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今日は社会保険労務士らしい(?)給与計算の話です。勤怠(労働時間の集計)・支給・控除という3つのブロックから成り立っています。それぞれのブロックで間違えやすいポイントはありますが、健康保険や厚生年金といった社会保険料控除のミスは、保険料の追加控除などが発生するのでしっかりと理解する必要があります。
昨日の配信では、勉強する理由は、現時点(現在地)を確認するためだ。そうお伝えしました。習わないことは存在そのものもわからないからです。社会保険労務士の仕事を始めて14年目になります。経験上ですが、習っていないことが原因で大変な状況になっている会社が多いということを痛感してきました。
小学4年生になった娘に「なぜ勉強するのか」と聞かれました。ついにきたか(笑)実は、いずれそんな時が来るだろうと私なりの回答を準備していました。みなさんだったら何と答えるでしょうか。
今日のテーマは「仕事には必ずゴールを決めておく」です。人間は、自分で決めたことじゃないと「やった感がない」生き物なのです。なので、上司から言われたことより、自分でやろうと決めて実際に実行した方が、自己肯定感ははるかに上がるわけです。
働き方改革や業務改善ではまず「捨てる」ことが重要だと、ここ数日お伝えしてきました。次から次へと新しい業務が生まれるわけで、棚卸をしないまま頑張ってもツブレるだけです。そして、「捨てる」ということは「絞る」ということであって、実は、とっても怖いことなのです。
働き方改革と生産性の向上はセットです。国はそう言います。そりゃそうでしょう。時間外労働の上限規制に年次有給休暇の強制付与。労働時間が減って業績も減って・・・、では本末転倒だから。しかしながら、「生産性」という言葉の定義は全員が同じなのでしょうか。
働き方改革で重要なのは、「辞める」業務を決めることだ。昨日は、そうお伝えしました。手っ取り早いですからね。でも、業務の棚卸をした結果、整理していく枠組としては辞める業務だけではありません。
「24時間戦えますか」時間の長さだけで課題を解決してきた方でもこれからは効率や生産性を上げるという視点が必要な時代になりました。いずれにしても、1時間のアウトプットを最大化するには、これまでと同じことをやっていてはダメ。
今よりも良くなりたい。健康になりたい。収入を増やしたい。人間関係を良くしたい。誰しも考えることでしょう。表向きには「今のままでいたい」「変わらなくてもいい」と取り繕っても、本心は違うはずです。現状維持は衰退しかありません。
50代の今だからというわけでありませんが、なるべく「頑張らない」ように生きています。とはいえ、流されるままに生きることを目指しているわけではありません。ずっと体育会系だった私は「頑張ります」が口グセでした。それだけ言っておけば先輩から叱られないで済んだからです。
働き方改革と「生産性の向上」はセットだと国は言います。でも、実はそんなに簡単なことではありません。これまで、時間の長さだけで成果を上げてきたのに、時間単位のアウトプットを最大化しようと言われても。。。
皆さんも忙しい日々を送っていると思いますが、そういう時ほど、しっかりと事前に段取りをする必要があります。可能な限り、その日の最適なスケジューリングをしてからスタートするしかないのです。私も昨日は朝から予定ビッチリの1日でした。
私の業務内容は、一般的な社会保険労務士とは異なります。なので、仕事のピークも違います。これまでは(一般的には)、労働保険の年度更新と社会保険の算定基礎届の業務が集中する6月から8月がピークでした。他にも、入退社の多い3~4月、年末年始など、どちらかというと一年を通して忙しいので、休まる暇がありません。
時間をデザインしましょう。主体的に使いましょう。そんな話をしていると、会社員は、自宅と職場の往復だけで一日が終わってしまうので、自由な時間がほとんど無いんです。そのように言われます。確かに、私は自営業なので自由な部分も多いかもしれません。ですが、会社員だからとそこで思考停止してしまったら、何も変わりません。
フィンランドでは週休3日制の導入を検討しているそうです。いいなあ。私も今年はそうする予定です。このフィンランドの首相が「人々はもっと家族や愛する人、趣味などに時間を費やすべきだ」と発言していましたが、そのとおり!「人生の大半(の時間)は仕事で占められるべき」というのは、思い込みでしかありません。
先日、新垣 隆(にいがき たかし)さんのピアノコンサートに行きました。ご存知の方は多いでしょう。18年もの間、とある作曲家のゴーストライターを務めていて、問題が発覚したことで皮肉にも有名になってしまいましたが、正直、それまで全く知らない方でした。
努力は報われるそう思って生きてきました。成果が出ないのは努力が足りないからだと信じて。だからこそ、野球でヒットを打てなかったのは練習時間が足りなかったから。営業で成績が出なかったのは訪問件数が足りなかったから。毎晩23時まで帰れない職場や、毎日終電で帰るという残業前提の職場も多く経験しました。全てとは言いませんが、それらは無駄な努力でした。
私は、全く興味の無い分野に対して、とても腰が重いという傾向があります。一方で、好きなことにはかなりハマるので、「熱しにくく冷めにくい」性格だと自己認識しています。なので、興味を持ったことを簡単に始められないのです。
優先順位が変わると人生が変わる。このメールマガジンのテーマでもあります。私も含めて多くの方は学校で習ってこなかった分野でしょう。そのまま何も考えなくても幸せに生きられる人もいるはずですが、私なりに人生のどん底を味わってから、何が大切なのかを真剣に考えるようになりました。
新年になって、新しいコトを始める方も多いのではないでしょうか。私も、以前から一度やってみたいと思っていた剣道を始めてみようと思っています。