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昨年7月の10日連続12本の登壇ほど連続ではありませんでしたが、1日研修や県外出張などで慌ただしい7月が終わりました。8月もしばらく忙しい状況は続きますが、中旬以降は少しスローペースになるので、バラついた体制を整える月にしたいと考えています。ここで7月を振り返ってみたいと思います。
お金と時間はどちらも大切なものですが、落とす(無くす)と大騒ぎし、後悔するお金に対して時間はほとんど無意識です。一日をボーっと過ごしても、次の日には同じ24時間が自動的にやってくるはず。そう捉えると、どうしても今日という一日の濃度は薄くなってしまいます。
人の目を気にする私は、開業後も平日の昼間に仕事をしていないとどこかの誰かに怒られるのではないかとビクビクしていました。自由になりたくて独立したはずなのに全く自由になっていない現状を何とか変えたいと始めたのが「ブラたけし」です。
小学校は、お昼休みの終わりと午後の授業が始まる時にチャイムが鳴ります。「(お昼休みが)そろそろ終わりますよ」という予鈴と、午後の授業が始まる本鈴です。もし、予鈴が無ければ授業に間に合わない子どもはかなり多いでしょう。
2021年の2月から始めた「大分4時から会」は昨日の開催で記念すべき30回目となりました。たまに勘違いされますが朝4時から仕事をする会ではなく、夕方4時からお酒を飲む会です。コロナ禍では予定どおりにならないことも多く、行動制限がかかれば自主練と称して1人で夕方4時から飲むこともありました
見た目は同じ時間にも実は種類があります。いや、目に見えない概念のようなものでしかない時間に色を付けて区別しているという方が正確な表現かもしれません。私のタイムマネジメント研修でも以下の3種類をお伝えしています。
昨日、今日は一日研修、明日も午前中は企業研修で午後からは相談対応、金曜日は朝から企業支援で午後から相談対応、夜はナイトセミナーに登壇と今週は典型的に忙しい時期のスケジュールとなっています。手帳とニラメッコしても、可処分時間(自由に使える時間)が見つからないという状況ではもはや土日を使うしかありません。
今週は可処分時間が非常に少ない週です。可処分時間とは、自分が自由にタスクの選択ができる時間のことを指します。6時間の対面研修が2本に2時間コースが2本。それ以外に現場での採用支援や相談対応など、動かせない固定の予定で埋め尽くされています。
今から約30年前の1992年(平成4年)新卒で百貨店に入社した私は、晴れて社会人となりました。バブル時代の終わりとなる頃ですが、世の中はまだまだ賑やかだったように覚えています。ちょうどその年にある法律が制定されます。「労働時間の短縮の促進に関する臨時措置法」名称のとおり時限立法です。
私が提唱するタイムマネジメントとは「本当に大切なことに有限の時間をなるべく多く使う技術」そのため(本当に大切なことになるべく多くの時間を使う)には、それなりのテクニックが必要です。細かいものはたくさんありますが、今日は勇気を振り絞って「計画段階での技術」を5つにまとめてみました。
目標設定とはゴールのことなので、抽象的になってはいけません。フワっとしたゴールだと何をするのか決めにくいからです。また、ゴールに達したのかを確認するのはもちろん、どれぐらい残っているのか何%進んでいるのかこれらがわかるような設定にしなければなりません。
私の地元では多くの小中学生が本日から待望の夏休みに入ります。でも、2学期なんて永遠に来ないと思えるのは7月末ぐらいまで。あっという間にお盆が過ぎ、蓋を開けてみたら宿題が全く終わっていなくて始業式の前日に泣きながらやることのないようにしたいものです(自戒)。
講演や研修の時間を守るのは講師として必須のスキルです。程度問題ですが、早く終わるのはともかく、予定を過ぎるのはあってはならない事態です。カリスマ講演家なら時間が過ぎてもまだまだ聴きたいと思うでしょうが、私のようなどこの誰だかわからない人間の話は早く終わってもらいたいもの。
私がタイムマネジメントに出会ったのは、今から20年前の30代中盤の頃です。たまたま手に取ったタイムマネジメントの本にはこのようなことが書かれていました。「時間はコントロールできる。時間の延長が人生なのだから人生もコントロールできる。」衝撃的でした。
本日から2日連続で1回6時間30分に及ぶタイムマネジメントの企業研修にオンライン登壇します。当初は対面研修の予定だったので昨日は長崎に移動する予定でしたが、事務所からのオンラインに変更になったことで、丸一日使えるようになりました。3時間以上の塊時間があると処理が一気に進みます。
タイムマネジメントを学びたい。時間の使い方が上手くなりたい。こういう方って世の中にどの程度いるものでしょうか。きっと1割も満たないというのが、タイムマネジメント研修に300回以上は登壇してきた私の感想です。もちろん、これが有料研修だと違います。お金を支払ってでも学びたいという方の熱量はスゴいものがあります。
今日はタイムマネジメントの構図について解説します。本質的な部分を理解するには全体像の把握が絶対的に必要ですから。私はタイムマネジメントの定義を「本当に大切なことに有限の時間をなるべく多く使う技術」としています。となると、「本当に大切なこと」が明確でなければ、何に時間を使えば良いのかわからなくなります。
中学校の授業参観に行った時のこと。子供達が1学期の振り返りをしたものを担任の先生が見せてくれました。そのほとんどは「○○を頑張りました。2学期は○○を頑張ります。」でした。これを意気込みというのなら理解できますが、タイムマネジメント的にいうと決して振り返りや目標ではありません。
今でこそ、数年後の理想像に向かってなるべく多くの時間を使っている私ですが、30代中盤までは、とにかく目の前のことだけで必死に生きていました。この場合の「目の前のこと」というのは、締め切りが近いことという意味です。その日暮らしのような毎日は視野を非常に狭めていました。
他人や過去は変えられません。それはそのとおりでしょう。しかしながら、大切な人には成長して欲しいし、無視するわけにもいきません。大切な人とは、自分の子供や職場の部下後輩だったりします。