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今日やるべき仕事を今日中に終わらせる。これが鉄則です。なので、今日やるべき仕事がリストアップされていなければ、何をどこまでやれば良いのか判断ができません。いずれにしても、確実に終わらせるためには、1つ1つの仕事を集中して処理しなければなりません。
あくまでも経験上ですが、残業が無い会社が「良い会社」とは言い切れません。今日やるべき仕事があるのに定時になったらから、そそくさと片付けて帰るような会社より、多少の残業はあっても、しっかりと工夫している会社の社員の方が生き生きしていたりします。しかしながら、
無駄な残業を減らしていくには「何時まで仕事をするのか」を決めてからスタートします。当然、定時で終わるように段取りすべきですが、とにかく全員の残業が多い会社は、まず「帰る時刻」を決めることから始めましょう。そして、それを公開します。
残業は当たり前。定時に帰るなんてありえない。そんな環境で育った私は(会社員時代に)21時前に会社を出た記憶がありません。全ては他人や環境の責任だと思っていたので、自分の仕事の進め方を工夫するなんて考えには及ばなかった私が言うのもなんですが、個人でできることは案外たくさんあります。
高度経済成長からバブル時代まで、とにかく長時間働いて、どんどん物を作って、バンバン売りましょうということがある意味で国策だったところ、「年間の総労働時間を1,800時間程度に向けて短縮をしていこう」と方向転換をしたのが昭和60年代。残念ながら、そこから30年以上経った今でも、目標は達成されていません。
小中学校の先生を対象とした研修のご依頼をいただきました。テーマはタイムマネジメントです。実はこれ、突然降って湧いた話ではありません。市の職員研修をしていたら、他部署からも声がかかるようになりました。学校担当の部署から研修のご依頼をいただいたのが3年前。学校長を対象とした「ワーク・ライフ・バランス」の研修です。
月に1度の「4時から会」朝4時から仕事をするのではなく、夕方16時から飲む会です。なぜ、こんなことをやっているのか。よく聞かれますが、時間管理のトレーニングのためです。ポイントは4時スタートの6時終了。7(19)時には帰宅しています。
2021年も月数では半分が終わりました。コロナの影響もあるのか例年以上に早い感じがしますが、みなさんはいかがでしょうか。年初に今年の目標や計画を立てたという方も多いと思います。進捗を確認しないまま、年末になったら目標が達成されていたなんてことは、ほとんどありません。
放課後児童クラブ(学童保育)から小学5、6年生向けタイムマネジメント講座のご依頼をいただきました。願ったり叶ったり。大人だろうが子供だろうが原理原則は同じですが、かなりわかりやすく説明をしなければ子供には伝わりません。なので、タスクの分類はシンプルに2種類で良いかと思っています。
原因は1つだけとは限りません。そしてその原因は多くの場合、仮説です。検証することなく続けていても無駄に終わる可能性があります。ここ最近、私は野球でヒットが打てませんでした。年齢的にスピードボールに対応できないだけかと思っていたら、速度の遅い投手にも差し込まれていました。バッティングには自信のあった私ですが、相当ショックを受けています。
マッキンゼーの日本支社長だった大前研一さんは、「人が変わる方法は3つしかない」と言われています。住む場所を変えるつきあう人を変えるこの2つは難しいですよね。引っ越すと環境が変わるのは間違いありませんが、お金も必要です。転職すると周囲の人は変わりますが、うまくいくとも限らないので、そう簡単には転職できるわけでもありません。誰でも今すぐできること。それが、時間の使い方を変えることです。
タイムマネジメントとは時間のやりくり。時間をコントロールするには自分の行動をコントロールする必要があります。何(行動)に時間を使うのか自分で主体的にコントロールする意識を持てば、タイムマネジメントの能力は向上します。そこで、簡単にできるトレーニングが「ブロック」と「仮アポ」
昨日のオンライン講座は県外の方も受講されて、大いに盛り上がりました。講座後も質問タイムが続いたのですが、そのうちの1つについて今日は解説します。今日やろうとリストアップしたタスクに手がつかず、そのまま繰り越しを続けている。当初は期限まで余裕があったのに、ズルズルと先延ばししていたら緊急事態になってしまう。どうしたものか。というご相談でした。
支援している企業で行った従業員満足度調査(モラールサーベイ)の分析を進めています。1年前と比較して、理念の浸透、労働環境、評価、人間関係など、どの分野も数値が改善しました。色々と取り組みをしてきたので、少しホッとしています。1年前、課題は山積でした。
労働時間の上限時間を規制するいわゆる働き方改革関連法の影響で、時間外労働は減少傾向にあります。しかしながら、相変わらず、なかなか帰れないという職場も少なくありません。原因は様々で、単純に仕事の量と人員のバランスが悪いということもありますし、経営者や管理職が帰らないので、部下も帰れない空気感のようなものもあります。
印象に残っている過去の出来事の中には、人生をより良くするたくさんのヒントが詰まっています。気持ちが落ち込む傾向がわかればそんな環境から身を遠ざければよいし、楽しかった思い出の傾向を日頃のアクションに入れたら毎日は楽しくなるだろうし。
ワーク・ライフ・バランスは法律用語ではないので、様々な団体が定義付けをしています。内閣府男女共同参画会議は「老若男女誰もが、仕事、家庭生活、地域生活、個人の自己啓発など様々な活動について、自ら希望するバランスで展開できる状態」としています。要は、自分の生活バランスで暮らしている毎日。それが、ワーク・ライフ・バランスが取れた状態だということです。
最近は本当に便利になっていて、ネットでググると大体の情報がわかります。調べるツールがリアルな辞書だったのがインターネットになったわけで、そこが良いか悪いかはともかく、調べたいことを検索することで、ピンポイントで見つかる時代になったのは間違いありません。確実に情報量は膨大になりました。
昨日は、個人でも企業でも改善をするためには、現状把握が必要だという話をしました。もちろん、「あるべき姿」「なりたい未来」が明確に描かれていることが前提です。その差が課題となり、差(課題)を生んでいる原因を特定し(仮説)、原因を解消するための目標と行動計画を作ります。
企業の支援をする時に必要なのが現状把握の数字。ゴール(目標)はわかっていても、スタートを知らないのは大問題です。なぜなら、差(課題)がわからないと具体的な解決策が見えないからです。企業に限らず個人でも同じで、体重20kg減と3kg減では、ダイエット方法や期限が変わるわけです。