社内の仲間を増やすことが成功のポイント

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2018.9.22 Vol.905
本日のテーマ:

社内の仲間を増やすことが成功のポイント

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◆1・ 昨日のこと
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とある表彰の審査委員会に出席。

このようなご依頼は初めてでは
ありませんが、

委員独自の指標で判断する
点数以外に、

定量的な指標も明確で、

いつも以上にやりやすかった
ように思います。

ちなみに私独自の指標は、

「再現性があるか」

「会社(経営者)からの
押し付けではないか」

この2点で判断しました。

なぜなら、

どんなに素晴らしい取組も
続かなければ意味は無く、

この2つが継続するポイント
だからなのです。

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◆2・ 本日のテーマ

社内の仲間を増やすことが成功のポイント

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企業の支援機関を通じて
研修のご依頼をいただいた
会社の経営者と

打ち合わせをしてきました。

なんでも

社内のコミュニケーションに
悩んでいるということ。

経験上、問題の本質は
別のところにある場合が多いので、

このような時は特にじっくりと
話を聞いていきます。

そもそも

コミュニケーションという
言葉自体が広義であいまいですよね。

コミュニケーション不全で、

ハラスメントが発生しているのか

仕事上の連携が悪くてミスが出るのか

あいまいな指示で無駄な残業が多いのか

などなど・・・。

一気に解決できる特効薬などは
ありませんが、

いつのまにかスムーズになっていた
という類のものなので、

成果が出るには時間がかかります。

ちなみに昨日の会社は、

仕事上は良いが、それ以外は
社員同士のつながりが薄く、

連帯感に乏しいのが気になる
ということでした。

伺ってみると若い社員が多い反面、
確かにもっと活気があっても
良さそうです。

で、こういう時にやっては
いけないのが

「経営者が一方的に仕掛けること」

いいだろ~

飲み会をするぞ
ボーリング大会だ
社員旅行だ

なんなら
こんな手当もつけて
こんな休暇を増やして

いいだろ~と(笑)

クリスマスのプレゼントを
子どもに聞かず

親の勝手な思い込みのモノを
渡しても

子どもが喜ぶ可能性は低いのと
同じです。

働きやすい職場環境を作る施策
というのは

まさに経営者からのギフト。

当然ながら、

対象者である社員に聞いて
みなければ

効果的な取組はわかりません。

ただ、

アンケートやヒアリングは
大切ですが、

それを経営者だけで行うよりも

一緒に考えてくれる(社内の)
仲間を増やすことの方が

優先順位は高いのです。

会社をよくしていきたいので
力を貸して欲しい。

これに嫌です、という人は
そうそういないでしょう。

経営者と社員の間に入り
ボトムアップで要望を施策に
つなげていく存在が

働き方改革には必要だ
というわけです。

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◆3・ 編集後記
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この会社にとって、
外部講師の研修は初めてで、

社長としても、

社員がどういう反応をするのか
心配でもあり、楽しみでもあり

だそうです。

がぜん、やる気になりますね。