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スケジュールというものは、どのように埋まっていくのでしょうか。私の場合、1年先の時刻まで確定している予定なんてごくわずかです。例えば、娘の書道教室の送り迎え。毎月最終水曜日の「4時から会」スケジュール管理の手帳には、月間、週間の最後のページまで予定を書いています。
先日登壇した講演会の終了後、ある受講者の方から声をかけられました。数年前に私のタイムマネジメント研修を受けていただいたそうで、そこからずっと続けていることがあるとのことでした。それは、「終わったタスクを赤鉛筆で消す」というテクニックの1つ。
タイムマネジメントの本質は、スキマ時間を見つけてギチギチに動くことではありません。「本当に大切なことのために、大切な自分の時間をなるべく多く使う」時間のやり繰りのことです。となると、本当に大切なことが明確でなければ何に使うのかわからず、その時の判断で片っ端から消化してしまいます。
2016年4月1日から日刊で配信を続けているこのメールマガジンは、スタートからまもなく丸6年になります。2,000号までは音声も入れていたので、さらに手間がかかりましたが、お蔭様でなんとか続いています。これからも、読んでいただいている皆様に少しでもお役に立てる情報をお届けしたいと考えています。
タスクの選択は、意外にパワーを使います。集中力が高い朝の貴重な時間を使うべきではないと考えているので、就寝前には確定しています。これで、起床後すぐに行動できるようになります。選択肢が多ければ多いほど、そこから決める(選択)には手間がかかります。
今週末から野球シーズンが本格的に動き出します。まずは、審判講習会から。基本的な動きや規則改正の確認をしていきます。野球の場合、正確な判定に向けての鉄則は「止まって判定する」そして、「少しでも良い位置を確保する」この位置はとても重要で、全体が見える位置ということです。
社会保険労務士法別表第一には、社会保険労務士が取り扱う法律が列挙されています。その数は30以上。これを前提として、得意な分野(専門分野)は分かれます。オールラウンドが悪いわけではありませんが、その他大勢に埋もれてしまい、印象には残りません。イザという時に思い出してくれないのです。
以前の私は、定期的に心身の調子が悪くなっていました。原因は1つではありませんが、仕事がキャパを超えて、整理ができていない状態が悪かったのだと考えました。特に春頃の花粉症と同時期は体を起こすのも苦痛でした。
以前は確定申告前にまとめてデータ入力をしていましたので、年明けから領収書との格闘が続いた記憶があります。毎年この時期(確定申告終了後)に「ちゃんとするぞ」と反省していました。「ちゃんと」って何だろう。そうか!頻繁に入力しておくことだ!そう思い立ち、事務所に着いてからの朝ルーティンの中に「領収書の整理」を入れました。
いわゆる働き方改革の影響で、労働時間が減少傾向にあるのは間違いありません。しかしながら、コロナ禍では例年と比較できませんし、仕事そのものが減っているのか、数字として見えない時間(持ち帰り仕事など)が増えていたりしないのか、ここを精査する必要はあります。
一般的な社会保険労務士にとって業務量のピークは、入退社の手続きが多い4月の年度初め、労働保険の年度更新や社会保険の算定基礎届がある6月から8月といったところです。手続き代行や顧問契約というスタイルを辞めた今の働き方では、夏から2月末が一番忙しい時期となります。
誤解を恐れずに言えば、採用は魚釣りに似ています。釣りたい魚(求める人物)を決め、その魚が泳いでいるだろう漁場(求人ツールなど)に、適切な餌(求める人物が反応する情報)を付け、釣り糸を垂らす(発信)。そして、釣り上げた魚を確認する(面接)。このように一貫性が求められますが、ズレているケースがほとんどなのです。
理想の未来と現在地の差が課題。課題解決のためには、「何のために」という目的をベースに目標を設定し、その目標を達成するために行動計画(アクションプラン、施策)を作ります。それ(行動計画)を確実に実行し、なるべく細かく振り返りと改善を行い、軌道修正をしていく。このようにPDCAを回していくことで、目的を実現していきます。
「2月は逃げる」とはよく言ったもので、あっという間に終わり。暦日が少なく、祝日は2日もあるので、本当にバタバタでした。ここで2月を振り返ってみたいと思います。数値的に追いかけているのは以下の6つ。
タスクの処理に要する時間を決めてからスタートする。効率良く仕事をするには絶対に必要なことです。なぜなら、終わり(期限)を決めると、その時間で終わらせるためには・・・と意識が変わるからです。「仕事の量は与えられた時間を全て満たすまで膨張する」というパーキンソンの法則から考えると、少し短めの設定がおススメ。
自分で決めたことの方が達成感が得られる。人間は、そういう生き物だと思います。本来は、ほとんど全てのことを自分で決めているはずですが、なぜか他人からコントロールされていると勘違いしています。確かに、やりたい事よりもやらなければならない事を優先した結果、理想の未来へはなかなかたどり着けません。
私の寿命は60歳まで。そう決めています。明日の命さえわからないという紛争地域の方々にとっては不謹慎かもしれません。しかしながら、無限に感じられる時間だからこそ、終わりを決めないと残された(使える)時間が把握できないのです。特に意識し始めたのは脳梗塞で入院した3年前から。
お金持ちか時間持ちか。確かにお金も必要ですが、そこそこあれば十分で、それよりも自由に使える時間を増やしたいと考えて、実行してきました。それは、ここ数年のことです。開業してからは、とにかく手帳を予定で埋め尽くすことが目標でした。
社会保険労務士の仕事は法律上で分けると以下の3つ。(1)申請手続き業務(2)法定帳簿書類の作成(3)労務管理への助言など、この中の(1)と(2)が社会保険労務士の独占業務です。原則として社会保険労務士以外はできません。
何かにつけて「意識改革」が重要だと言われます。確かにそうでしょうが、当たり前になっていることを変えるって案外難しいものです。無意識でやっていることなので思い込み(アンコンシャスバイアス)になっている場合がほとんどですし。私にもたくさんの思い込みがあります。