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昨日行われた検定試験は、100点満点で70点以上という合格基準が設けられています。例えば、2級は基礎問題が35問で計算問題が5問。もちろん、実務能力的には全問正解を目指すべきところですが、試験となると合格が優先します。となると、2時間という制限時間を使って合格ラインに達するにはどうすれば良いのかを考えてから試験に臨む必要があります。
会社員時代の私は、能力の不足分を根性でカバーしてきました。体力には自身があったので、他人より長く働くことで、なんとか成績を維持してきました。労働に投入する時間の長さは「価値」に変わります。しかし、それに「ボーっとする時間」は含まれません。集中力を保てる時間なんて、たかが知れているのです。
このところ、農業の労務管理を支援する機会が多くなってきました。実は特に詳しいわけではありません。むしろ、労働基準法の例外規定が多く、難しいので無意識に避けてきた業種でもあります。
タイムマネジメントを簡単に表現すると、時間の「やりくり」のこと。その時間に何をするのか。仮に無意識だったとしても、何らかの行動を選択しているわけです。これを主体的に選択し、実行していかなければ、大切な自分の時間を無駄に使ってしまいます。
人生の歩み方には大きく分けて3種類あると私は考えています。1つ目は、未来の理想像から逆算し、目標、行動計画を策定して、実行、振り返りと改善をしながら進んでいくタイプ私の周囲にはほとんどいません。ですが、確実に一定数います。高学歴の方や、スポーツや芸能の世界には多いのではないでしょうか。
支援をしている企業の社員にある宿題を出していました。それほど時間がかかるものではありませんが、1か月後の打ち合わせの際、何名かが忘れてきました。人間ですから忘れることはあります。問題なのは、できなかった原因を特定せずに流してしまうこと。
時間を自分の管理下に置く。これはタイムマネジメントの基本の1つです。具体的にはどういうことでしょうか。まずはコントロールの視点から予定を振り分けます。私の場合、コントロール(変更)できない予定として、自治体の委員会などがあります。
昨日は、国東市安岐町での農業の採用支援からスタートし、豊後高田に移動。企業の労務管理の支援を行った後、宇佐で研修の打ち合わせをしました。移動距離は約200km。福岡市まで楽に行ける距離です。日頃、長距離運転に慣れていない私には過酷な時間でした。
事業主側か労働者側か。大半の社会保険労務士は企業と顧問契約を結ぶので、前者(事業主)寄りの視点を持っているのではないかと思います。現に、労働者により良い施策の発言をすると「金(顧問料)を払っているのは俺だ!」と露骨に嫌な顔をする経営者は少なくありませんでした。
文部科学省の調査では、昨年自殺した子供は初めて400人を超え、小中学生の不登校は19万人以上と、いずれも過去最多だったようです。私が考えるまでもなく、未来を背負う子供達にとってあってはならない事態。いじめや進学の問題など様々な原因はありますが、実は半数以上は原因不明です。
プロフェッショナルとは「自分が輝ける場所で命を燃やせる人」私はこのように定義しています。「自分が輝ける場所」とは自分の得意分野。なるべくそこに時間やお金を投入したいものですが、定期的に手を止めて段取りをしないと流されてしまいます。
世の中には自分でコントロールできる事とできない事があります。これを理解していない方が案外多いのではないでしょうか。とまあ、エラそうに言いましたが、私自身もタイムマネジメントに出会うまで知りませんでした。知らないことはできません。学ぶ機会が無かったので仕方がありませんね。
片っ端からとにかく手をつけていき、終わった時が帰るとき。タイムマネジメントを知る前の私自身の働き方です。まあ、仕事に終わりなんてないので、その会社で多くの社員が帰る時刻に私も職場を出ていました。なので、21時前に自宅にいた記憶はありません。
「適当に振って打てたホームランより狙って打ったセンター前ヒットの方が価値がある」一言一句、正確ではありませんが、元メジャーリーガーのイチロー選手がこのような趣旨の発言をされていて、とても心に響いた記憶があります。この言葉を私は「考えて行動すると道が拓ける」と解釈しています。「狙う」とは「考える」ということ。
目標達成を構図で説明すると、未来の理想像と現在地の差が課題、課題には必ず原因があります。その原因を解消するために目標を、目標を達成するために行動計画を設定します。実はこの目標は2種類あります。それは結果目標と行動目標。結果目標が構図の中の目標ですが、行動計画の中にも数値的なゴールが必要。
これまで様々な経営者のご相談を受けてきました。就業規則、給与計算、採用、労使トラブル・・・と数えたら、キリが無いほど課題は実に多岐にわたります。このようないわゆる労務管理の他に、ある程度の規模になると社員の成長に悩む経営者は少なくありません
私の職業生活の大半は月曜日(休み明け)の朝の憂鬱と戦ってきた日々でした。なぜこうなるのだろうか。妻のように淡々としている人と何が違うのか。今週は、これまでやってきた様々な工夫をお伝えしています。最終回の今日のテーマは「それでも・・・やる気が出ない時の対処法」
私の職業生活の大半は月曜日(休み明け)の朝の憂鬱と戦ってきた日々でした。なぜこうなるのだろうか。妻のように淡々としている人と何が違うのか。今週は、これまでやってきた様々な工夫をお伝えしていきます。今日のテーマは「休日の過ごし方と月曜日の段取り」です。
私の職業生活の大半は月曜日(休み明け)の朝の憂鬱と戦ってきた日々でした。なぜこうなるのだろうか。妻のように淡々としている人と何が違うのか。今週は、これまでやってきた様々な工夫をお伝えしていきます。今日のテーマは「ワーク・ライフ・バランス」です。ワーク・ライフ・バランスは法律用語ではありませんので、様々な団体が独自の解釈をしています。
私の職業生活の大半は月曜日(休み明け)の朝の憂鬱と戦ってきた日々でした。なぜこうなるのだろうか。妻のように淡々としている人と何が違うのか。今週は、これまでやってきた様々な工夫をお伝えしていきます。その1は「タスクの整理整頓」その2は「決定と承認」今日のテーマは「ルーティン」です。