時間は減った。仕事は減らない。さて、どうする?

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■ メールマガジン【優先順位のツボ】■

2023.4.21 Vol. 2,577
本日のテーマ:

時間は減った。仕事は減らない。さて、どうする?

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note
「机の上と生産性の関係」
https://note.com/happyspiral86400/n/n471038a8143a

note音声ブログ
「締め切りに追われているあなたへ」
https://note.com/happyspiral86400/n/na3347ecc2e6b

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◆1・ 昨日のこと
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可処分時間の多い一日。

自宅で仕事をスタートしました。

ケーブルテレビの契約変更の手続きで
来客対応した後は事務所へ移動。

先日の研修に伴う後処理タスクとして
請求書の発行を行い、

締め切りがかなり先の
セミナー資料に手をつけ始めました。

仕事に追われない状態は、
心身共に余裕があります。

夕方には娘を書道教室に送迎して
一日が終了。

【2023年 記録集計中】

<登壇> 目標100回
20回(全累計935回)受講者数年累計605名

<読書> 目標100冊
4月20日0冊読了・4月合計7冊(年累計29冊)

<素振り> 目標100回
4月20日未実施・4月合計0回(年累計9回)

<2重飛び> 目標100回
4月20日未実施・4月合計0回(年累計9回)
連続最高41回

<初めてのこと> 目標100個
4月20日0個・4月合計1個(年累計17個)

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◆2・ 本日のテーマ

時間は減った。仕事は減らない。さて、どうする?

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この数年間のコロナ禍の中でも
着実に進んでいるのが「働き方改革」

いわゆる働き方改革関連法は
計画どおりに改正されています。

昨年度の育児介護休業法ほどの
インパクトはありませんが、

今年度も経営に大きな影響を与える
法改正がありました。

そのうちの1つが、

月60時間を超える時間外労働に対する
割増賃金率の引き上げです。

すでに大企業では始まっていましたが、
中小企業でもこの4月から適用となります。

来年度はこれまで猶予されていた
建設業や勤務医にも時間外労働の上限規制が
入ります。

いよいよ待ったなしという状況ですが、
皆さんの会社でも改革は進んでいます
でしょうか。

確かに社会全体では
総労働時間は減っているかもしれません。

コロナ禍での在宅勤務などもあり、

あまり参考にならないとは思いますが、
国の毎月勤労統計からもそれがわかります。

一方で、仕事は減っていないのでは
ないでしょうか。

むしろ、

人手不足の影響で
1人当たりの負担は増すばかり。

これまでは残業で
なんとか片付けていたところ、

それもできなくなり、

結局は、持ち帰って自宅で仕事をしたり、
上司に隠れてこそっと処理していたり・・・。

時間の長さだけで
課題を解決してきた世代にとっては、

労働生産性を上げろと急に言われても、
ほとんどの産業ではピンと来ていないのが
現状でしょう。

ここは思い切って働き方を
変えるしかありませんが、

私も含めて習って(学んで)
こなかった分野です。

だって、終業時刻なんて関係無し。

残業前提で働いてきたので
時間で解決できたから、

生産性とか、効率とか学ぶ必要が
なかったのも事実です。

そこを「時代が変わったから」という
理由だけで急にできるものではないはず。

報連相(報告・連絡・相談)だってそうです。

「報連相ができているか」
という評価項目を作っている会社も
ありますが、

そもそも学んでいないので
できるはずもなく、

また、定義も曖昧なので
評価のしようがないという

残念な状態が見受けられます。

やはり、知らないことは
できないということですね。

法令の理解は当然として、
全社で働き方そのものを見直す時期だ
というわけです。

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◆3・ 編集後記
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いわゆる仕事術というと
嫌悪感のある方が一定数いるようですが、

自分で考えられるレベルのことなんて
いくらでも書店に並んでいます。

そこをベースにして
自分なりの働き方を確立していく方が
圧倒的に効率が良くなるはずです。