合、1週間計画だけだと調整が難しいからです。
来るもの拒まず、いや、八方美人で嫌われたくない私は依頼される全てのことを引き受けていました。気がつくと役職は膨大に膨れ上がり、本業も圧迫するようになりました。時間も調整できなくなりましたが、何よりストレスが溜まるように。それは、自分の大切なことに使う時間が少なくなったからだと思います。
仕事が終わらないというアナタ!まずは、抱えている仕事(タスク)を分類してみましょう。急ぎか急ぎではないかといった緊急度だけで表す場合もありますし、そこに重要度を加えてマトリクスにする分類もあります。そして、とても重要な視点がそれはコントロールできるのかというものです。
タイムマネジメントは、本当に大切なことに本当に大切な時間を使うための技術です。とはいえ、それどころではなく、常に仕事に追われるストレスフルで苦しい状況を何とか変えたいと考えている方は、かなり多いのはではないかと思います。とにかくその状況を脱したいという初級者向けに、「これだけ」をお伝えしています。
タイムマネジメントは、先に時間の使い道を決めてから、必要な時間を確保するという流れが原則です。しかしながら、過去の経験が少ない若い方を中心に、そもそも自分がどういう状態の時が理想なのか、幸せと感じるのかが明確ではないケースも少なくありません。
常に仕事に追われるような毎日を変えたいが、どこから手をつけていけばいのかわからない。たまにこんな相談を受けます。タイムマネジメントの全体像から言える本来の順番としては、(1)行きたい方向(数年後の理想像)を決めてから(2)時間を確保する(作り出す)ということです。
娘が中学に入学して決定的に変わったことは、制服があることにより服装を考えなくても良くなったことです。制服というシステムには賛否両論ありますが、着ていく服の選択に費やす時間や労力がかからなくなったことで、これを他の大切なことに振り替えることができれば大いに意味はあります。
西日本大会が終わりました。雨に泣かされた3日間でしたが、なんとか決勝戦までできて主催者も選手もホッとしているのではないかと思います。私にとっても9年前の高松宮賜杯の全国大会で、それも、決勝戦まで審判に入る機会をいただいて以来のビッグ大会でのジャッジとなりました。
人生は山登りに例えられる時があります。とにかく上へ上へと登っていたら必ず山頂まで到達するのだから、どの道を選んだっていいんだよというものです。確かにそういう一面もあるでしょうが、私は山ではなく、平坦な道にデコボコや落とし穴や分かれ道があるというイメージ。
これまでもお伝えしてきたとおり、人は、なるべく現状を維持しようとする生き物です。何かを変えるということは、未来が変わるわけで、それが良くなるのか悪くなるのかわからないということは、生命維持の保障も無いので、変わる選択を先送りしてしまいます。
今週は法人設立の準備に追われて読書が全くできなかったのですが、それは想定の範囲内。来週から通常スケジュールに戻す予定です。インプットの量が不足すると途端にアウトプットの質が落ちるので、意識的に読書をする必要があります。目標は年間100冊。残り半年は月に10冊ペースで達成できます。
今日6月10日は「時の記念日」時間に関心を持ち、規律正しい生活を習慣化しようという啓発の目的がある日です。由来は日本書紀まで遡り、日本初の時計が鐘を打った日が今日であることからこの日となったようで、100年以上前の1920年に制定されています。
努力は裏切らない。そのとおりだと思いますが、正確に表現すると「正しい方向の努力は裏切らない」ということです。方向がおかしいとは主に2つ。1つ目は、やり方が間違っている。2つ目は、行動量が足りていない。
私たちは無意識にでも何らかの選択はしています。通勤ルートや靴を左右どちらの足から履くのかなど、意識していない行動は案外多いものです。しかしながら、大切なのは、「決めて行動する」ということ。人は自分で決めたことじゃないと、「やった感」を得られない生き物だと確信しています。
人は変化を嫌う生き物です。今のまま変わらないデメリットよりも、変わることによるデメリットの方を過大評価してしまいます。もちろん悪い方に。変わった後をイメージできないからでしょう。現に今は生活できている。この状態を変えると人生がおかしくなるかもしれない。そのように感じると、いわゆる「ゆでガエル」のリスクが見えなくなってしまいます。
人生のどん底を味わい、路頭に迷った30代。今でも覚えているのは、人生とは大きな海を漂う船のようなもので、自分ではどうしようもならないと感じていたことです。当時の私の船は制御不能。どこに行くのかもわからない(決められない)まま、流されるように海原を漂っていました。こんな私を救ってくれたのは1冊の本。それはタイムマネジメントの本でした。
子供向けタイムマネジメントの普及を目的とした法人の設立まで、残すところ5日となりました。このメールマガジンの配信を始めたのが2016年4月1日でしたが、その時点ではまさか6年後の未来にこんなことをやっているとは想像もできませんでした。少しずつでもステージを上げることにより、違った風景が見えるものだと改めて確信したところです。
私が何のために面倒な目標設定やらスケジューリングをするのかというと、現状を変えたいからです。これまでの行動の蓄積が今の自分を作っているわけで、それと同じことを繰り返す毎日では、現状がより良い方向に変わることはありません。かのアインシュタインも「同じことを繰り返しながら違う結果を望むこと、それを狂気という。」と表現しています。
タスク処理の鉄則。それは、集中力が必要なタスクを、集中力が必要な時間帯に処理するというもの。以前の私はとにかく片っ端から手をつけていたので、集中力が切れたタイミングで給与計算などの細かい作業を行うことも頻繁にありました。これだと眠い目を擦りながら数字のチェックをするので、効率は悪いし、ミスをする可能性も高くなります。
