大きな土地で抽象的な旗を振っても・・・。

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2018.8.12 Vol.864
本日のテーマ:

大きな土地で抽象的な旗を振っても・・・。

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◆1・ 昨日のこと
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保育園時代から
仲の良かった家族と

毎年恒例のプールへ。

数年前はプールの底に足が届かず、
私にベッタリで離れませんでしたが、

今年は自分でスイスイ・・・。

この数日間は

家族で赤ちゃんの頃の映像を
観ていただけに、

成長が嬉しくもあり
寂しくもあり。

この恒例行事は来年以降も
続けたいところです。

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◆2・ 本日のテーマ

大きな土地で抽象的な旗を振っても・・・。

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皆さんが重度の花粉症だったら

「総合病院の耳鼻科」

「花粉症専門の耳鼻科医院」

どちらを受診しますか?

私だったら後者(専門の方)に
行きます。

それ(花粉症)以外の患者を
切り捨てるのはモッタイナイ

という気持ちもわかりますが、

相手に伝えるメッセージは
尖れば尖るほど、

ピンポイントで相手に届くのです。

採用戦略において

採用したい人物像を明確にする
ということは、

これと同じです。

大きな土地で抽象的な旗を
振ったところで、

誰にも気づかれません。

採用戦略で例えると、

大きな土地とは
「求職者全体」

抽象的な旗とは
「他社と変わらない労働条件」

大きな土地で戦えるのは、
多額の採用費用をかけられ、

他社よりも有利な労働条件を
提示できる大手企業だからです。

だからこそ、

中小零細企業は、

土地を切り取る工夫が
必要なのです。

どの土地で戦うのかが
決まれば、

自ずと発信するメッセージも
決まってきます。

私が行う採用のセミナーは、

以前と比較すると好評を
いただくことが多くなりました。

それは、現在の求人倍率の
高騰からくるものです。

感想でよく言われることが、
もっと多くの「職種別の事例」を
聞きたかったというもの。

気持ちはわかりますが、
自分で考えるクセをつけなければ、

上手くいきません。

採用戦略は、

いかに目立だせるか。そこが勝負です。

ある意味で、

業界の「当たり前」から
外れた方が目立つのです。

他業種や職種の成功事例を
自社に置きかえて考えてみる。

そこからヒントが見つかるはず。

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◆3・ 編集後記
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採用戦略セミナーは、

この後、多数のご依頼を
いただいています。

早速、21日(火)には
大分県中小企業団体中央会さん
主催のセミナーに登壇します。