日刊メルマガ
「優先順位のツボ」MAILMAGA
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このメールマガジンのテーマは「優先順位」限られた24時間の中で、何を優先するのか。何を先に取り組んで、何を後回しにするのか。日々考えて実行することの重要さと難しさをお伝えしています。
新卒で百貨店に入社した時は、まさか自分が独立するとは思ってもいませんでしたが、30代中盤から「会社員には向かない」と独立を考えるようになりました。その程度の想いだったので、社会保険労務士の試験は3回も受けることに。ただ、結果的にはこの仕事を選んで本当に良かったと思っています。
「時間が無い」以前の私の口ぐせでした。とにかく片っ端からバタバタと動き、何をやったのかわからない状態で一日が終わる。こんな毎日でした。この「時間が無い」と思う感覚は、自分が本当に大切だと思うことに使っている時間が無い。
顧問契約というスタイルを辞めた私にとって、アウトプットの機会は限られています。となると、法改正への対応など最新の情報をインプットするのが後手になってしまいます。昨日のように(顧問という認識はないが)定期的な企業訪問は貴重なチャンスで、ここで課題を把握し、集中してインプット、支援先に合わせてアウトプットをしています。
私は小学生の頃から日記が続いたことがありませんでした。いつも3日坊主。自分は続かない人間なのだ。そんな変な思い込みがありました。この傾向は大人になってからも変わりませんでしたが、あるキッカケで継続のコツがわかるようになりました。それが、このメールマガジンです。
私は秩序や安定が大好きです。秩序があるからこそ自由を楽しめます。安定があるからこそ挑戦ができます。秩序とはルール。スポーツはルールがあってこそ成り立ちますし、ルールを守るから楽しめます。
主体的に時間を使うということは、自分の行動を主体的に選択しているということ。特に「本当に自分の大切なこと」に使う時間が増えると、比例して幸福感が増していきます。これを証明する様々な調査データはありますが、自分自身の経験からも間違いないと確信しています。
1年後の理想の体型か目の前のケーキか究極の選択のようですが、以前の私だったら目の前のケーキに飛びついていたでしょう。今でもそう変わらないかもしれませんが、少しは考えるようになりました。
タイムマネジメントとは「時間のやりくり」本当に大切なことのために、なるべく多くの時間を使う考え方やテクニックのことだと私は解釈しています。休み暇も無くギチギチにスケジューリングすることでは決してありません。
効率的に時間を使うテクニックの1つとして、「同じ種類のタスクはまとめる」というものがあります。例えば、請求書の作成は数社分をまとめて作った方が、システムを立ち上げて、入力、印刷、押印、郵送という作業をその都度繰り返すより時間は短縮できます。
自分自身の働き方改革の一環で、昨年から週休3日にしています。土日以外に平日1日をブロック。まあ、休むというより対外的なアポを入れず、事務作業に集中するという日です。ところが、集中力はそれほど長く続くわけではないので、しっかりと段取り(スケジュール)しておかないと、重要なタスクを残してしまいます。
金曜の午後は予定を入れていません。緊急のタスクを処理する場合もありますが、基本的に「自分時間」としてブロックしています。やることは決まっています。サウナで心身を整え、カフェで「1週間の振り返りと翌週のプランニング」を行っています。
ルーティン(習慣)にしたい行動はチェックリストにしています。ルーティンとは儀式。チェックリストを見ながら行動を進めていくだけで、ゴールまで到達できます。特に朝のルーティンを決めておくと、スムーズに立ち上がれます。
突き詰めて考えていくと「お金」って不思議な概念だと思うのですが、ただ、少なくとも目に見えるので、大切に使おうとします。毎日、好きなように使える人は限られていますし、むしろ、裕福な方ほど、日々の暮らしは質素だったりします。そして、本当に大切なことにこそドンとお金を使うのではないでしょうか。
数年前から携帯電話の番号を名刺に記載しなくなりました。もちろん、創業当時は入っていました。新人ゆえの機動力しか特長が無いと思っていたからです。ですが、(名刺に)記載しているということは、いつでもどうぞ電話をかけてくださいと言っているようなもの。当たり前ですが、こちらの都合は関係無しに携帯電話が鳴るようになりました。
タスクの種類として、それほど重要ではないけれど「やらなければならないこと」があります。報告書の類いがまさにそれ。個人的な意見ですが、報告書は、基本的に完成度よりもスピードが重視です。誤字脱字は論外ですが、それほど内容に差は出ません。となると、とにかく早く提出するに限ります。
生産性とは、投入した資源(お金や時間)と得られた成果の割合のこと。生産性の向上とは、この割合を高くしていくことです。とりわけ「労働生産性」を上げるには、(1)労働時間は変えずに、成果を上げる。(2)労働時間を減らして、成果は維持する。この2つを意識するべきです。
感染再拡大の影響で大分県でも「まん防」が発令され、スケジュールの組み直しを行っています。そもそも、どのような基準で予定を立てているのか。これ、よく聞かれますが、完全に自分の都合でスケジューリングしています。もちろん極論ですが。
1月が終わりました。感染の再拡大を受けて、対面の予定が中止や延期、オンラインに変更になり、スケジュールを組み直すことが多くなりました。そんな中でも、年初に掲げた目標に対してアクションを起こしてきました。ここで1月の数字を整理しておきます。
時間は有限である。当たり前のことなのに、なぜ(以前の私も含めて)多くの人は、これと真剣に向き合わないのだろうか。タイムマネジメントの企業研修をすると、いつも歯がゆく感じています。