シンプルな方法で職場環境改善を進めています。
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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■
2021.5.14 Vol. 1,870
本日のテーマ:
シンプルな方法で職場環境改善を進めています。
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◆1・ 昨日のこと
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短期間ではありますが
県北の企業を支援することになり、
久しぶりに高速道路で移動しました。
農作物としての蕎麦の産地ということもあり、
美味しい蕎麦店が多い地域でもあります。
来る度に名店を巡るようにする予定です。
遠出の楽しみが増えました。
2021年登壇記録集計中
27回目
参加者累計456名
2021年読書数集計中
4月16冊(累計46冊)
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◆2・ 本日のテーマ
シンプルな方法で職場環境改善を進めています。
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支援する企業の経営者と初めてお会いする時に
最初に必ず聞くことがあります。
それは「目指す会社の姿」
ゴールです。そこ(ゴールを決めること)から
スタートします。
「どうすれば良いのか早く教えて欲しい」
といった雰囲気も感じますが、
ここが重要で、なぜなら、
ゴールの認識がお互いにズレていると
アクション(対策)の選択に違いが
出てくるからです。
なので、
ゴールを言語化してもらうわけですが、
概ね「良い会社」とか「働きやすい会社」
といった抽象的な表現になってしまうので、
具体的な目標値を決めます。
例えば、5年間で
「離職率を●%にする」
「時間外労働を月●時間に下げる」
「女性社員比率を●%に上げる」などなど。
そして、もう1つ重要なこと。
目標の項目を決める前に
「現状把握」を行う必要があるのです。
ダイエットであれば
「体重計に乗る」行為そのもの。
まあ、見たくない数値が
出てくるかもしれませんが、
これでゴールとの差、
つまり課題がわかるので、
何をやれば良いのかが見えてくるのです。
ただし、課題に対して
目標を決めるのではなく、
課題を生んでいる原因に対して
目標を設定します。
例えば、ゴールが
「定年までこの会社で働きたいと
考えている社員の割合を80%にする」
として、
社内アンケート等の調査で
30%だとその差は50%。
50%を埋めるためにはどうすれば良いか
ではありますが、
なんで50%も差があるのかという
原因を突き止めてから、
具体的な対策を講じる必要があります。
無駄な残業が多いからなのか
意見しても変わらない閉塞感なのか
ハラスメントなのか
原因に対して考えると
具体的でかつ、効果的な対策が打てるはず。
後は、実行して振り返って改善しての
繰り返しです。
私のコンサルはこうやって進んでいきます。
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◆3・ 編集後記
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最初の重い1速目のギアを
一緒に回転させる、
(途中まで伴走しますが)
自走できるようするのが
私の役割だと思っています。